夢オチ>『とと姉ちゃん』最終話 - 2016.10.01 Sat
もうこれが最後だから
ひとつだけ褒めよう
ひとつだけかい!?
と、普通ならツッコミを入れるところだけれども
このドラマの場合は
ひとつでもあったのかい!
ってところが凄いな(笑)
…さて、それは何でしょう?
…ひじゅにですが何か?
「皆と過ごすささやかな日常が私の生きる糧です」by常子
その「ささやかな日常」をアバンで表現したつもりなのだろうけど
ナンダカナ…だったなあ。
水田さんったら
以前はどっちかっちゅーとオドオド系で
頼りないけど、その分(?)癒し系ってわけなのかなあ
…と、脳内補完していたのだけれど
家からは、かかがいなくなり
職場からは、花山さんがいなくなり
ようやく本来の図々しさが出てきたのかな?
って感じの言動だった>セクハラチック
あんな食卓を毎日囲む生活が
常子にとって本当に幸せなのだろうか…?
そんな「日常」の直後は非日常を描くという
最後まで“まんま”な西田。
予告にバッチリあったので
何の意外性もない、とと再登場。
そもそも
亡くなった人が幽霊や幻の形で出現するのも
朝ドラ“お約束”のひとつだからね。
出来るなら…
ととを見て驚く常子の図ぅ―
ではなく
ととの後姿が目に入った途端
何の疑問も抱かず、大喜びで父親に抱き着く常子の図ぅ―
であってほしかったな。
「今では、ととより年上です」
これは感慨深い、そしてちょっと悲しい台詞なのに
それが全く感じられない2人の姿が別の意味で悲しい。
「案内してくれませんか」
会社の様子をいちいち説明してもらう、とと。
既に知っている娘の業績を改めて確認し目を細める父親の図ぅ
ではなく
今、初めて知る娘の軌跡
って感じに仕上がったシーンに、ちょい驚愕>大袈裟?
つまりさ
ととは死後もずっと常子達を見守って来て
自分が課してしまった「とと姉ちゃん」という呪縛を
常子が人生を賭けて果たしてくれたってことを認めて
今ようやく、解放してやるために現れた―
という流れだと思っていたのに
実際には、ととは家族が今迄どうやって生きて来たかを
まるで知らない様子だった。
本当に物理的に遠く離れていた父親がようやく帰ってきたみたいな
長いブランクを感じさせるものだった。
これって、ある意味斬新?
ま、それは常子の夢だったというオチで
あくまでも常子の頭が作り出した父親の姿っちゅーことで
逆にリアルなのかもしれないな。
人に対して素っ気ないっちゅーか執着がないっちゅーか
あまり愛情とか思い入れとかがない様子の常子だから
彼女の中の父親像もそうだってことなのかも?
花山さんの名前を出しながら
見せる写真には三姉妹のみ…ってのも
そうした特質の表れか。
まあ、父親に見せるのだから三姉妹だけで良いのかもしれないけども
でも、やはり、口にしていることとズレがあるよね。
そして目覚める常子が
今現在の姿ではなく、子役であったなら
ひじゅに的には大評価したところなんだけどな。
イマイチなドラマの時にはいつも思うことだけどさ(笑)
ラストはまたもや時が飛んで昭和63年―
ここで、ようやく褒めたい部分がひとつ。
いや、2つかも。
【1】常子のお尻
セクハラ発言じゃねーぞ(^^;)
常子が階段を上がる姿が下から映されて
お尻が凄く大きく見えて
その大きさ具合に年齢が感じられた。
ああ、年取ったな…おばちゃん(おばあさん?)のお尻だな
って感じで。
そこに感銘を受けた>そこかい!?
その後は相変わらず若過ぎ元気過ぎで
走り去るところなんて笑って良いんだか何なんだか(笑)
…西田の最後のサービス>つまりギャグ?
【2】アッキー@篠山 輝信ゲスト出演
だて、ほら
アッキーは『まれ』にもゲスト出演してたじゃん?
