女王陛下の007 - 2016.08.28 Sun
ロジャー・ムーア版に入ったと言ったばかりなのに
また遡ってジョージ・レーゼンビー版を観てしまった。
「疲れて寝ているんです」byボンド
↑ラストシーンはちょい泣けてしまったわ。
まずはド派手なアクションシーンから―
という形式に慣れてしまっていたので
イキナリMとQの2ショットから穏やかに始まったのが
ある意味、新鮮だったかも。
つーか
Qを最初に登場させてくれるなんて
ひじゅにの好みに合わせてくれたのかしら!?
ってな感じ>ぇ
そんな風だから、007自身はなかなか姿を表さない。
やっと正面の顔がハッキリ映ったと思ったら
「ボンド、ジェームズ・ボンド」
という、お決まりの台詞。
なかなか粋ですな。
5作続いたショーン・コネリー版の後なので
新しいボンドであることを強調したのだろう。
タイトルバックの方は、過去作(つまりショーン・コネリー版)の
ボンドガールや悪役の顔が次々と映り
作品としては続いているんだよ!と主張しているのかも。
シリーズの中で唯一
イギリス人ではない>オーストラリア人
役者ではなくモデル>それまで演技経験無し
この一本のみで終了
結婚&妻を殺される
…という特異なボンド作品。
究極のおバカ映画(?)『007は二度死ぬ』の
後作品であるということを考慮したのか
打って変わってシリアス路線。
といっても緩いところツッコミどころは満載なのでご安心を(笑)
個人的に顔があまり好みではなかったので>スマソ
最初はなかなか馴染めなかった。
でも、全部観終わった後は
もうちょいこの人のボンドを観てみたかったかも
…と思った。
何しろ、この作品の次に作られたのが
再びショーン・コネリーを迎えての『ダイアモンドは永遠に』
なのでね…(^^;)
ジョージ・レーゼンビーのままだったら
ボンドの復讐心に焦点を合わせたシリアス・ストーリーに
なっていただろうな。
おバカ映画は嫌いじゃない…てか、好きだけど
『ダイヤモンド』や『二度死ぬ』は過剰な気がする(笑)
その日本の間に挟まれたのが、この『女王陛下』なわけで
だから良い意味でも悪い意味でも007シリーズの方向性を決めた
重要な一作と言えるのかも?
少なくとも、最新ボンド(現在)ダニエル・クレイグ版は
このジョージ・レーゼンビー版を継承している。
シリアス路線という意味でもそうだし、内容の方も
『カジノ・ロワイアル』は
まさに愛する人を亡くすボンドの物語だし
『慰めの報酬』は
復讐に燃えるボンドの物語なわけだし。
ジョージ・レーゼンビーがボンド役を続けていたら
こんな風になっていたかも…というのが
ダニエル・クレイグ版のテーマだったりして?
とはいえ、個人的には
レーゼンビー版は緩いところが多いと感じるし
クレイグ版の方がタイトなイメージがあるけれども
それはまあ、時代のせいなんだろうね。
緩さ以外の不満点はマニーペニーの描き方。
彼女とボンドは際どい会話を交わすけれども
それは仕事仲間として、また友人としても信頼し合っている証で
恋愛感情というものはお互いに無い
…というのが素敵だと思っていたのに
この作品の中でのマニーペニーは完全にボンドに惚れてる。
まあ、ボンドは女性が惹かれずにはいられない男性という設定なのだろうから
少しはそーいう気持ちが入り混じっていても仕方ないのかもしれないけど
ボンドの結婚式でマニーペニーが泣いちゃうってのはなあ…
観る人によっては逆にそこが良いかもしれないので否定はしないけど
個人的にはそうでない方が良かったっす。
ともかくも
たった一作ということで有名(伝説級?)ではあっても
何となく地味なイメージを勝手に持っていたのだけど
観てみると意外にも(?)
007シリーズの中で結構上位に入るかな
少なくとも必見すべき作品ではあるかな
…と思った。
ツッコミどころも満載だけどね>まだ言ってる(笑)
でも、それだからこその『007』かな。
『007 On Her Majesty's Secret Service』 1969年/イギリス、アメリカ
監督:ピーター・ハント
脚本:ウォルフ・マンコウィッツ、リチャード・メイボーム
原作:イアン・フレミング
音楽:ジョン・バリー
挿入歌:ルイ・アームストロング
出演:ジョージ・レーゼンビー(ジェームズ・ボンド)
ダイアナ・リグ(トレーシー/テレサ)テリー・サバラス(ブロフェルド)
バーナード・リー(M)デズモンド・リュウェリン(Q)
ロイス・マクスウェル(マニ―ペニー)ガブリエル・フェルゼッティ(マルク)
イルゼ・ステパット(イルマ)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

