バンブー>『エール』第30話 - 2020.05.08 Fri
ステイホームを忠実に守っている間に
小麦粉が品薄!と聞いたのだけど
久しぶりに某店に行ったら、それなりにあった
(有名メーカーのではなかったけど)
その時に耳にした若い女性2人の会話―
A:小麦粉ないって聞くけど、本当にないね
B:あ、ある!こんなにある!
A:薄力粉って書いてあるじゃん
B:薄力粉は小麦粉だよ
…ひじゅにですが何か?
「俺はおめえを捨てねえ」by三郎
音:やっと一緒になれたわね、裕一さん!
裕一:はい、ぼ僕、とととっても幸せですっ、音さん!
音:ただ…あのお父さんの言葉が気になるわね。
裕一さんから勘当を申し入れているのに、まだ繋がっていたいなんて
裕:え?これ、感動するところじゃないんですか?
あ、い、いえ…勘当と感動でシャレにしているわけでは…
音:私達、成功して大金持ちになる予定でしょ?
その時になって無心して来たら困るっつーの
裕:そそそんなこと…
まあ、確かに、僕が出て来たことで“喜多一”は潰れるかもしれないし
従業員達を路頭に迷わせることになるし
つーか、父さんや母さんや浩二の生活も…
ああ、何てことをしてしまったんだっ、僕は…
音:じゃあ何でイキナリ飛び出して来たの?
あんなに頑なだったのに
裕:だ、だって、昨日の時点で音楽の道を選んでいたら
漏れなく鉄男が付いて来ただろうし…
音:そのために私を泣かせたの?
裕:あ、ご、ごめん…
でも、何か大きなきっかけがないと朝ドラ視聴者って煩いから
音:それは分かるけど
何を今更、お祖母様の言葉なんかで…
裕:ええっ?
あれって、酷くないですか?
僕、ただの種馬扱いじゃないですか
僕にだってプライドというものがありますよ
音:皆、そこに一番驚いていると思うの
裕:音さんなら褒めてくれると思ったのに…
それに、朝ドラ名物の立ち聞きまでこなしたんですよ
音:まあ、そこはね
ただでさえ私、朝ドラ・ダメヒロインの典型だ…なんて言われてるんだから
今度は裕一さんが負ってくれなくちゃ
せいぜい沢山“お約束”をこなしてね
裕:はいっ、頑張りますっ
音:ただね…
お祖母様一人に悪役をおっかぶせて裕一さんは自由に…って
何だかスッキリしないのよね
裕:子供の頃は祖父母共に優しかったんですよ
怖いのは茂兵衛伯父さんだけで
音:跡取り第一主義なら、息子や娘の結婚の時に厳しくしたはずよね
なのに、茂兵衛さんは病弱な奥様と、裕一さんのお母様は商才のないお父様と
それぞれ結婚させてくれたわけだし
何か今回だけ取って付けた様で変よね
裕:ももももしかして、僕を逃がすために芝居してくれたんでしょうか!?
音:そこに何の意味があるの?
裕:そ、それはまあ…
あ、そ、それより、その話を聞いた後の僕の演技、どうでした?
音:あ、ああ…水溜りに転んで泥だらけになる様子が二回もあって
強調し過ぎ~!と笑っちゃったわ
裕:それはないでしょ、僕、頑張ったのに…
音:ビジュアルは良かったわよ
さすが私の裕一さん、カッコイイ!って思ったわ
裕:えへへ(照)
音:今のところ、脚本も演出も同じ人が担当しているそうじゃない?
別だったら、脚本の弱いところを演出で補っている…と
好意的解釈もできるけど
一緒となると脚本の弱さが露呈しちゃうな…って感じ
裕:さ、さすが音さん
まるで評論家の様ですね
音:今は一億総評論家の時代よ、誰だって感想くらい言えるわよ
ほかの人達や、ましてやプロがどう評価しているのかは知らないけど
私には何かね…演出家としての視点に偏っている…というか
こういう“絵”を作りたいっていう意図が先走って
物語の方の繋がりとか心情とか“人間”が上手く描けていない気がする
あくまで私個人の感覚に過ぎないけど
裕:い、いいんですよ、音さんはそれでいい!
「何か」「何だか」って言い回しが多いけど、それもいい!
音:何よ、それ?
それはドラマと関係ないでしょ
裕:音さんのおかげで後先考えずに飛び出して来た僕なのに
すぐに就職できたし、給料も良いし、良い家も見つかったし…
音:朝ドラには付き物の、皆が集まる場所=“喫茶バンブー”も
すぐ傍だしね
裕:いいこと尽くめですよ
さすが朝ドラ・ヒロインです
そ、そうだ、父さん達が困ったことになったら少しは援助してあげられるかも
音:家賃だけでも予算オーバーなのを忘れないようにね
裕:そ、そうでした…
音:月に2曲はヒット作を生み出さなくちゃならないんだから
これからは大変よ
でも、ミューズの私が付いているんだから大丈夫よね
裕:音さんも、台所を見て「ちゃんと使いきれるかな?」なんて
不安なこと言っていたけど、主婦業頑張って下さいね
早く音さんの手料理が食べたいです
音:あら、私は学校があるのよ
作曲なんて料理や掃除しながらでも出来るでしょ
裕一さんこそ頑張ってね!
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A:薄力粉って書いてあるじゃん
B:薄力粉は小麦粉だよ
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音:やっと一緒になれたわね、裕一さん!
裕一:はい、ぼ僕、とととっても幸せですっ、音さん!
