『陽だまりの樹』第12話(最終話) - 2012.06.25 Mon
最終話『獅子たちの旅立ち』
終わってしまった。
終わってしまって、
改めて思う。
全体的に
アッサリしてんなー!
の一言だったな>こらこら
簡単に軽~く物語は進んでいってしまったけど
それでも最終話は、やはり泣けた。
ラスト近くの良仙の台詞にね。
「歴史にも書かれねえで死んでった立派な人間がゴマンといるんだ…
そんな人間を土台にした歴史に残る奴など許せねえ
二度とここへ来るなーッ」
ドラマでの台詞はちょいとニュアンス違った感じしたけど。
それに、あんな風にちょっと情感こめた(?)言い方ではなく
もっと憤ってほしかったけど>個人的に
まあ、原作を考えずに評価するなら
なかなか爽やかで
切り口に新鮮味もあり
時代劇が低迷しているという昨今、
それなりの方角を示した作品となったのではないかな>贔屓目?
倒れつつある幕府を「陽だまりの樹」に例えるところが、まず良いし
それをタイトルにするところがセンス良いなと思う。
手塚治虫自身の祖先をモデルにしながら
イカニモな伝記にはせず
対照的なタイプのオリジナルな人物(モデルはいるらしいけど)を配し
歴史を描いてみせたところが良い。
祖先@良仙を、いわゆるカッコイイ人物にしなかったのも良いし
何より万二郎を新政府を目指す側に立たせなかったところが秀逸。
最後の最後は、まるで幻の様な万二郎の姿で終わったけど
あれじゃ、死んじゃったことを強調しちゃってるよな。
まあ、死んじゃったんだけどさ…
何か、アニメ『火垂るの墓』を思い出してしまった(^^;)
あれも、14歳と4歳で亡くなってしまった兄妹が現代を彷徨う姿を
狂言回しの様な使い方をしていたっけ。
ちなみに原作のラストは
戦地へと赴く良仙の後ろ姿に
「私、手塚治虫は彼の三代目の子孫にあたる」
というナレーションが被る。
う~ん、当たり前っちゃー当たり前だけど
原作の方が情緒があるよなあ…
と、最後になってダメ出ししても仕方ないけど(笑)
ともあれ、
配役を聞いた時点ではかかなり不安だった市原隼人が
なかなか上手く万二郎していたと思う。
万二郎の可愛さも出ていたし。
良仙は、前から書いてるけど
脇に回ってしまったのが凄く残念。
やはり2人を対等に、対比を強調して描いてほしかった。
手塚作品って物凄く情報量が多いから
映像化するにはまず時間をたっぷり取ってほしい。
とはいえ、原作レイプが多い中
これは、まずまずの出来だったかなあ…と思う。
オリジナル展開にしたところなど、ツッコミどころは多かったけど(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『カーネ―ション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
終わってしまった。
終わってしまって、
改めて思う。
全体的に
アッサリしてんなー!
の一言だったな>こらこら
簡単に軽~く物語は進んでいってしまったけど
それでも最終話は、やはり泣けた。
ラスト近くの良仙の台詞にね。
「歴史にも書かれねえで死んでった立派な人間がゴマンといるんだ…
そんな人間を土台にした歴史に残る奴など許せねえ
二度とここへ来るなーッ」
ドラマでの台詞はちょいとニュアンス違った感じしたけど。
それに、あんな風にちょっと情感こめた(?)言い方ではなく
もっと憤ってほしかったけど>個人的に
まあ、原作を考えずに評価するなら
なかなか爽やかで
切り口に新鮮味もあり
時代劇が低迷しているという昨今、
それなりの方角を示した作品となったのではないかな>贔屓目?
倒れつつある幕府を「陽だまりの樹」に例えるところが、まず良いし
それをタイトルにするところがセンス良いなと思う。
手塚治虫自身の祖先をモデルにしながら
イカニモな伝記にはせず
対照的なタイプのオリジナルな人物(モデルはいるらしいけど)を配し
歴史を描いてみせたところが良い。
祖先@良仙を、いわゆるカッコイイ人物にしなかったのも良いし
何より万二郎を新政府を目指す側に立たせなかったところが秀逸。
最後の最後は、まるで幻の様な万二郎の姿で終わったけど
あれじゃ、死んじゃったことを強調しちゃってるよな。
まあ、死んじゃったんだけどさ…
何か、アニメ『火垂るの墓』を思い出してしまった(^^;)
あれも、14歳と4歳で亡くなってしまった兄妹が現代を彷徨う姿を
狂言回しの様な使い方をしていたっけ。
ちなみに原作のラストは
戦地へと赴く良仙の後ろ姿に
「私、手塚治虫は彼の三代目の子孫にあたる」
というナレーションが被る。
う~ん、当たり前っちゃー当たり前だけど
原作の方が情緒があるよなあ…
と、最後になってダメ出ししても仕方ないけど(笑)
ともあれ、
配役を聞いた時点ではかかなり不安だった市原隼人が
なかなか上手く万二郎していたと思う。
万二郎の可愛さも出ていたし。
良仙は、前から書いてるけど
脇に回ってしまったのが凄く残念。
やはり2人を対等に、対比を強調して描いてほしかった。
手塚作品って物凄く情報量が多いから
映像化するにはまず時間をたっぷり取ってほしい。
とはいえ、原作レイプが多い中
これは、まずまずの出来だったかなあ…と思う。
オリジナル展開にしたところなど、ツッコミどころは多かったけど(笑)
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万二郎、五稜郭へ…
詳細レビューはφ(.. )
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