ブルーレイ

ネイル>O.P.I.とのコラボ

箱入りマグカップ

また遡ってジョージ・レーゼンビー版を観てしまった。
「疲れて寝ているんです」byボンド
↑ラストシーンはちょい泣けてしまったわ。
まずはド派手なアクションシーンから―
という形式に慣れてしまっていたので
イキナリMとQの2ショットから穏やかに始まったのが
ある意味、新鮮だったかも。
つーか
Qを最初に登場させてくれるなんて
ひじゅにの好みに合わせてくれたのかしら!?
ってな感じ>ぇ
そんな風だから、007自身はなかなか姿を表さない。
やっと正面の顔がハッキリ映ったと思ったら
「ボンド、ジェームズ・ボンド」
という、お決まりの台詞。
なかなか粋ですな。
5作続いたショーン・コネリー版の後なので
新しいボンドであることを強調したのだろう。
タイトルバックの方は、過去作(つまりショーン・コネリー版)の
ボンドガールや悪役の顔が次々と映り
作品としては続いているんだよ!と主張しているのかも。
シリーズの中で唯一
イギリス人ではない>オーストラリア人
役者ではなくモデル>それまで演技経験無し
この一本のみで終了
結婚&妻を殺される
…という特異なボンド作品。
究極のおバカ映画(?)『007は二度死ぬ』の
後作品であるということを考慮したのか
打って変わってシリアス路線。
といっても緩いところツッコミどころは満載なのでご安心を(笑)
個人的に顔があまり好みではなかったので>スマソ
最初はなかなか馴染めなかった。
でも、全部観終わった後は
もうちょいこの人のボンドを観てみたかったかも
…と思った。
何しろ、この作品の次に作られたのが
再びショーン・コネリーを迎えての『ダイアモンドは永遠に』
なのでね…(^^;)
ジョージ・レーゼンビーのままだったら
ボンドの復讐心に焦点を合わせたシリアス・ストーリーに
なっていただろうな。
おバカ映画は嫌いじゃない…てか、好きだけど
『ダイヤモンド』や『二度死ぬ』は過剰な気がする(笑)
その日本の間に挟まれたのが、この『女王陛下』なわけで
だから良い意味でも悪い意味でも007シリーズの方向性を決めた
重要な一作と言えるのかも?
少なくとも、最新ボンド(現在)ダニエル・クレイグ版は
このジョージ・レーゼンビー版を継承している。
シリアス路線という意味でもそうだし、内容の方も
『カジノ・ロワイアル』は
まさに愛する人を亡くすボンドの物語だし
『慰めの報酬』は
復讐に燃えるボンドの物語なわけだし。
ジョージ・レーゼンビーがボンド役を続けていたら
こんな風になっていたかも…というのが
ダニエル・クレイグ版のテーマだったりして?
とはいえ、個人的には
レーゼンビー版は緩いところが多いと感じるし
クレイグ版の方がタイトなイメージがあるけれども
それはまあ、時代のせいなんだろうね。
緩さ以外の不満点はマニーペニーの描き方。
彼女とボンドは際どい会話を交わすけれども
それは仕事仲間として、また友人としても信頼し合っている証で
恋愛感情というものはお互いに無い
…というのが素敵だと思っていたのに
この作品の中でのマニーペニーは完全にボンドに惚れてる。
まあ、ボンドは女性が惹かれずにはいられない男性という設定なのだろうから
少しはそーいう気持ちが入り混じっていても仕方ないのかもしれないけど
ボンドの結婚式でマニーペニーが泣いちゃうってのはなあ…
観る人によっては逆にそこが良いかもしれないので否定はしないけど
個人的にはそうでない方が良かったっす。
ともかくも
たった一作ということで有名(伝説級?)ではあっても
何となく地味なイメージを勝手に持っていたのだけど
観てみると意外にも(?)
007シリーズの中で結構上位に入るかな
少なくとも必見すべき作品ではあるかな
…と思った。
ツッコミどころも満載だけどね>まだ言ってる(笑)
でも、それだからこその『007』かな。
『007 On Her Majesty's Secret Service』 1969年/イギリス、アメリカ
監督:ピーター・ハント
脚本:ウォルフ・マンコウィッツ、リチャード・メイボーム
原作:イアン・フレミング
音楽:ジョン・バリー
挿入歌:ルイ・アームストロング
出演:ジョージ・レーゼンビー(ジェームズ・ボンド)
ダイアナ・リグ(トレーシー/テレサ)テリー・サバラス(ブロフェルド)
バーナード・リー(M)デズモンド・リュウェリン(Q)
ロイス・マクスウェル(マニ―ペニー)ガブリエル・フェルゼッティ(マルク)
イルゼ・ステパット(イルマ)
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