後2話>『半分、青い。』第154話 - 2018.09.27 Thu
ドラマだからって
ドラマチックでなくたって良い
主人公は完璧である必要はない
どうしようもない悪人だって、屑だって良い
何かを成し遂げることもなく、寧ろ挫折続きでも
大きく成長することもなく、卑小なままでも良い
登場人物達が本当に生きている“人間”に感じられるほど
描き込まれ、表現されているなら―
作者が訴えたいテーマが息づいているなら―
同時に、娯楽はやはり娯楽なわけだから
しっかり面白さも備えていてくれるなら―
ドラマとしては完璧!
そして
その全てが全く欠けているのが『半分、青い。』
…あくまでも、個人的見解です!
…ひじゅにですが何か?
「私の世界は半分になった」by鈴愛
↑ポエトリー台詞も極まれり!って感じッスな(^^;)
その前に、鈴愛にとってユーコが「半分」と言えるほどの存在だったのか
ちょっと不明なんだけど…
ユーコは鈴愛を徹底的に持ち上げていたけど
鈴愛の方は特に彼女に何もしなかった様な記憶。
ユーコは“秋風塾”を辞めた後も鈴愛を気にかけてくれていたし
この間の「生と死の間」発言の時まで何回か訪ねてきてくれたけど
鈴愛の方は全く動きがなかった様な記憶。
終盤も終盤だからタイトルとリンクして
「半分」「半分」とあちこちで強調している様子だけど
このドラマのテーマというか、悦吏子様が一番(唯一?)描きたいのは
律&鈴愛なんでしょ?
ユーコの死で「半分」になっちゃったら
もはや律と世界を分け合う余地がなくなっちゃうんじゃ?>ぉ
それと、ユーコは常にボクテと一緒で
鈴愛よりも仲良さそうだったのに
何故こーいう時はボクテが出てこないの?
ボクテと分かち合うべき時じゃないの?
それでも勿論、友達なんだから
死を嘆くのは当然のことなんだけど…
何かこの言い回しってさ
自分の気持ちを語っているだけで
ユーコを偲んでいるって感じしないよね。
「生と死の間」発言は
(個人的には今も納得し難いのだけど、そこは置いといて)
とにかくユーコが何がしかの不安もしくは恐怖に苛まれていて
鈴愛に助けを求めていたのは事実。
どうしようもなかったこととはいえ、その言葉を受けた鈴愛が
彼女を助けられなかった罪悪感に苦しむ…とかなら分かるんだけど
そういう感じでもないよね。
何か、結局、自分のことだけなんだな…と思ってしまった。
それに、またもやカンちゃんを放置しているし(^^;)
転校すると決めたことでイジメ問題は解決?
あれからずっと学校は休んでたの?
で、今は春休みらしいから、もうイジメは完全終了?
心の傷なんて最初からなかったってこと?
カンちゃんは離婚して父親に逢えなくなったことを
「同じ地球に住んでいる」とか何とかいう理屈で
平気な顔をしてみせていたけど
父親に貰ったキツネのぬいぐるみを離さなかったり
この間、再会した時には父親に飛びついて泣いたり
そもそも母親に悩みを打ち明けられなかったり…
鈴愛の様に無神経な人間ではなく、やはり心はあるし
その心はかなり傷ついている様に見えるけど?
それでいて、自分は母親に甘える。
いや、母親にくらい本音を晒して甘えたって良いよ。
でも、全ての人に甘えているんだものなあ…鈴愛は。
自分も母親だということは忘れているって感じだし。
「あんたら見とったら涙出てきたわ」
草太にも、ブッチャー&菜生にも気を遣わせ
表面的にも元気そうにしてみせる…という努力もなく
自分の気持ち優先。
「おじさんは偉いね」
「和子おばさんのこと乗り越えて、こうしてちゃんと生きとる」
弥一さんにこういうこと言うって、最低じゃね?
誰もかれもが、いつまでもグズグズ泣き続けていたり
他の人達の前でも仏頂面しているわけではない。
表面的には笑っていても、心は悲しみや喪失感を抱えていて
いつ爆発しそうか分からない状態でいることもある。
…つーか、そういう場合の方が多い気がする。
寧ろ、哀しみが大きいほど、そうなる気がする。
鈴愛の様な、いかにもアピールしてます的な態度は
それだけ軽いってことの様な気がする。
鈴愛自身にも和子さんは大切な存在だったハズ。
その和子さんの死を自分も経験したし
その前には、お祖父ちゃん
さらに前には、お祖母ちゃんの死を経験した。
そりゃあ「半分」と断言できるほどの存在であるユーコの死とは
気持ち的に違うっちゃー違うのかもしれないけどさ
もうちょっと死への向き合い方を学んでいても良さそうなもの。
もっとも、これこそが鈴愛!ってとこではある(笑)
好意的解釈をするなら
ユーコに関しては、ボクテの様にTV報道を確認するということもせず
寧ろTVは観ない…と、逃げていた鈴愛。
娘のイジメ問題にも向き合っていない鈴愛。
それが今回、ユーコの家を訪ねるという行動が取れた
↓
ユーコの死にしっかり向き合う
↓
カンちゃんのことも扇風機のことも
そして律のことも、しっかり向き合える様になりましたとさ。
メデタシメデタシ!
という算段?
ともあれ
これだけ自分の気持ちに浸れる鈴愛は幸せだよね。
実際には、アレコレやらなければならない事だらけで
めちゃくちゃ忙しいもんじゃね?
ゆっくり悲しみたい…思いっきり悲しむことで乗り越えたい
と思いながら動くしかない。
それが生きるってことだという気がする。
あ、そうか
鈴愛は“生きている”とは言い難いものな。
悦吏子様の傀儡に過ぎないのだから。
↑個人的見解です!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

