出る幕>『べっぴんさん』第43話 - 2016.11.21 Mon
復員してきた紀夫が
勘助@『カーネーション』状態になるであろうことは
栄輔の描かれ方からしても、容易に想像ついたけど
でも、そのまんまじゃ向こうは超えられないとばかりに>ぇ
ショックの要因は別方向
勘助は戦争そのものに傷ついて帰って来たけど
紀夫は帰って来てから自分の居場所を見失っている
まあ、どっちがどう…ではなく
切り離せないものではあるけどね
…ひじゅにですが何か?
「心配で心配で、生きた心地がしなかった」by紀夫
いつ帰って来るのか
いや、生きているのかどうかさえ
全く分からなかった紀夫。
すみれの心も彼に関しては時が止まっていた。
ましてや、本人は…
帰るまでは
帰ってしまえば何もかも元通り
…そんな気がしていただろうに
帰ってくれば何もかもが変わってしまっていた。
出征前、アカラサマに>こらこら
時計の音と重ねられていた紀夫の存在が
今度は「音がしない=動いていない」という形で示される。
勘助の場合は
戦場を知らない私達にとっては洞察力を働かせるしかなかったけど
紀夫の場合は
ハッキリ目に映るし、場合は違っても似た経験をする可能性もあるし
理解しやすい。
つーか、身につまされやすい>ぉ
自分が守ってやらねば!
と思っていた妻すみれは、既に自分で働き出している。
それも、あんな立派な店まで持って。
自分が当主として盛り立てねば!
と思っていた坂東営業部はなくなってしまった。
そして既に潔&ゆりが復活目指して動き出している。
一面の焼野原かと心配していたけれど
すみれは自分でバラックとは言い難い綺麗な家に住んでいる。
初めて見る娘は、すぐに自分を父親と認めるわけもなく
寧ろ初めて見る爽やかイケメンに懐いている。
自分達が命懸けで守ってきたハズの
内地の人々、取り分け子供達は
自分達が敵として戦ってきた米兵達に
チョコレートを強請っているし
さくら達が開いてくれたパーティには
アメリカ製の食べ物が普通に並んでいる。
紀夫としては受け入れ難い状況だよな。
自分と同じ立場のハズの良子&君枝の夫達は
妻が働くという状況を快く許しているし
戦前の価値観のまま止まっている紀夫は
皆の中で一人浮いている。
「簡単に人を信用したらあかん」
紀夫もお坊ちゃまだから本来は大らかな人だったんだと思われるので
こういう言葉が出るってことは相当辛い思いをしてきたんだろうな。
まあ、出征前の彼の描写は極めて少なかったので
本来の彼がどういう人間なのか…ってのは、本当はよく分からないんだけどさ。
婿入りした後は誰よりも早く起きて出社し、掃除しておいたりして
真面目な人なんだなってことは分かっている。
その真面目さが今回は余計に自分を追い詰めることになりそう。
今週は紀夫中心のエピが続くだろうから
描写の少なかった彼を目立たせ、存在をアピールする算段なのだろう。
でも、彼のことをよく知らないのは、すみれも同じ。
ちゅーことは
すみれと一緒に…つーか、すみれ視点で
視聴者も今こそ彼について色々と知る…という風になるのかな?
「あんな事言うたら、皆、嫌な気持ちになってしまうやない」
すみれが、こんな言い方をすることに
ちょっとビックリ。
実は、すみれ自身のことも視聴者は深く理解してはいなかった…
という気持ちになってしまったやない。
今迄、彼女がこんな風に誰かを諫める様なことはなかったよね。
明美に逆恨みされていた時も、良子&君枝のエピの時も
間に立ってオロオロはしていたけど(笑)
相手を責めることも説教することもなかった。
感情を露わにすることさえなかったかな>泣くこと以外は
他の人々を気遣う気持ちだけでなく
相手が紀夫だからこそ、こうした苦言が出たのだろう。
それだけ、夫には心許しているという証拠かな。
ハッピーエンドは確約されているものの
そこに至るまでは暗く重い話が続く可能性大だけど
少しだけ気が軽くなるのは
襖を自分が隠れる分だけ閉めて、体育座りをして拗ねる紀夫の図ぅ―
ちょっと笑えちゃったじゃん(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

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勘助@『カーネーション』状態になるであろうことは
栄輔の描かれ方からしても、容易に想像ついたけど
でも、そのまんまじゃ向こうは超えられないとばかりに>ぇ
ショックの要因は別方向
勘助は戦争そのものに傷ついて帰って来たけど
紀夫は帰って来てから自分の居場所を見失っている
まあ、どっちがどう…ではなく
切り離せないものではあるけどね
…ひじゅにですが何か?
