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2023-12

鶴亀無しの家庭劇>『おちょやん』第85話 - 2021.04.02 Fri

​​​​​​​​​​​​昨日、ジャンプ+連載マンガ『タテの国』(田中空)が最終回を迎えた。
どうなるんだ!?の連続だったけど
こうなったんだ…とラストシーンに泣いてしまったよ。

画力はイマイチだったけど>スマソ
味はあるし
何より話が面白かった。

画力は呆れるほど酷く話もイマイチでも
何故か長く続いている作品もあるというのに…
(もっとも読者のコメント欄を見るとボロクソに貶されてるけど)

面白い作品がどんどん終わって行き
ツマラナイ作品が何故か残っていく…

ちなみに、ここ数日は
少し前に終了した『サマータイムレンダ』(田中靖規)再読中。



​「何が何でも生き延び」​by菊



↑やっぱ、フラグだな…
シズさんじゃないよ。
恐らく、この言葉を発した本人の(涙)



千代「ほな、うち一人でもやる」
一平「勝手にせえ」
ちゅーことで、勝手に動き始める千代の図ぅ>ぉ

稽古場を個人で借りることにして、まずは掃除に取り掛かる。


寛治君の気持ちは昨日は示されなかったけど
千代と共に家庭劇を続けることを今日は表明。

千代と同じく、寛治君もまた、他に居場所がないものな。
家庭劇が文字通り「家庭」。


昨日、ルリ子さんや徳利さんが自分の家族のことを言い出した時
そうだよな…皆にはちゃんと家庭があるんだよな…と今更ながら思った。
彼らのプライベートは何も語られてこなかったものな。

つまりは彼らの場合、芝居を取るか家族を取るか…の二択が迫られるんだよね。
千代の様に「これ以上失うものはない」とは言えない。

ルリ子さんは父親と喧嘩して勘当されたという話だし
物凄く穿ってみれば
ルリ子さんの芝居への情熱が喧嘩のもとと受け取ることもできるけど
良く捉え過ぎか(笑)
徳利さんは逆に子供に応援された形。

二択は都合良く、向こうから解除された。


「あと一人か二人くらい来んのとちゃいますか」
ともするとご都合主義と視聴者からツッコミを入れられそうな展開を
自ら揶揄する寛治君…いや、八津弘幸(笑)

結局のところ、全員が戻って来て
出征した百久利さんの代わりに千之助さんが彼の好きだったお酒も持って来て
一平が劇場と契約さえしてきて
ひとまずは元通りでメデタシメデタシ。


こういう展開は好きですぜ。
『ちりとてちん』を思い出すしね。


「勝手にせい」の翌日のことらしい。
​解決早っ!(笑)​

何日か過ぎた設定にして>勿論、映像で経過を描いて
千代が孤独に頑張っている様子が伺える様であれば良かったのにな。
そこに皆が戻って来るのだから、感動で盛り上がれただろうと思うんだけど…
ちょいと惜しい。


「うちは今、幸せだす」
ここのところでさ、ちょっと不吉な考えが頭をよぎった。
自然に頭に浮かんだだけで
実現はしないだろうけどさ… 


家族に恵まれなかった千代が家族を切望し
出逢った人々と「家族」になって行く―
それは素敵なこと。

でも、今回
一座の皆に「家族」を求めるあまり
失いたくない思いで必死でしがみついていた様にも見えてしまった。
で、その願いが叶って「幸せ」を噛み締めているのが現状なわけだけど

一平や寛治君はともかく、他の座員には家族がいる。
たまたま理解があったり向こうから切り捨ててきたりしたわけだけど
場合によっては、逆も有り得た。

千代が疑似家族を求めるあまり
他の人々は本当の家族を捨てる結果になる―
なんて話だったら、ちょいと​ホラー​(笑)

あ、勿論、その場合
千代のせいではなく、各人の芝​居への愛や情熱が勝って…
ってことになるわけだけどね(笑)

でもって、そこで大阪大空襲へと繋がる。

「これ以上失うものはない」と思っていた千代にも
シズさん達「家族」がいるのだと今更ながら気付く。
今度は千代がそれらを失う―
家庭劇を選んだ報いとして―
なんて結末だったら​怖い​(^^;)

ま、そうはならないだろうけど
そういう話も観てみたい気がする>悪趣味?


どちらであっても
「皆を喜ばせる」という夢は叶えられる。

戦時中は難しそうなので、そこをどう描くのかに興味がある。
戦後は大いに必要になると思う。



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家族で生き延びる


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鶴亀無しの家庭劇>『おちょやん』第85話

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