音:ただ…あのお父さんの言葉が気になるわね。
裕一さんから勘当を申し入れているのに、まだ繋がっていたいなんて
裕:え?これ、感動するところじゃないんですか?
あ、い、いえ…勘当と感動でシャレにしているわけでは…
音:私達、成功して大金持ちになる予定でしょ?
その時になって無心して来たら困るっつーの
裕:そそそんなこと…
まあ、確かに、僕が出て来たことで“喜多一”は潰れるかもしれないし
従業員達を路頭に迷わせることになるし
つーか、父さんや母さんや浩二の生活も…
ああ、何てことをしてしまったんだっ、僕は…
音:じゃあ何でイキナリ飛び出して来たの?
あんなに頑なだったのに
裕:だ、だって、昨日の時点で音楽の道を選んでいたら
漏れなく鉄男が付いて来ただろうし…
音:そのために私を泣かせたの?
裕:あ、ご、ごめん…
でも、何か大きなきっかけがないと朝ドラ視聴者って煩いから
音:それは分かるけど
何を今更、お祖母様の言葉なんかで…
裕:ええっ?
あれって、酷くないですか?
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僕にだってプライドというものがありますよ
音:皆、そこに一番驚いていると思うの
裕:音さんなら褒めてくれると思ったのに…
それに、朝ドラ名物の立ち聞きまでこなしたんですよ
音:まあ、そこはね
ただでさえ私、朝ドラ・ダメヒロインの典型だ…なんて言われてるんだから
今度は裕一さんが負ってくれなくちゃ
せいぜい沢山“お約束”をこなしてね
裕:はいっ、頑張りますっ
音:ただね…
お祖母様一人に悪役をおっかぶせて裕一さんは自由に…って
何だかスッキリしないのよね
裕:子供の頃は祖父母共に優しかったんですよ
怖いのは茂兵衛伯父さんだけで
音:跡取り第一主義なら、息子や娘の結婚の時に厳しくしたはずよね
なのに、茂兵衛さんは病弱な奥様と、裕一さんのお母様は商才のないお父様と
それぞれ結婚させてくれたわけだし
何か今回だけ取って付けた様で変よね
裕:ももももしかして、僕を逃がすために芝居してくれたんでしょうか!?
音:そこに何の意味があるの?
裕:そ、それはまあ…
あ、そ、それより、その話を聞いた後の僕の演技、どうでした?
音:あ、ああ…水溜りに転んで泥だらけになる様子が二回もあって
強調し過ぎ~!と笑っちゃったわ
裕:それはないでしょ、僕、頑張ったのに…
音:ビジュアルは良かったわよ
さすが私の裕一さん、カッコイイ!って思ったわ
裕:えへへ(照)
音:今のところ、脚本も演出も同じ人が担当しているそうじゃない?
別だったら、脚本の弱いところを演出で補っている…と
好意的解釈もできるけど
一緒となると脚本の弱さが露呈しちゃうな…って感じ
裕:さ、さすが音さん
まるで評論家の様ですね
音:今は一億総評論家の時代よ、誰だって感想くらい言えるわよ
ほかの人達や、ましてやプロがどう評価しているのかは知らないけど
私には何かね…演出家としての視点に偏っている…というか
こういう“絵”を作りたいっていう意図が先走って
物語の方の繋がりとか心情とか“人間”が上手く描けていない気がする
あくまで私個人の感覚に過ぎないけど
裕:い、いいんですよ、音さんはそれでいい!
「何か」「何だか」って言い回しが多いけど、それもいい!
音:何よ、それ?
それはドラマと関係ないでしょ
裕:音さんのおかげで後先考えずに飛び出して来た僕なのに
すぐに就職できたし、給料も良いし、良い家も見つかったし…
音:朝ドラには付き物の、皆が集まる場所=“喫茶バンブー”も
すぐ傍だしね
裕:いいこと尽くめですよ
さすが朝ドラ・ヒロインです
そ、そうだ、父さん達が困ったことになったら少しは援助してあげられるかも
音:家賃だけでも予算オーバーなのを忘れないようにね
裕:そ、そうでした…
音:月に2曲はヒット作を生み出さなくちゃならないんだから
これからは大変よ
でも、ミューズの私が付いているんだから大丈夫よね
裕:音さんも、台所を見て「ちゃんと使いきれるかな?」なんて
不安なこと言っていたけど、主婦業頑張って下さいね
早く音さんの手料理が食べたいです
音:あら、私は学校があるのよ
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● COMMENT ●
素晴らしい、ひじゅにさんの脚本力!!
久しぶりの、ひじゅにさんの会話劇…私、苦笑&爆頷き…で、とっても楽しませていただきました。それと、あさイチで、唐沢寿明さんのおしゃべりも楽しかったので、朝ドラエールへの期待を、まだまだ捨てずにエールを送っていこうかなって思った、今日この頃です。
南高卒さん☆
ありがとうございます。
いやいや、脚本というほど練ったものでも構成を意識したものでもなく
何となくこうした形の方が描きやすいかな…と思う時があるというだけのことで。
つまりは、やはり、ドラマがイマイチに感じられ普段の形だと辛辣過ぎてしまうかも…と
懸念された時なのかなあ…と(笑)
いやいや、脚本というほど練ったものでも構成を意識したものでもなく
何となくこうした形の方が描きやすいかな…と思う時があるというだけのことで。
つまりは、やはり、ドラマがイマイチに感じられ普段の形だと辛辣過ぎてしまうかも…と
懸念された時なのかなあ…と(笑)
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