イタリアンティラミス>砂糖不使用

大人のティラミスタルト

シルキーティラミス>選べる1個

ドラマチックでなくたって良い
主人公は完璧である必要はない
どうしようもない悪人だって、屑だって良い
何かを成し遂げることもなく、寧ろ挫折続きでも
大きく成長することもなく、卑小なままでも良い
登場人物達が本当に生きている“人間”に感じられるほど
描き込まれ、表現されているなら―
作者が訴えたいテーマが息づいているなら―
同時に、娯楽はやはり娯楽なわけだから
しっかり面白さも備えていてくれるなら―
ドラマとしては完璧!
そして
その全てが全く欠けているのが『半分、青い。』
…あくまでも、個人的見解です!
…ひじゅにですが何か?
「私の世界は半分になった」by鈴愛
↑ポエトリー台詞も極まれり!って感じッスな(^^;)
その前に、鈴愛にとってユーコが「半分」と言えるほどの存在だったのか
ちょっと不明なんだけど…
ユーコは鈴愛を徹底的に持ち上げていたけど
鈴愛の方は特に彼女に何もしなかった様な記憶。
ユーコは“秋風塾”を辞めた後も鈴愛を気にかけてくれていたし
この間の「生と死の間」発言の時まで何回か訪ねてきてくれたけど
鈴愛の方は全く動きがなかった様な記憶。
終盤も終盤だからタイトルとリンクして
「半分」「半分」とあちこちで強調している様子だけど
このドラマのテーマというか、悦吏子様が一番(唯一?)描きたいのは
律&鈴愛なんでしょ?
ユーコの死で「半分」になっちゃったら
もはや律と世界を分け合う余地がなくなっちゃうんじゃ?>ぉ
それと、ユーコは常にボクテと一緒で
鈴愛よりも仲良さそうだったのに
何故こーいう時はボクテが出てこないの?
ボクテと分かち合うべき時じゃないの?
それでも勿論、友達なんだから
死を嘆くのは当然のことなんだけど…
何かこの言い回しってさ
自分の気持ちを語っているだけで
ユーコを偲んでいるって感じしないよね。
「生と死の間」発言は
(個人的には今も納得し難いのだけど、そこは置いといて)
とにかくユーコが何がしかの不安もしくは恐怖に苛まれていて
鈴愛に助けを求めていたのは事実。
どうしようもなかったこととはいえ、その言葉を受けた鈴愛が
彼女を助けられなかった罪悪感に苦しむ…とかなら分かるんだけど
そういう感じでもないよね。
何か、結局、自分のことだけなんだな…と思ってしまった。
それに、またもやカンちゃんを放置しているし(^^;)
転校すると決めたことでイジメ問題は解決?
あれからずっと学校は休んでたの?
で、今は春休みらしいから、もうイジメは完全終了?
心の傷なんて最初からなかったってこと?
カンちゃんは離婚して父親に逢えなくなったことを
「同じ地球に住んでいる」とか何とかいう理屈で
平気な顔をしてみせていたけど
父親に貰ったキツネのぬいぐるみを離さなかったり
この間、再会した時には父親に飛びついて泣いたり
そもそも母親に悩みを打ち明けられなかったり…
鈴愛の様に無神経な人間ではなく、やはり心はあるし
その心はかなり傷ついている様に見えるけど?
それでいて、自分は母親に甘える。
いや、母親にくらい本音を晒して甘えたって良いよ。
でも、全ての人に甘えているんだものなあ…鈴愛は。
