蟹と野菜>『相棒season18』第19話 - 2020.03.15 Sun
第19話『突破口』
☆★☆★☆★☆★☆★
あちらは蟹、こちらは野菜だけの鍋。
小心者が一矢を報いる。
対比がクッキリしたお話。
「何もなければ先手を打つ必要はないですからねえ」
by右京
シーズン18も、残すところ一話。
つまり今回はプレ最終回。
そのせいか…
今シーズンはずっと
同情すべき事情を持つ犯人―
というパターンが続いていたわけだけど
今回はそれが高じて(?)
事情を持つ人物が相手を直接手に掛けるのではなく
裁判で罪を暴露する…という手に。
冒頭、青木さんが珍しく自発的に特命係に情報を持って来たと思ったら
何と、イタミン達による差し金。
でも、様子を探ったり、陥れたり…という悪意あるものではなくて
いつもは特命係の介入を嫌がるイタミン達が、今度は逆に
自分達にストップがかけられた事件を何とか捜査できる様にと
いわば「突破口」として右京さん達を動かすため。
青木さんも、フレンチをご馳走してもらう…という
カワイイ理由で引き受けているし(笑)
事件の目撃者はイカニモ気弱、イカニモ小心者…って感じの山野さん。
始まり方からして、どう見ても自殺を偽装した殺人と思われ
どんでん返しで山野さんが犯人でなければ良いなあ、という思いで観ていた。
演じる中本賢さんは『ゲゲゲの女房』が印象に残っているくらいで
それほど沢山の出演作を観てはいないのだけど、何となく好き(笑)
今回、彼の雰囲気を上手く生かした役柄だったと思う。
真相が判明した、というところで終わらず
良い意味でのどんでん返しがあったのが面白かった。
相手に揉み消されて終わり…という後味の悪いものでもなく
あるいは、それこそ力尽くで復讐に臨む…というものでもなく
裁判を利用するところが良かった。
人情に絆されて誤認逮捕(殺人)という形にする…という
右京さんらしからぬ手段に出ると思わせて
実際に行ったこと(死体損壊)で正当に逮捕し
その動機として、相手の罪を暴露するという小気味良いもの。
まさに「突破口」
死体の指が骨折していたこととか、封筒の切れ端だけが見つかったこととか
最初に右京さんが指摘したことなのに、そこが無視されたまま話が進み
最後にそこが取り上げられたのが、ちょっとスカッとしたし(笑)
しっかり、そういう流れに導いた弁護士が連城さんというところも楽しい。
今回の脚本は太田愛さん。
脚本家を意識して観ているわけではないし
太田さんの作風を理解しているという程でもないのだけど
ああ、太田さんらしい話だな―
と、何故か思ったプレ最終回だった(笑)
★☆★☆★☆★☆★☆
ゲスト:中本賢 野仲イサオ 松尾諭
脚本:太田愛
監督:片山修
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

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「何もなければ先手を打つ必要はないですからねえ」
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シーズン18も、残すところ一話。
つまり今回はプレ最終回。
そのせいか…
今シーズンはずっと
同情すべき事情を持つ犯人―
というパターンが続いていたわけだけど
今回はそれが高じて(?)
事情を持つ人物が相手を直接手に掛けるのではなく
裁判で罪を暴露する…という手に。
冒頭、青木さんが珍しく自発的に特命係に情報を持って来たと思ったら
何と、イタミン達による差し金。
でも、様子を探ったり、陥れたり…という悪意あるものではなくて
いつもは特命係の介入を嫌がるイタミン達が、今度は逆に
自分達にストップがかけられた事件を何とか捜査できる様にと
いわば「突破口」として右京さん達を動かすため。
青木さんも、フレンチをご馳走してもらう…という
カワイイ理由で引き受けているし(笑)
事件の目撃者はイカニモ気弱、イカニモ小心者…って感じの山野さん。
始まり方からして、どう見ても自殺を偽装した殺人と思われ
どんでん返しで山野さんが犯人でなければ良いなあ、という思いで観ていた。
演じる中本賢さんは『ゲゲゲの女房』が印象に残っているくらいで
それほど沢山の出演作を観てはいないのだけど、何となく好き(笑)
今回、彼の雰囲気を上手く生かした役柄だったと思う。
真相が判明した、というところで終わらず
良い意味でのどんでん返しがあったのが面白かった。
相手に揉み消されて終わり…という後味の悪いものでもなく
あるいは、それこそ力尽くで復讐に臨む…というものでもなく
裁判を利用するところが良かった。
人情に絆されて誤認逮捕(殺人)という形にする…という
右京さんらしからぬ手段に出ると思わせて
実際に行ったこと(死体損壊)で正当に逮捕し
その動機として、相手の罪を暴露するという小気味良いもの。
まさに「突破口」
死体の指が骨折していたこととか、封筒の切れ端だけが見つかったこととか
最初に右京さんが指摘したことなのに、そこが無視されたまま話が進み
最後にそこが取り上げられたのが、ちょっとスカッとしたし(笑)
しっかり、そういう流れに導いた弁護士が連城さんというところも楽しい。
今回の脚本は太田愛さん。
脚本家を意識して観ているわけではないし
太田さんの作風を理解しているという程でもないのだけど
ああ、太田さんらしい話だな―
と、何故か思ったプレ最終回だった(笑)
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ゲスト:中本賢 野仲イサオ 松尾諭
脚本:太田愛
監督:片山修
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第19話『突破口』☆★☆★☆★☆★☆★あちらは蟹、こちらは野菜だけの鍋。小心者が一矢を報いる。対比がクッキリしたお話。「何もなければ先手を打つ必要はないですから...