京城学校:消えた少女たち - 2020.09.12 Sat
日帝強制占領時代
外部と完全に断絶した京城の療養寄宿学校に隠されていた77年前の秘密―
★☆★☆★ネタバレあり★☆★☆★
主人公チュラン役のパク・ポヨンの第一印象が
井上 真央に似ている…だったので
最初の内は、そればかりが気になってしまった(笑)
まあ、それはともかく>ぉ
全体的に『ミネハハ』や『エコール』に似ている。
つーか、確実に意識していると思う。
パクリというのじゃなくて、そういう世界を作りたかった…って感じ?
(あ、そーいえば、『エコール』はまだ観てなかった>ぉぃ)
世間から隔絶された小さな空間で日々を過ごす10代の少女達。
いわば純粋培養。
それでいて、どこか隠微な雰囲気が漂う。
百合要素もあり。
白いフンワリしたネグリジェを着ているところとか
チュランとヨンドクが逃亡を図るも、辿り着いたのは…
…なところとか
やはり『ミネハハ』を髣髴とさせる。
とはいえ、それだけでは終わらず
真相も性的なものではなく、残虐なもの。
その学校では、日本軍による人体実験が行われていた―
そのため、反日映画だと批判する人も少なくないみたい。
でも、日本には731部隊という黒歴史があるし
『海と毒薬』(遠藤周作)の題材となった九州大学生体解剖事件もある。
少女達や、少女達に用いた薬はフィクションでも
日本軍がこの手の物語の悪役に用いられても無理はないと思うな。
日本だって、色んな外国を悪としているエンタメ作品は沢山あるだろうし。
だからって、この映画が傑作かというと
それは全くの別問題(笑)
生徒達が一人また一人と姿を消してしまう…ってとこも
『ミネハハ』っぽくはあるんだけど
逃げ出そうとしたり秘密を知られたとかで抹殺された…なんてのではなくて
その異変こそが真相に直接繋がるもの。
いわば、彼女達は失敗作だった…ってことになるのだろう。
つまり、悲しい真相なのだけど
描写はいきなりホラー…それも心霊系のJホラー・チック。
そして、クライマックスは『キャリー』っぽい。
色んなネタがてんこ盛り(笑)
しっちゃかめっちゃか…とまでは言わないけど
ナンダカナ…感は否めない。
サービス精神旺盛…とは言えるかな(笑)
映像的には美しく終わらせよう…としているところは好感持てた。
やはり、この手のものは耽美的でないと(笑)
チュランが学校にやって来た時に来ていたのは赤いワンピース。
ヨンドクに貰ったのは赤いキャンディ。
地下室に咲いていて、食べると病気が治ると言っていたのは赤い花。
イカニモ象徴的!って感じだったな。
何の象徴なのか、よく分からないけど>ダメじゃん
ダークカラーと白…の世界>モノクロと言っちゃって良いんだろうけど(笑)
の中に閉じ込められた少女達の血?
生命を表す血であり、悲惨な死を暗示する血であり
通い合う温かい人間的な心であり
本来ならずっと続いて行くはずの彼女達の生き生きとした人生であり
鮮やかな夢?
↑考え過ぎ?
2015年/韓国
監督/脚本:イ・ヘヨン
脚色:イ・ヨンジュ,キム・ユジン
出演:
パク・ポヨン(チュラン/静子)
オム・ジウォン(校長・加藤早苗)パク・ソダム(ヨンドク/和恵)
コン・イェジ(優花)チュ・ボビ(紀平)パク・セイン(恵口)
シム・ヒソプ(体育/日本軍・健二)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

DVD
ミネハハ 秘密の森の少女たち
紅い花
外部と完全に断絶した京城の療養寄宿学校に隠されていた77年前の秘密―
★☆★☆★ネタバレあり★☆★☆★
主人公チュラン役のパク・ポヨンの第一印象が
井上 真央に似ている…だったので
最初の内は、そればかりが気になってしまった(笑)
まあ、それはともかく>ぉ
全体的に『ミネハハ』や『エコール』に似ている。
つーか、確実に意識していると思う。
パクリというのじゃなくて、そういう世界を作りたかった…って感じ?
(あ、そーいえば、『エコール』はまだ観てなかった>ぉぃ)
世間から隔絶された小さな空間で日々を過ごす10代の少女達。
いわば純粋培養。
それでいて、どこか隠微な雰囲気が漂う。
百合要素もあり。
白いフンワリしたネグリジェを着ているところとか
チュランとヨンドクが逃亡を図るも、辿り着いたのは…
…なところとか
やはり『ミネハハ』を髣髴とさせる。
とはいえ、それだけでは終わらず
真相も性的なものではなく、残虐なもの。
その学校では、日本軍による人体実験が行われていた―
そのため、反日映画だと批判する人も少なくないみたい。
でも、日本には731部隊という黒歴史があるし
『海と毒薬』(遠藤周作)の題材となった九州大学生体解剖事件もある。
少女達や、少女達に用いた薬はフィクションでも
日本軍がこの手の物語の悪役に用いられても無理はないと思うな。
日本だって、色んな外国を悪としているエンタメ作品は沢山あるだろうし。
だからって、この映画が傑作かというと
それは全くの別問題(笑)
生徒達が一人また一人と姿を消してしまう…ってとこも
『ミネハハ』っぽくはあるんだけど
逃げ出そうとしたり秘密を知られたとかで抹殺された…なんてのではなくて
その異変こそが真相に直接繋がるもの。
いわば、彼女達は失敗作だった…ってことになるのだろう。
つまり、悲しい真相なのだけど
描写はいきなりホラー…それも心霊系のJホラー・チック。
そして、クライマックスは『キャリー』っぽい。
色んなネタがてんこ盛り(笑)
しっちゃかめっちゃか…とまでは言わないけど
ナンダカナ…感は否めない。
サービス精神旺盛…とは言えるかな(笑)
映像的には美しく終わらせよう…としているところは好感持てた。
やはり、この手のものは耽美的でないと(笑)
チュランが学校にやって来た時に来ていたのは赤いワンピース。
ヨンドクに貰ったのは赤いキャンディ。
地下室に咲いていて、食べると病気が治ると言っていたのは赤い花。
イカニモ象徴的!って感じだったな。
何の象徴なのか、よく分からないけど>ダメじゃん
ダークカラーと白…の世界>モノクロと言っちゃって良いんだろうけど(笑)
の中に閉じ込められた少女達の血?
生命を表す血であり、悲惨な死を暗示する血であり
通い合う温かい人間的な心であり
本来ならずっと続いて行くはずの彼女達の生き生きとした人生であり
鮮やかな夢?
↑考え過ぎ?
2015年/韓国
監督/脚本:イ・ヘヨン
脚色:イ・ヨンジュ,キム・ユジン
出演:
パク・ポヨン(チュラン/静子)
オム・ジウォン(校長・加藤早苗)パク・ソダム(ヨンドク/和恵)
コン・イェジ(優花)チュ・ボビ(紀平)パク・セイン(恵口)
シム・ヒソプ(体育/日本軍・健二)
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紅い花

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