最低最悪作品だと思われた『まれ』と
最低最悪をマジで競う『とと姉ちゃん』
双極を成す作品をアッキーで繋ぐなんて…
と、何だか笑えてしまったので。
さらに、もうひとつ加えるなら>そんなにあるのか!?
第1話と同じシチュエーションなのに
時代はもっと後になっていて常子も年を取っている
それでも同じ様に仕事をしている
そういうコンセプトはとても良かったと思うよ。
そこが上手く映像になっていたかっちゅーと
甚だしく疑問だが>エラソウ
アバンで食べていた卵焼きは
大昭さん作?森田屋直伝?
それを示すものだとしたら、そこは感慨深いかも?
美子の服装に関しては
ブリッコっぽいジャンパースカートといい
今日のイカニモなメガネ&ケープといい
スタッフが遊んでいたに違いない
…と確信>ぇ
最後まで細かい部分が斜めなドラマだったな。
うん、まさに西田流(笑)
長い様な短い様な半年間が終わりました。
拙い&身勝手な感想をお読み下さり、ありがとうございました。
また新しい半年が始まります。
書ける限りはまた拙い&身勝手な感想を書いていくつもりです。
よろしくお願いします。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

卵焼き

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ひとつだけかい!?
と、普通ならツッコミを入れるところだけれども
このドラマの場合は
ひとつでもあったのかい!
ってところが凄いな(笑)
…さて、それは何でしょう?
…ひじゅにですが何か?
「皆と過ごすささやかな日常が私の生きる糧です」by常子
その「ささやかな日常」をアバンで表現したつもりなのだろうけど
ナンダカナ…だったなあ。
水田さんったら
以前はどっちかっちゅーとオドオド系で
頼りないけど、その分(?)癒し系ってわけなのかなあ
…と、脳内補完していたのだけれど
家からは、かかがいなくなり
職場からは、花山さんがいなくなり
ようやく本来の図々しさが出てきたのかな?
って感じの言動だった>セクハラチック
あんな食卓を毎日囲む生活が
常子にとって本当に幸せなのだろうか…?
そんな「日常」の直後は非日常を描くという
最後まで“まんま”な西田。
予告にバッチリあったので
何の意外性もない、とと再登場。
そもそも
亡くなった人が幽霊や幻の形で出現するのも
朝ドラ“お約束”のひとつだからね。
出来るなら…
ととを見て驚く常子の図ぅ―
ではなく
ととの後姿が目に入った途端
何の疑問も抱かず、大喜びで父親に抱き着く常子の図ぅ―
であってほしかったな。
「今では、ととより年上です」
これは感慨深い、そしてちょっと悲しい台詞なのに
それが全く感じられない2人の姿が別の意味で悲しい。
「案内してくれませんか」
会社の様子をいちいち説明してもらう、とと。
既に知っている娘の業績を改めて確認し目を細める父親の図ぅ
ではなく
今、初めて知る娘の軌跡
って感じに仕上がったシーンに、ちょい驚愕>大袈裟?
つまりさ
ととは死後もずっと常子達を見守って来て
自分が課してしまった「とと姉ちゃん」という呪縛を
常子が人生を賭けて果たしてくれたってことを認めて
今ようやく、解放してやるために現れた―
という流れだと思っていたのに
実際には、ととは家族が今迄どうやって生きて来たかを
まるで知らない様子だった。
本当に物理的に遠く離れていた父親がようやく帰ってきたみたいな
長いブランクを感じさせるものだった。
これって、ある意味斬新?
ま、それは常子の夢だったというオチで
あくまでも常子の頭が作り出した父親の姿っちゅーことで
逆にリアルなのかもしれないな。
人に対して素っ気ないっちゅーか執着がないっちゅーか
あまり愛情とか思い入れとかがない様子の常子だから
彼女の中の父親像もそうだってことなのかも?