自分も母親だということは忘れているって感じだし。
「あんたら見とったら涙出てきたわ」
草太にも、ブッチャー&菜生にも気を遣わせ
表面的にも元気そうにしてみせる…という努力もなく
自分の気持ち優先。
「おじさんは偉いね」
「和子おばさんのこと乗り越えて、こうしてちゃんと生きとる」
弥一さんにこういうこと言うって、最低じゃね?
誰もかれもが、いつまでもグズグズ泣き続けていたり
他の人達の前でも仏頂面しているわけではない。
表面的には笑っていても、心は悲しみや喪失感を抱えていて
いつ爆発しそうか分からない状態でいることもある。
…つーか、そういう場合の方が多い気がする。
寧ろ、哀しみが大きいほど、そうなる気がする。
鈴愛の様な、いかにもアピールしてます的な態度は
それだけ軽いってことの様な気がする。
鈴愛自身にも和子さんは大切な存在だったハズ。
その和子さんの死を自分も経験したし
その前には、お祖父ちゃん
さらに前には、お祖母ちゃんの死を経験した。
そりゃあ「半分」と断言できるほどの存在であるユーコの死とは
気持ち的に違うっちゃー違うのかもしれないけどさ
もうちょっと死への向き合い方を学んでいても良さそうなもの。
もっとも、これこそが鈴愛!ってとこではある(笑)
好意的解釈をするなら
ユーコに関しては、ボクテの様にTV報道を確認するということもせず
寧ろTVは観ない…と、逃げていた鈴愛。
娘のイジメ問題にも向き合っていない鈴愛。
それが今回、ユーコの家を訪ねるという行動が取れた
↓
ユーコの死にしっかり向き合う
↓
カンちゃんのことも扇風機のことも
そして律のことも、しっかり向き合える様になりましたとさ。
メデタシメデタシ!
という算段?
ともあれ
これだけ自分の気持ちに浸れる鈴愛は幸せだよね。
実際には、アレコレやらなければならない事だらけで
めちゃくちゃ忙しいもんじゃね?
ゆっくり悲しみたい…思いっきり悲しむことで乗り越えたい
と思いながら動くしかない。
それが生きるってことだという気がする。
あ、そうか
鈴愛は“生きている”とは言い難いものな。
悦吏子様の傀儡に過ぎないのだから。
↑個人的見解です!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

イタリアンティラミス>砂糖不使用

大人のティラミスタルト

シルキーティラミス>選べる1個

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半分、青い。 (第154回・9/27) 感想
2018/09/27 18:50 記事更新
NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』(公式)
第26週『幸せになりたい!』の
『第154回』の感想。
※ ネタバレサイトや脚本家等のSNSで知り得た内容を書いたコメントは無視します。
※ 本作は、2018/8/17 にクランクアップ(撮影終了)しています。
※ 従って、僅かな編集へ...
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