『平清盛』第47話>水鳥 - 2012.12.07 Fri
第47話『宿命の敗北』
「殿が目指した武士の世は武士のままでは作れぬ世でござります」
by忠清
ようやく暗闇の中から抜け出せたのに散々な清盛の図ぅ―
水鳥の羽音を敵襲と勘違いして逃げ出す平家軍。
ナサケナイにも程がある…と
戦争を経験したことのない私だから勝手に思ってしまうけど
つまりは彼らも平和に慣れ過ぎてしまっていたのだろうね。
維盛の絵に描いた様なダメダメぶりが、それに拍車をかけてしまった。
頼朝との強烈な対比。
特に、遊女を呼ぶって何?
つまりは自分自身が元気を得る=宴会という生活を送って来たことの表れだよね。
贅沢で軟弱な生き方。
今迄、傲慢さ等を示すのに何かというと宴会のシーンを出してきたのは
この日のためだったりして?
でもって
そんな維盛を総大将に選んでしまった清盛に敗北の根源がある。
宗盛じゃあ無理だと判断したから?
頼政の件に宗盛が絡んでいた(つーか引き金になった)から?
父@重盛を失って立場の弱い維盛を思いやってのこと?
自分の血を引いているからOKという盲信から?
まあ、何よりも
清盛自身がもはや戦いに関する判断力を鈍らせてしまった
ってことなんだろうなあ…
獣の目を失ってしまったってヤツ。
つまりは清盛の中の「武士」がもはや変質してしまったってことなのだろう。
まあ、敗北を知って激怒するところまでは良いけど
忠清を処刑しようとしちゃうなんてなあ…
暗闇から生還したはずなのに、あまり変わってないじゃん。
剣を振り上げた時、頼朝や義朝の時みたいに
地面に突き刺してみせるのかと思ったのに
自分が倒れてしまうとは…
まだ病に倒れる時期には早いよね?
心の軸が折れてしまったということ?
それ程に弱り切って(あるいは腐敗して)しまっていたということ?
上記の忠清の台詞がヒビを生じさせたってこと?
源平の明暗はますます際立ってきたな。
頼朝は見逃してもらえるし。
実話か否かは分からないものの有名な話らしいし
実際、梶原景時は後に源氏に仕える様になったそうだ。
まあ、上昇気流に乗っている時は思いもかけない助けがあったりする。
義経は遂に兄の元へ。
弁慶によるコントっぽいエピは微妙だけど>こらこら
神木君の義経は清く正しく美しくって感じで文句を付け難い>ぉ
「武士とは勝つことじゃ」
と豪語していたのにアッサリ(それもナサケナイ形で)負けてしまった清盛。
「我が友の子に見せてやる」と言っていた「武士の世」が
「どの様な20年を過ごしたのであろうか」と言われてしまう結果に。
初回の様子から、頼朝は清盛の“夢”を引き継ぐ…という形で終わりそうな気が。
清盛だって義朝や信西の“夢”をも背負ってきたってわけだけど
そのどちらも清盛の方から成敗したわけじゃないよね?
頼朝が立ち上がったのが
源氏の復讐&再興のため…という理由は納得できるけど
ある程度のところまで“夢”を築き上げながらも人間的弱さに陥って緩くなってしまった…
いう理由で平家を滅ぼし、自分が取って代わるという気持ちだとしたら傲慢だよね。
その傲慢さを描くのなら良いのだけど
それを美しく描いて終わりだったら、ちょっと微妙。
…って考え過ぎ?(^^;)
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やっくんち
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↓平維盛の真実

↓義経・頼朝伝説を訪ねて

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by忠清
ようやく暗闇の中から抜け出せたのに散々な清盛の図ぅ―
水鳥の羽音を敵襲と勘違いして逃げ出す平家軍。
ナサケナイにも程がある…と
戦争を経験したことのない私だから勝手に思ってしまうけど
つまりは彼らも平和に慣れ過ぎてしまっていたのだろうね。
維盛の絵に描いた様なダメダメぶりが、それに拍車をかけてしまった。
頼朝との強烈な対比。
特に、遊女を呼ぶって何?
つまりは自分自身が元気を得る=宴会という生活を送って来たことの表れだよね。
贅沢で軟弱な生き方。
今迄、傲慢さ等を示すのに何かというと宴会のシーンを出してきたのは
この日のためだったりして?
でもって
そんな維盛を総大将に選んでしまった清盛に敗北の根源がある。
宗盛じゃあ無理だと判断したから?
頼政の件に宗盛が絡んでいた(つーか引き金になった)から?
父@重盛を失って立場の弱い維盛を思いやってのこと?
自分の血を引いているからOKという盲信から?
まあ、何よりも
清盛自身がもはや戦いに関する判断力を鈍らせてしまった
ってことなんだろうなあ…
獣の目を失ってしまったってヤツ。
つまりは清盛の中の「武士」がもはや変質してしまったってことなのだろう。
まあ、敗北を知って激怒するところまでは良いけど
忠清を処刑しようとしちゃうなんてなあ…
暗闇から生還したはずなのに、あまり変わってないじゃん。
剣を振り上げた時、頼朝や義朝の時みたいに
地面に突き刺してみせるのかと思ったのに
自分が倒れてしまうとは…
まだ病に倒れる時期には早いよね?
心の軸が折れてしまったということ?
それ程に弱り切って(あるいは腐敗して)しまっていたということ?
上記の忠清の台詞がヒビを生じさせたってこと?
源平の明暗はますます際立ってきたな。
頼朝は見逃してもらえるし。
実話か否かは分からないものの有名な話らしいし
実際、梶原景時は後に源氏に仕える様になったそうだ。
まあ、上昇気流に乗っている時は思いもかけない助けがあったりする。
義経は遂に兄の元へ。
弁慶によるコントっぽいエピは微妙だけど>こらこら
神木君の義経は清く正しく美しくって感じで文句を付け難い>ぉ
「武士とは勝つことじゃ」
と豪語していたのにアッサリ(それもナサケナイ形で)負けてしまった清盛。
「我が友の子に見せてやる」と言っていた「武士の世」が
「どの様な20年を過ごしたのであろうか」と言われてしまう結果に。
初回の様子から、頼朝は清盛の“夢”を引き継ぐ…という形で終わりそうな気が。
清盛だって義朝や信西の“夢”をも背負ってきたってわけだけど
そのどちらも清盛の方から成敗したわけじゃないよね?
頼朝が立ち上がったのが
源氏の復讐&再興のため…という理由は納得できるけど
ある程度のところまで“夢”を築き上げながらも人間的弱さに陥って緩くなってしまった…
いう理由で平家を滅ぼし、自分が取って代わるという気持ちだとしたら傲慢だよね。
その傲慢さを描くのなら良いのだけど
それを美しく描いて終わりだったら、ちょっと微妙。
…って考え過ぎ?(^^;)
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