花山さんの名前を出しながら
見せる写真には三姉妹のみ…ってのも
そうした特質の表れか。
まあ、父親に見せるのだから三姉妹だけで良いのかもしれないけども
でも、やはり、口にしていることとズレがあるよね。
そして目覚める常子が
今現在の姿ではなく、子役であったなら
ひじゅに的には大評価したところなんだけどな。
イマイチなドラマの時にはいつも思うことだけどさ(笑)
ラストはまたもや時が飛んで昭和63年―
ここで、ようやく褒めたい部分がひとつ。
いや、2つかも。
【1】常子のお尻
セクハラ発言じゃねーぞ(^^;)
常子が階段を上がる姿が下から映されて
お尻が凄く大きく見えて
その大きさ具合に年齢が感じられた。
ああ、年取ったな…おばちゃん(おばあさん?)のお尻だな
って感じで。
そこに感銘を受けた>そこかい!?
その後は相変わらず若過ぎ元気過ぎで
走り去るところなんて笑って良いんだか何なんだか(笑)
…西田の最後のサービス>つまりギャグ?
【2】アッキー@篠山 輝信ゲスト出演
だて、ほら
アッキーは『まれ』にもゲスト出演してたじゃん?
最低最悪作品だと思われた『まれ』と
最低最悪をマジで競う『とと姉ちゃん』
双極を成す作品をアッキーで繋ぐなんて…
と、何だか笑えてしまったので。
さらに、もうひとつ加えるなら>そんなにあるのか!?
第1話と同じシチュエーションなのに
時代はもっと後になっていて常子も年を取っている
それでも同じ様に仕事をしている
そういうコンセプトはとても良かったと思うよ。
そこが上手く映像になっていたかっちゅーと
甚だしく疑問だが>エラソウ
アバンで食べていた卵焼きは
大昭さん作?森田屋直伝?
それを示すものだとしたら、そこは感慨深いかも?
美子の服装に関しては
ブリッコっぽいジャンパースカートといい
今日のイカニモなメガネ&ケープといい
スタッフが遊んでいたに違いない
…と確信>ぇ
最後まで細かい部分が斜めなドラマだったな。
うん、まさに西田流(笑)
長い様な短い様な半年間が終わりました。
拙い&身勝手な感想をお読み下さり、ありがとうございました。
また新しい半年が始まります。
書ける限りはまた拙い&身勝手な感想を書いていくつもりです。
よろしくお願いします。
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● COMMENT ●
半年間おつかれさまでした
半年間、毎日お疲れさまでした。
ひじゅにさま、初めまして(かな?)
『ディレクターの目線blog』管理人のみっきーです。
ホント、半年間、毎日お疲れさまでした。
「いつかは立ち直る」と信じて、それが叶わぬままの最終回。
何とも、力が抜けた。そんな15分間でした。
それでも、始まった朝ドラは必ず終わる。
無事に終わって良かったです。
来期もトラックバック中心にお世話になると思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
『ディレクターの目線blog』管理人のみっきーです。
ホント、半年間、毎日お疲れさまでした。
「いつかは立ち直る」と信じて、それが叶わぬままの最終回。
何とも、力が抜けた。そんな15分間でした。
それでも、始まった朝ドラは必ず終わる。
無事に終わって良かったです。
来期もトラックバック中心にお世話になると思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
くうさん☆
ありがとうございます。
こちらこそ、お世話になりました。
そうそう、ととの夢から目覚めた時、常子はまだ子供のままで
これから前進していく(夢の中のことは反面教師にして)という終わり方だったら
単純な私は大絶賛いたしましたです(笑)
私もまだ感想は書いていきたいと思っていますので
どうぞ、よろしくお願いします(^^)
感じ方の相違は寧ろ楽しみです>色んな見方が可能な作品であれば良いなと思います
こちらこそ、お世話になりました。
そうそう、ととの夢から目覚めた時、常子はまだ子供のままで
これから前進していく(夢の中のことは反面教師にして)という終わり方だったら
単純な私は大絶賛いたしましたです(笑)
私もまだ感想は書いていきたいと思っていますので
どうぞ、よろしくお願いします(^^)
感じ方の相違は寧ろ楽しみです>色んな見方が可能な作品であれば良いなと思います
みっきーさん☆
