宣言>『純と愛』第151話 - 2013.03.30 Sat
お、そう来たかい!?
…という最後だったな
今迄ずっと、ある意味で
お、そう来たかい!?
…というドラマだった気がする
賛否両論(いや寧ろ拒否感?)あるのも当然
でも、私は好きだったよ
正直なところ、ごく最近までは
嫌いになれないというだけで
好きとまでは行かなかったんだけど
今は好きと言えるな
…ひじゅにですが何か?
「私は本当に幸せ者ね」by純
「おじい」
↓
「お父ちゃん」
↓
「おじい、お父ちゃん」
↓
「愛君」
シツコイとかウンザリとか言う人もいた純のモノローグ
でも、こうして変化していくところに遊川の意図はあったんだろう。
「おじい」だけの時は、全く神格化してしまってる感があって
本当の「おじい」はどんな人だったんだろう?
もしかしたら純以外の人の目には腹黒じーさんだった可能性も?
なんて余分な疑問が湧いてきたりもした(笑)
余命幾ばくもない「おばあ」のためにホテルを作ったこと―
毒家族の中で不安定だった純に
「お前はそのままでいい」=「生きていて良いんだよ」
と自信を持たせてくれたこと―
純母と鉄矢の結婚には反対し
鉄矢にとっては死後も尚煙たい存在だったらしいこと―
…という、
非常に良いところがあったのは事実だけど
腹黒かどうかは分からないものの神様とまでは行かなかったみたいな
要は基本的に普通の“人間”だったんだろう。
「お父ちゃん」になると、鉄矢がどんな人かは既に描かれてきた後なので
それが問題ではないんだと分かってきた。
亡くなってしまった人に対する純の執着…と言ってしまうと酷だけど(笑)
生前に、自分の方から何もしてあげられなかった…という悔いや
生前以上に、純にとっては身近な存在になった…という感覚もあるかも?
「おじい、お父ちゃん」とミックスされると、何ちゅーか
慣れたせいか以前よりは軽く聞き流せちゃったりするんだけど>ぉ
純の心情を考えると彼女の孤独感が迫って来た。
他の家族ともなかなか相容れなかったし友達もいなかった純だから。
自分を受け入れ肯定してくれた唯一の存在だった「おじい」と
愛してほしいと願いながら完全には叶わなかった「お父ちゃん」に
心の中で話しかける純。
これって、現実逃避のためのイマジナリーフレンドみたいなものかも?
『つばさ』にもラジオ天使が出て来たっけな。
「愛君」は、これはもう何と言うか…
消極的見方をするなら、前の2人に取って代わっただけのこと。
悪くすれば3人の名前が並ぶ日が来るかもしれない…と思わせるし(^^;)
積極的見方をするなら、これもまた純の“成長”だと思う。
親(「おじい」も機能不全家族の中にいた純にとって「親」に代わるもの)
からの卒業と言えるし。
でもって、その「愛君」という呼びかけから始まる長い長いモノローグ。
まあ、斜めな(意地悪な)見方をするなら
台詞で全部語るなよ!
ってことになるけど
でも、今迄何だかんだと心の中で言い続けてきた純だから
それほど違和感あるシーンではなかった。
それに、今迄のは泣き言だったりツッコミだったり弱みがあったけど
今日のは力強い宣言だからな。
なあなあで「良さげ」に終わっちゃう朝ドラが多い中
他人に攻撃的なところのあったヒロインが
「人間」への信頼感を宣言する
…というのは悪くないかも?
「神様」を切り捨てちゃうところは信仰に悩む私にはイマイチだけど(笑)
まあ、ここは個人的好みの問題。
ちゅーことで、覚醒した純は再び「まほうのくに」に取り掛かる。
友達がいなかった純に今は仲間がいる…というのは重要。
娘の顔も忘れてしまった母だけど優しく顔を拭いてくれる…というのも重要。
そして上記した様な感想が出てくるのもまた純の“成長”。
「まほうのくに」実現前にドラマは終わってしまったけど
オオサキでのロビー・ウェディングの成功とか
サザンアイランドでの一時だけの繁盛とか
里やでの「五感」プロジェクトとか
そして今の新しいサザンアイランドでの
プレオープンや「研修」や舘元社長達へのもてなしが
「まほうのくに」がどんなものかを指し示しているので問題ない。
そして、遂に愛にキス>引っ張ったな~(笑)
愛の手がピクッと動くのは何度もあって
何度も失望をもたらしてきたけれど
あれは前振りでもあったのだろうね。
今日は今迄以上に大きく長く動いたし>両手だし
ラストになって流れたお馴染みの『ねむりひめ』映像といい
ひじゅに的には、あれは覚醒だと信じるけど
反対の解釈をした人もいるかもしれない。
暗転が不吉だったからな。
簡単に目を開いてメデタシメデタシだったらアザトイし
希望の余地もないままじゃアンマリだし
この、ちょっと曖昧な終わり方が遊川流かも?
涙を流しながら愛を見つめる純のアップで終わった
というのは
先の長いモノローグと共に遊川からの夏菜さんへの
エールというか感謝というか激励であったかも?
皆さん、ご苦労様でした。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
雨ニモ負ケズ>ペンダント