「心配で心配で、生きた心地がしなかった」by紀夫
いつ帰って来るのか
いや、生きているのかどうかさえ
全く分からなかった紀夫。
すみれの心も彼に関しては時が止まっていた。
ましてや、本人は…
帰るまでは
帰ってしまえば何もかも元通り
…そんな気がしていただろうに
帰ってくれば何もかもが変わってしまっていた。
出征前、アカラサマに>こらこら
時計の音と重ねられていた紀夫の存在が
今度は「音がしない=動いていない」という形で示される。
勘助の場合は
戦場を知らない私達にとっては洞察力を働かせるしかなかったけど
紀夫の場合は
ハッキリ目に映るし、場合は違っても似た経験をする可能性もあるし
理解しやすい。
つーか、身につまされやすい>ぉ
自分が守ってやらねば!
と思っていた妻すみれは、既に自分で働き出している。
それも、あんな立派な店まで持って。
自分が当主として盛り立てねば!
と思っていた坂東営業部はなくなってしまった。
そして既に潔&ゆりが復活目指して動き出している。
一面の焼野原かと心配していたけれど
すみれは自分でバラックとは言い難い綺麗な家に住んでいる。
初めて見る娘は、すぐに自分を父親と認めるわけもなく
寧ろ初めて見る爽やかイケメンに懐いている。
自分達が命懸けで守ってきたハズの
内地の人々、取り分け子供達は
自分達が敵として戦ってきた米兵達に
チョコレートを強請っているし
さくら達が開いてくれたパーティには
アメリカ製の食べ物が普通に並んでいる。
紀夫としては受け入れ難い状況だよな。
自分と同じ立場のハズの良子&君枝の夫達は
妻が働くという状況を快く許しているし
戦前の価値観のまま止まっている紀夫は
皆の中で一人浮いている。
「簡単に人を信用したらあかん」
紀夫もお坊ちゃまだから本来は大らかな人だったんだと思われるので
こういう言葉が出るってことは相当辛い思いをしてきたんだろうな。
まあ、出征前の彼の描写は極めて少なかったので
本来の彼がどういう人間なのか…ってのは、本当はよく分からないんだけどさ。
婿入りした後は誰よりも早く起きて出社し、掃除しておいたりして
真面目な人なんだなってことは分かっている。
その真面目さが今回は余計に自分を追い詰めることになりそう。
今週は紀夫中心のエピが続くだろうから
描写の少なかった彼を目立たせ、存在をアピールする算段なのだろう。
でも、彼のことをよく知らないのは、すみれも同じ。
ちゅーことは
すみれと一緒に…つーか、すみれ視点で
視聴者も今こそ彼について色々と知る…という風になるのかな?
「あんな事言うたら、皆、嫌な気持ちになってしまうやない」
すみれが、こんな言い方をすることに
ちょっとビックリ。
実は、すみれ自身のことも視聴者は深く理解してはいなかった…
という気持ちになってしまったやない。
今迄、彼女がこんな風に誰かを諫める様なことはなかったよね。
明美に逆恨みされていた時も、良子&君枝のエピの時も
間に立ってオロオロはしていたけど(笑)
相手を責めることも説教することもなかった。
感情を露わにすることさえなかったかな>泣くこと以外は
他の人々を気遣う気持ちだけでなく
相手が紀夫だからこそ、こうした苦言が出たのだろう。
それだけ、夫には心許しているという証拠かな。
ハッピーエンドは確約されているものの
そこに至るまでは暗く重い話が続く可能性大だけど
少しだけ気が軽くなるのは
襖を自分が隠れる分だけ閉めて、体育座りをして拗ねる紀夫の図ぅ―
ちょっと笑えちゃったじゃん(笑)
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※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の...
【べっぴんさん】第43回 感想
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べっぴんさん 第43回
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