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2017-08

『平清盛』第42話>明日 - 2012.11.04 Sun

第42話『鹿ヶ谷の陰謀』


「見とうござりまする、鮮やかに明日が変わるその刹那というのを」
                                  
by藤九郎


さらば西光!

え、成親も?
そんなのはどーでもい…こらこらっ!

最後なので見せ場だらけで嬉しい虎様


まずは後白河中心に平家打倒を協議。
つーか、オヤジ達が酒を酌み交わしながら愚痴を垂れている様にも見えなくもな…

だって、どう見ても武士に武力では太刀打ちできないに決まってるし
瓶子が倒れて「平氏が倒れた!」と喜ぶなんて、まさにオヤジギャグの世界。

それでも瓶子の首を落とし、さらに粉々に叩きまくる姿は
狂気じみていて、とても良かったぞ虎様。

たださ、その後に西光自身がボコボコに蹴られた上に斬首されるって…
まるで予知していたかの様。
つーか、自分で自分の運命を引き寄せてしまったかの様。



成親とのシーンでも
「野良犬の声なんぞに耳傾けていた」
と吐き捨てる様に言い

清盛の前に連れて行かれた時は
「無頼の高平太」と呼び
清盛の行動の根底には復讐心があると言い放つ。


後者のところで、清盛が西光に走り寄る際
風邪を切る音が大袈裟に響いて、まさに少年マンガチックで
何かちょっと笑ってしまったよ。

西光をけり続ける清盛にも狂気が漂っていて良い演技だった。
今回は清盛と西光の対比。

ちょっとバランスは違うけど(^^;)


ここで清盛が感情的になるということは
「復讐心」が根っこにあるという西光の言葉は核心を突いていたってこと?

そりゃあ確かに「犬」呼ばわりされていた武士の立場を
何とか押し上げようとしてしてきたわけだし
悔しい気持ちや怒りが原動力になってもいただろうけど
「新しい国を作る」
という“夢”に全ては昇華されているのかと思っていたよ。

まあ、その肝心の「国」が今だによく分からないのも事実だけど(^^;)

兎丸が亡くなって、より具体性がなくなってきちゃったし
重盛が愕然とした様に、それまで口にしてきたことと変容してきている感じだし。


このところ私なりに懸念していたこと…

悪役扱いされることの多い平家を主役にすることにより
少なくとも清盛は主人公らしく清廉潔白に描くんじゃないかなと思ってたのに
最近いきなりのブラック化。

ダースベイダーみたいに
元々は清らかな若者であったのがダークサイドへ堕ちていく…
そんな様を当初から描く予定だったのか?

それにしてはイマイチ鮮やかさに欠けるきがしないでもない>エラソウ

それとも低視聴率のためのテコ入れで
従来のイメージへと戻そうとしているのか?

どっちにしても、よくある姿に成り下がっちゃった気がしなくもない>またまたエラソウ

まあ、松ケンはどっちにも良い味を出していると思うけどね。
ブラックなのもまた良し!と彼の演技に関しては好意的になれる。

まあ、今回の西光にしてもそうな様に
この脚本家さんはダークサイドの描写の方が生き生きしている感じがするしな。



そして、それとの対照を鮮やかにするためか、源氏側はどうも何だか青臭い(笑)

お嫁入りの途中で引き返し雨の中で頼朝を説得する政子の図ぅは
王道的ラブストーリー。

清盛の言葉の意味を正しく解釈してみせ、頼朝の心の呪縛を解く様は
王道的スポ根モノ。

「連れて行ってくれ、昨日とも違う今日とも違う私の明日へ」
という頼朝も気恥ずかしいし

それを政子が「女々しい」と言うところは一瞬、溜飲が下がったけど>ぉ

「共に参ろうぞ、まだ見ぬ明日へ!」
と酔いまくる政子にはこちらが赤面。

え、それは私が穢れきっているからで
ここは普通に感動するシーンだって?
ススススミマセンスミマセン!


本来ならば、この「明日」を多用する
ある意味“言葉遊び”みたいな頼朝&政子の会話は好みの範疇なんだけどね(^^;)

呆けていた頼朝が覚醒する
しかも、気付かせたのは政子だけど元々は清盛の思いが立ち上がるきっかけになる
というのも好みの展開。

でも何故か、お花畑っぽく感じられてしまったんだよなあ…
清盛の方に肩入れしているせいかしら?


これらの中間にあるのが重盛かな…

歴史に疎い私だから考え方や捉え方がそもそも違うのかもしれないけど(笑)
重盛は清盛とはタイプが違うし、まあ清盛よりは小者なのも確かなんだろうけど
でも多分、もっと優秀な人だったんじゃないのかなと思う。

それがドラマ上は、ことごとく清盛のために面子を潰されてるって感じ。

清盛の指示を仰がなければ動けないし
たまに自分で何かしてみれば失敗するか先回の様に駒として動かされただけ…

これじゃあ、病むよなあ(^^;)

予告では次回、倒れてしまうみたいだけど
そこに、これまでの彼の忸怩たる思いが重ねられるのかな?
それとも意外に清々しい去り方にしてたりして?


それにしても
藤原摂関家が解説者になっているのが面白い(笑)
出来事の説明だけでなく、その背後や意味をも教えてくれてるし。




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