雨漏り補修キット

ねむりひめ

…という最後だったな
今迄ずっと、ある意味で
お、そう来たかい!?
…というドラマだった気がする
賛否両論(いや寧ろ拒否感?)あるのも当然
でも、私は好きだったよ
正直なところ、ごく最近までは
嫌いになれないというだけで
好きとまでは行かなかったんだけど
今は好きと言えるな
…ひじゅにですが何か?
「私は本当に幸せ者ね」by純
「おじい」
↓
「お父ちゃん」
↓
「おじい、お父ちゃん」
↓
「愛君」
シツコイとかウンザリとか言う人もいた純のモノローグ
でも、こうして変化していくところに遊川の意図はあったんだろう。
「おじい」だけの時は、全く神格化してしまってる感があって
本当の「おじい」はどんな人だったんだろう?
もしかしたら純以外の人の目には腹黒じーさんだった可能性も?
なんて余分な疑問が湧いてきたりもした(笑)
余命幾ばくもない「おばあ」のためにホテルを作ったこと―
毒家族の中で不安定だった純に
「お前はそのままでいい」=「生きていて良いんだよ」
と自信を持たせてくれたこと―
純母と鉄矢の結婚には反対し
鉄矢にとっては死後も尚煙たい存在だったらしいこと―
…という、
非常に良いところがあったのは事実だけど
腹黒かどうかは分からないものの神様とまでは行かなかったみたいな
要は基本的に普通の“人間”だったんだろう。
「お父ちゃん」になると、鉄矢がどんな人かは既に描かれてきた後なので
それが問題ではないんだと分かってきた。
亡くなってしまった人に対する純の執着…と言ってしまうと酷だけど(笑)
生前に、自分の方から何もしてあげられなかった…という悔いや
生前以上に、純にとっては身近な存在になった…という感覚もあるかも?
「おじい、お父ちゃん」とミックスされると、何ちゅーか
慣れたせいか以前よりは軽く聞き流せちゃったりするんだけど>ぉ
純の心情を考えると彼女の孤独感が迫って来た。
他の家族ともなかなか相容れなかったし友達もいなかった純だから。
自分を受け入れ肯定してくれた唯一の存在だった「おじい」と
愛してほしいと願いながら完全には叶わなかった「お父ちゃん」に
心の中で話しかける純。
これって、現実逃避のためのイマジナリーフレンドみたいなものかも?
『つばさ』にもラジオ天使が出て来たっけな。
「愛君」は、これはもう何と言うか…
消極的見方をするなら、前の2人に取って代わっただけのこと。
悪くすれば3人の名前が並ぶ日が来るかもしれない…と思わせるし(^^;)
積極的見方をするなら、これもまた純の“成長”だと思う。
親(「おじい」も機能不全家族の中にいた純にとって「親」に代わるもの)
からの卒業と言えるし。
でもって、その「愛君」という呼びかけから始まる長い長いモノローグ。
まあ、斜めな(意地悪な)見方をするなら
台詞で全部語るなよ!
ってことになるけど
でも、今迄何だかんだと心の中で言い続けてきた純だから
それほど違和感あるシーンではなかった。
それに、今迄のは泣き言だったりツッコミだったり弱みがあったけど
今日のは力強い宣言だからな。
なあなあで「良さげ」に終わっちゃう朝ドラが多い中
他人に攻撃的なところのあったヒロインが
「人間」への信頼感を宣言する
…というのは悪くないかも?
「神様」を切り捨てちゃうところは信仰に悩む私にはイマイチだけど(笑)
まあ、ここは個人的好みの問題。
ちゅーことで、覚醒した純は再び「まほうのくに」に取り掛かる。
友達がいなかった純に今は仲間がいる…というのは重要。
娘の顔も忘れてしまった母だけど優しく顔を拭いてくれる…というのも重要。
そして上記した様な感想が出てくるのもまた純の“成長”。
「まほうのくに」実現前にドラマは終わってしまったけど
オオサキでのロビー・ウェディングの成功とか
サザンアイランドでの一時だけの繁盛とか
里やでの「五感」プロジェクトとか
そして今の新しいサザンアイランドでの
プレオープンや「研修」や舘元社長達へのもてなしが
「まほうのくに」がどんなものかを指し示しているので問題ない。
そして、遂に愛にキス>引っ張ったな~(笑)
愛の手がピクッと動くのは何度もあって
何度も失望をもたらしてきたけれど
あれは前振りでもあったのだろうね。
今日は今迄以上に大きく長く動いたし>両手だし
ラストになって流れたお馴染みの『ねむりひめ』映像といい
ひじゅに的には、あれは覚醒だと信じるけど
反対の解釈をした人もいるかもしれない。
暗転が不吉だったからな。
簡単に目を開いてメデタシメデタシだったらアザトイし
希望の余地もないままじゃアンマリだし
この、ちょっと曖昧な終わり方が遊川流かも?
涙を流しながら愛を見つめる純のアップで終わった
というのは
先の長いモノローグと共に遊川からの夏菜さんへの
エールというか感謝というか激励であったかも?
皆さん、ご苦労様でした。
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ホテルをオープンしようと決めた純のところに、正とマリア、蘭そして羽純が
帰ってきた。皆この時を待っていてくれた。