ありがとうございます。
みっきーさんこそ、お疲れ様でした&大変励みにさせていただきました。
朝ドラに期待は禁物と思いながらもモチーフには興味があったので
ドラマとしてはともかく、そこが上手く伝わってくれば満足だな…と思っていたのですが
全く逆になるとはもう本当にビックリというか衝撃的というか情けないというか(笑)
朝ドラというのは侮れないですね(^^;)
私も次作も出来る限り書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします(^^)
みっきーさんこそ、お疲れ様でした&大変励みにさせていただきました。
朝ドラに期待は禁物と思いながらもモチーフには興味があったので
ドラマとしてはともかく、そこが上手く伝わってくれば満足だな…と思っていたのですが
全く逆になるとはもう本当にビックリというか衝撃的というか情けないというか(笑)
朝ドラというのは侮れないですね(^^;)
私も次作も出来る限り書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします(^^)
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NHK朝ドラ【とと姉ちゃん】 第156回(最終回) 感想
花山の死後、常子はある晩、夢を見る。常子が会社にいくと、一人の男がいる。果たしてそれは幼い頃に常子が死に別れた父、竹蔵(西島秀俊)であった。常子は竹蔵に社内を案内し、「今はこの会社が自分の家族だ」と語る。竹蔵は常子の頭を優しくなでる。常子はとと姉ちゃんとしての人生を全うしたのだ…そして昭和63年。老女になった常子は今日も東京の町を駆け抜けていく…。(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用...
とと姉ちゃん (第156回/最終回・10/1) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第26週『花山、常子に礼を言う』『第156回/最終回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
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とと姉ちゃん 第156回(最終回)
内容“あなたの暮らし”が長年の功績が認められ、賞を受賞。それを受けて、インタビューを受ける常子(高畑充希)
そんなある日。。。常子は妙な夢を見る。
敬称略
“連ドラ”というのが、どういうものか?
何をすれば、ダメで。
何をしなければならないか。
それを、逆説的に、知らしめてくれたのは、評価できるところか(苦笑)
とと姉ちゃん最終週(9.26-10.1)
戦時中の人々の暮らしを伝える特集号を作り上げた後、花山(唐沢寿明)は他界、
父への誓いを果たした常子(高畑充希)はあなたの暮しを作り続けていく。
戦争を体験した人がいずれこの世を去り、
戦争の苦い記憶が風化してしまうことに危機感を抱いた花山、
この作品も同じ思いから制作が決まったのでしょうか。
最終週、戦争特集号や花山の死が興味深い内容だっただけに
バタバタしている印象だったのがもったいな...
【とと姉ちゃん】最終回(第156回)(10/1土)感想と総評&視聴率
遂に、最終回。 最後、昭和63年(1988年)に飛びましたが、この時、常子は68
【とと姉ちゃん】最終回(第156回)(10/1土)感想...
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とと姉ちゃん 最終回
視聴率がイイのに、ネット横丁での評判的に、えらく酷評されてて意外でした。時々「ん?」と思うことはあったけれど、個人的には、なかなか興味深かったです。ラストが、愛する、とととの再開とはファンタジーにせよ粋な幕引きでしたね。
いや、もしかしたらこの半年が全て夢オチだったのかも(笑)
半年間お疲れ様でした。
当方、このドラマの記事を最後にFC2から引っ越すことになり、引っ越し先の方からトラバさせていただきました。
また、今さらですがリンクさせていただきました。
事後報告、申し訳ありません。
朝ドラの感想は恐らく今後も続けると思われますので、意見が違う半年もあろうかと思いますが今後もよろしくお願い致します。