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2017-08

『平清盛』第31話>赤子 - 2012.08.10 Fri

第31話『伊豆の流人』


「はい、ひとしきり」by藤九郎


成長した源頼朝登場。

状況を説明する頼朝自身のナレーションを補足して
まるで舞台劇の様に一人語りする藤九郎。

その芝居がかった様子が面白いなと思ったら
上記の台詞で締めるところが遊び心を感じて、また面白かった(笑)


これまでは物語の語り手ということで第三者視点というか
一歩引いた立場にいたと思われる頼朝が
これからは本格的に物語に参入することで色々な意味合いが変わってくるというか
微妙な意味合いを帯びてくると思われるので、ちょっと興味深いものがあるかも。


タイトルも頼朝自身を指すものだけれど、やはりメインは清盛。

多分、世から離れ静かに暮らす青白い頼朝と
世の真っただ中で激動を起こし起こされ逞しく前進していく清盛とを
対比させたわけなんだろうけど…ちょっと分かり難かったかも?



港を作ろうという豪快な計画と蓮華法院を寄進するという信仰並びに芸術方面での行動。

先週の平家納経といい、以前の曼荼羅といい、今回の蓮華法院といい
以前は煌びやかなものには胡散臭さを感じてしまい、
結果的に無関心になってしまった私なので
このドラマで、その素晴らしさに素直に触れさせてもらえて嬉しいと思うよ。

で、この蓮華法院を挟んで
二条天皇VS後白河上皇、そして重盛VS清盛…父子の確執という面での対比。

まあ重盛の場合は、清盛がイマイチ理解できないってことと
若者らしい潔癖さみたいなのが邪魔してのことで
そんなに深刻なものではなかったみたいだけど>史実は知らんけど

「天子たるもの親などいらぬ」
と言い切った二条天皇の方は、もっとずっとシリアス。

でも、若くして亡くなってしまった。
相容れぬまま…

だから清盛父子の方は理解し合う方向へ行く。
重盛の方が父を認めるという形で。

ま、でないと清盛の生き方が変わってしまうもんな。
亡くなった多くの人々の夢も恨みも背負って歩んで行く清盛の道は
修羅の道になるのは必然。

それをこうして息子の立場から描いて纏めてみせたのは
ドラマ的に面白かったと思うよ。

あ、それと
後白河上皇を一喝する清盛を見たことが重盛の心を帰るきっかけになったところは
殿上の闇討ち事件での忠盛に若き清盛が感動した時のことを
重ねているのかもしれないね。

その前に、重盛が二条天皇に口出ししたのが、
その感動の下地になっているのだろうけど
そんな息子を青臭いと思う清盛の図ぅは、ちい~っとばかし自分を棚上げ過ぎ(笑)


清盛に追い返されたけれどl、後白河上皇の行動も彼らしくて面白かった。
一見トンデモナイ行動の様だけど、彼なりの悲しみの表現だったと思うし。

彼を「赤子」に例える清盛は、それだけ大人になったのね…って感じ?


清盛が息子となってしまったために苦労した池禅尼は今回で退場。
頼朝の助命嘆願の時に、実は清盛の心情をこそ第一に考えていた…
という本心が描かれていたので、なさぬ仲の母子の確執はもはやないのだろうけど
「断じて絶やしてはならん」という最後の言葉には、ちい~っとばかし引っかかる。

忠盛の悲願…それを息子達に託すのは同じだけれど
武士の世を…という部分は清盛に
平家を存続させる…という部分は血の繋がりのある頼盛に
それぞれ分離させて託したみたいだった>考え過ぎ?

まあ、別に良いけど>良いんかい


それにしても
重盛の清盛評@「ああまでして」云々
後白河上皇の捨て台詞(?)@「朝廷を思うままに操るつもりであろう」
等々
これからの清盛の生き方を暗示するばかりでなく、正当化するというか
主人公であるだけに、少しでも綺麗もしくは意義も意味もある様に
一生懸命理由付けしていると見えてしまう(笑)>私だけ?



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