外の世界>『べっぴんさん』第2話 - 2016.10.04 Tue
グッと引き込まれるものはないけれど>今のところ
まあ、悪くないかな
…って感じ
少女マンガ風の綺麗綺麗な世界に
少しばかり違う空気が入り込んできた第2話
…ひじゅにですが何か?
「百合と菫やな」by潔
昨日は母親だけが分かった、すみれの刺繍。
今日は潔が分かってくれるという
ちょっぴり胸キュンな展開。
単純に恋話に繋がるだろうから…ってのじゃなくてさ
綺麗綺麗な世界に外側からやって来た潔が…
ってところが良い。
父親の右腕らしい野上さんの息子だから
まるきり部外者ってわけじゃないけど
イカニモお坊ちゃまって感じの紀夫との対比と
町の子供達を連れて来るという行動から
彼は、すみれが住む世界の中だけの住人ではなくて
外界を知っている人間てのが分かる。
だからラストで
すみれを世界の外側へ連れて行く。
すみれの世界が広がっていく最初の切っ掛けなのだろう。
ここはちょっとワクワクする。
そして
完全に外の世界の住人である明美の登場も興味深い。
まあ、女中の娘なわけだから
これまた、まるきり部外者ってわけじゃないけど
小さな世界が少しずつ広がっていこうとしているところだから
最初はそれなりに繋がりのある部分から…だよね。
明美はプライドというものを知っている。
世間の目も感じ取っている。
あるいは今日、それを学んだのかもしれないけど。
だから
すみれが差し出したクッキーを捨てる。
少しばかり黒く不穏な空気が、すみれの世界に差し込む。
綺麗綺麗なだけではなくなる前触れ?
ここもちょっと興味深い。
対比といえば
姉ゆりとの対比もさり気なく描かれていた。
潔に褒められたい(認められたい)ゆりと
潔に褒められた(認められた)すみれ。
靴を作ってもらう、ゆりと
靴の作りを探求したいと思う、すみれ。
姉妹の葛藤みたいなのが描かれるのかな。
そうした小さな小さな動きがあちこちで見られ
その中で、すみれ自身は寡黙。
キム・ギドクかい!?
ってなくらい台詞のないヒロイン。
↑例えがマニアック?
でも、ほら、朝ドラ・ヒロインって
口も動きも賑やかなのが“お約束”だよね。
そこが無神経とか自己中とかってイメージに繋がっていくじゃん。
今のところ
すみれは内省的なところが面白いかも?
従来のヒロイン・タイプなら
明美にクッキーを差し出すところは嫌味な感じになっただろう。
でも、すみれはそうじゃなかったよね?
言葉が足りないから
明美にはそう誤解されてしまった様子だけど。
靴を分解してしまうのも、従来のヒロインなら
暴走してる!?
と苦笑いするところなんだけれども
すみれの場合は
靴も縫ってつくることを知り
刺繍に参考になるだろうと考えてのことで
これって、外に向かって動く「暴走」ではなくて
内側に内側に向かっていくものだと思う。
ひじゅにも幼い頃、無口な子供でさ
父親の靴に手を掛けるという大胆さはなかったものの(笑)
人形からペンケースから本の装丁から…
気になるものを分解しちゃったっけなあ。
すみれの行為に似た匂いを感じる。
いや、これからの彼女の生き方によって
似て非なる思いだった…
という結論になる可能性もあるんだけどさ(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

クッキー

ファミリア ワンピース

手縫い靴のすべて

まあ、悪くないかな
…って感じ
少女マンガ風の綺麗綺麗な世界に
少しばかり違う空気が入り込んできた第2話
…ひじゅにですが何か?
「百合と菫やな」by潔
昨日は母親だけが分かった、すみれの刺繍。
今日は潔が分かってくれるという
ちょっぴり胸キュンな展開。
単純に恋話に繋がるだろうから…ってのじゃなくてさ
綺麗綺麗な世界に外側からやって来た潔が…
ってところが良い。
父親の右腕らしい野上さんの息子だから
まるきり部外者ってわけじゃないけど
イカニモお坊ちゃまって感じの紀夫との対比と
町の子供達を連れて来るという行動から
彼は、すみれが住む世界の中だけの住人ではなくて
外界を知っている人間てのが分かる。
だからラストで
すみれを世界の外側へ連れて行く。
すみれの世界が広がっていく最初の切っ掛けなのだろう。
ここはちょっとワクワクする。
そして
完全に外の世界の住人である明美の登場も興味深い。
まあ、女中の娘なわけだから
これまた、まるきり部外者ってわけじゃないけど
小さな世界が少しずつ広がっていこうとしているところだから
最初はそれなりに繋がりのある部分から…だよね。
明美はプライドというものを知っている。
世間の目も感じ取っている。
あるいは今日、それを学んだのかもしれないけど。
だから
すみれが差し出したクッキーを捨てる。
少しばかり黒く不穏な空気が、すみれの世界に差し込む。
綺麗綺麗なだけではなくなる前触れ?
ここもちょっと興味深い。
対比といえば
姉ゆりとの対比もさり気なく描かれていた。
潔に褒められたい(認められたい)ゆりと
潔に褒められた(認められた)すみれ。
靴を作ってもらう、ゆりと
靴の作りを探求したいと思う、すみれ。
姉妹の葛藤みたいなのが描かれるのかな。
そうした小さな小さな動きがあちこちで見られ
その中で、すみれ自身は寡黙。
キム・ギドクかい!?
ってなくらい台詞のないヒロイン。
↑例えがマニアック?
でも、ほら、朝ドラ・ヒロインって
口も動きも賑やかなのが“お約束”だよね。
そこが無神経とか自己中とかってイメージに繋がっていくじゃん。
今のところ
すみれは内省的なところが面白いかも?
従来のヒロイン・タイプなら
明美にクッキーを差し出すところは嫌味な感じになっただろう。
でも、すみれはそうじゃなかったよね?
言葉が足りないから
明美にはそう誤解されてしまった様子だけど。
靴を分解してしまうのも、従来のヒロインなら
暴走してる!?
と苦笑いするところなんだけれども
すみれの場合は
靴も縫ってつくることを知り
刺繍に参考になるだろうと考えてのことで
これって、外に向かって動く「暴走」ではなくて
内側に内側に向かっていくものだと思う。
ひじゅにも幼い頃、無口な子供でさ
父親の靴に手を掛けるという大胆さはなかったものの(笑)
人形からペンケースから本の装丁から…
気になるものを分解しちゃったっけなあ。
すみれの行為に似た匂いを感じる。
いや、これからの彼女の生き方によって
似て非なる思いだった…
という結論になる可能性もあるんだけどさ(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

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