恩返し>『おちょやん』第14話 - 2020.12.17 Thu
みつえが橋の上から福助のトランペットを落としたところは
千代&一平が大きな石を落としたところと―
早川延四郎が突然に倒れたところは
初代天海天海が倒れたところと―
それぞれリンクさせてる?
…ひじゅにですが何か?
「うちにとってのご寮人さんなんだす」by千代
↑出た!
朝ドラ・ヒロイン“お約束”のお節介!
…と、揶揄したいところなんだけど
ちょっと興味深いな、と思ったのは
年季明けが近づき「やりたいこと」を見つけるよう言われた千代が
高城百合子との出逢いもあって
「ったしっ、女優になるっ!」
と、『どんど晴れ』みたいに宣言しないところ(笑)
つまり、まだ、そこまで気持ちが固まっていないところ。
そりゃあそうだよね
幾ら、お芝居が大好きで、高城百合子に勧められたからって
そこでイキナリ決意しちゃったらアザトイ(笑)
まあ、いずれは女優になることは分かっているし
だから早いとこ決意させてまっしぐらに歩ませる―
という手法も「あり」だけど
だからこそ、そこに踏み出すまでをじっくり描く―
という手も「あり」
とはいえ
そこに向かって着実に進んでもいる。
延四郎さんの舞台が結構多めに映されたのも
(ドラマに説得力を持たせるとかファンサービスとかも色々あるだろうけど)
やはりこのドラマは「お芝居」が強調されているのを感じる。
「確かに恋仲になりかけたことがおました」byシズ
皆が噂するほど下世話なものではなかったみたいだね。
まあ、プラトニックっちゅーことなんだろうけど
シズさんはちゃんと理性を働かせてギリギリのところで踏みとどまった
…ということなんだろうと、昨日は思った。
「わてにとって、あの人は恩人だす」byシズ
そうした男女の感情だけではなくて
(男女だから、そうした感情も湧いてしまうけど)
でも、重要なところは
お茶子修行が上手くいかなくて落ち込んでいたシズさんを
延四郎さんが励ましてくれた…という事実。
跡取りであるシズさんと「名のある家」の出ではない延四郎さん。
立場は正反対かもしれないけど
「やりたいこと」として自分で選んだ道で思う様に進めず悩んでいたのは同じ。
単純に
あのシズさんに秘めた(秘めてないか)恋話があった!
という脇役の紹介話(もしくはスピンオフ?)ではなく(笑)
根本的なところで今の千代と重なるところが良い感じ。
「生まれて初めて、ちゃんと考えました」
生きるために必死で
弟を守るために必死で
居場所を得るために必死で
仕事(&言葉遣い)を覚えるために必死で…
心和らげるのは月を見て母親を思う時とお芝居。
今迄の千代には「将来」なんて考える余裕はなかったし
ましてや「やりたいこと」=自分が主役、だなんて考えはなかっただろう。
だから今回のことで、まず「恩返し」を考え付いたのは良かったと思う。
好感持てるよね。
「恩返し」ちゅーても、シズさんの背中を押しただけだけどね。
でも、噂の一件といい、それで客が減ったことといい
今回の「組見」の重大さ、女将として、また妻として母としての立場…と
ハードルめちゃ高いからな。
千代が促した行為は物凄く大きい。
そして、それを語る長台詞―
子供千代がシズさんの前で初めて本音を語り、変なプライドを捨てた
あの長台詞とリンク。
今週は、大人編を自然に際立たせるためか
子供編との繋がりを強調しているな。
今回のことで
宗助さんにも存在感が出てきたし>ぉ
みつえに“成長”が見られたのも良かった。
福助も、ただのアホボンではなくて
意外と時代を把握しているのが分かったし。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

トランペット>箸置き

ごりょんさんの博多水たき

恩返しTシャツ

千代&一平が大きな石を落としたところと―
早川延四郎が突然に倒れたところは
初代天海天海が倒れたところと―
それぞれリンクさせてる?
…ひじゅにですが何か?
「うちにとってのご寮人さんなんだす」by千代
↑出た!
朝ドラ・ヒロイン“お約束”のお節介!
…と、揶揄したいところなんだけど
ちょっと興味深いな、と思ったのは
年季明けが近づき「やりたいこと」を見つけるよう言われた千代が
高城百合子との出逢いもあって
「ったしっ、女優になるっ!」
と、『どんど晴れ』みたいに宣言しないところ(笑)
つまり、まだ、そこまで気持ちが固まっていないところ。
そりゃあそうだよね
幾ら、お芝居が大好きで、高城百合子に勧められたからって
そこでイキナリ決意しちゃったらアザトイ(笑)
まあ、いずれは女優になることは分かっているし
だから早いとこ決意させてまっしぐらに歩ませる―
という手法も「あり」だけど
だからこそ、そこに踏み出すまでをじっくり描く―
という手も「あり」
とはいえ
そこに向かって着実に進んでもいる。
延四郎さんの舞台が結構多めに映されたのも
(ドラマに説得力を持たせるとかファンサービスとかも色々あるだろうけど)
やはりこのドラマは「お芝居」が強調されているのを感じる。
「確かに恋仲になりかけたことがおました」byシズ
皆が噂するほど下世話なものではなかったみたいだね。
まあ、プラトニックっちゅーことなんだろうけど
シズさんはちゃんと理性を働かせてギリギリのところで踏みとどまった
…ということなんだろうと、昨日は思った。
「わてにとって、あの人は恩人だす」byシズ
そうした男女の感情だけではなくて
(男女だから、そうした感情も湧いてしまうけど)
でも、重要なところは
お茶子修行が上手くいかなくて落ち込んでいたシズさんを
延四郎さんが励ましてくれた…という事実。
跡取りであるシズさんと「名のある家」の出ではない延四郎さん。
立場は正反対かもしれないけど
「やりたいこと」として自分で選んだ道で思う様に進めず悩んでいたのは同じ。
単純に
あのシズさんに秘めた(秘めてないか)恋話があった!
という脇役の紹介話(もしくはスピンオフ?)ではなく(笑)
根本的なところで今の千代と重なるところが良い感じ。
「生まれて初めて、ちゃんと考えました」
生きるために必死で
弟を守るために必死で
居場所を得るために必死で
仕事(&言葉遣い)を覚えるために必死で…
心和らげるのは月を見て母親を思う時とお芝居。
今迄の千代には「将来」なんて考える余裕はなかったし
ましてや「やりたいこと」=自分が主役、だなんて考えはなかっただろう。
だから今回のことで、まず「恩返し」を考え付いたのは良かったと思う。
好感持てるよね。
「恩返し」ちゅーても、シズさんの背中を押しただけだけどね。
でも、噂の一件といい、それで客が減ったことといい
今回の「組見」の重大さ、女将として、また妻として母としての立場…と
ハードルめちゃ高いからな。
千代が促した行為は物凄く大きい。
そして、それを語る長台詞―
子供千代がシズさんの前で初めて本音を語り、変なプライドを捨てた
あの長台詞とリンク。
今週は、大人編を自然に際立たせるためか
子供編との繋がりを強調しているな。
今回のことで
宗助さんにも存在感が出てきたし>ぉ
みつえに“成長”が見られたのも良かった。
福助も、ただのアホボンではなくて
意外と時代を把握しているのが分かったし。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

トランペット>箸置き

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第14回/第3週『うちのやりたいことて、なんやろ』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
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