青柳商店逃亡>『とと姉ちゃん』第72話 - 2016.06.25 Sat
昨日の朝の天気予報では
夕方まで曇り、夕方からは弱雨
とあったので
たまっていた洗濯物を一気に洗濯機に放り込んだ
そしたら何と
干す段階になって雨が降り出した
小雨だからとカーポートの屋根の下に纏めて干して
そのまま出かけてしまったんだけど
雨はやんだと思ったらまた降り出して…の繰り返しで
夕方になったら何と大雨に…
夜になると
嫌がらせか!?
と思いたくなる程激しい降りに…
今朝になったら意外にも1/3くらい乾いていたので
まだそのまま干してあるんだけど(笑)
やっぱ、乾燥機って必要かしら?
…ひじゅにですが何か?
「あっしは、この青柳の番頭です。」by隈井
こんにちは、鶴太郎です。
…じゃなかった、隈井です。
今日は泣けやしたね。
あっしなんざもう、足袋までびしょ濡れで…
と、ひじゅにの前振りに合わせてみましたが何か?
今日は、へへっ(笑)
女将さんと清さんと3人でこっそり宴会しちまいましてね。
たまにゃあ、こーいう息抜きがねえと
あの小橋家といっつも顔合してんですからキツイですよ。
森田屋がいた頃は、幾分かは楽だったんですけどね。
何しろ、たまに顔を出して同情するふりしてりゃ良かったんですから。
森田屋にしちゃあエライ迷惑なこってすよね。
創業70年だか80年だかって自慢してたのに
そんなの投げ出して、とっとと逃げちまいましたよ。
今思えば、気持ちはよ~く分かる!
できることなら、あっしらも遠くへ逃げてえ!
っつーことで
今日は、そんなあっしと女将さん、清さんの
逃亡劇だったんでさ。
それはそれは用意周到に
細か~く計画立ててきたんです。
そーいう理屈っぽいところは清さんが得意なんでね。
計画に沿って小橋家を騙すには
役者顔負けの演技力を持つ女将さんの出番です。
え?
あんな舞台向けの大仰な演技と意外な程の棒台詞じゃ
元も子もないだろうって?
ととととんでもない!
あれは女将さんが芝居をしてるっつー芝居だったんですぜ。
そこに気付いてくれなくっちゃあ、朝ドラーは名乗れません。
でね、始まりは女将さんの仮病からです。
そう、女将さんが明日をも知れねえ病気だってのは
とんだ嘘っぱちなんでさ。
実際、元気だったでしょ?
あっちこっち動き回ってたし、顔色も良いし
皺ひとつねえし、食欲はあるし…
あ、皺は関係ねえですか?
いやいや、あの娘は勿論孫より若々しい美貌はですね
モノホンなんだから仕方ねえじゃねえですか。
老けメイクをしろ?
それはね、化粧品のCM出演中だからNGなんですよ。
食事の方は、小橋家の前では食べられないふりをして
陰でこっそり食いだめしてたんです。
今日の3人だけの宴会みてえにね。
え?
そんな宴会を繰り返していたのに
あっしがよくバラさなかったなって?
あったりめえじゃねえですか。
あっしはこれでも口は固い方なんですぜ。
牡蠣かあっしか、あっしか牡蠣か!?ってな具合で。
じゃあ学費の件と、こないだの仕事の件はどうなのかって?
どっちもワザとですよ、ワザと!
話を進ませるための小芝居に決まってんじゃねえですか。
特に後者は今回の逃亡劇の一環ですからね。
あっしも、こんな風に細けえところで貢献してたんです。
小橋家は、まんまと騙されてくれました。
まあ、戦争に関する状況の変化は本当のことだし
それに絡めた清さんの台本が上手かったからですけど。
西田も少しは見習えってんだよ!
それにね…
さっきの女将さんの芝居の話に戻りますけど
本当の本当は気付いてほしい気持ちがあったんです。
森田屋との違いは、女将さんと小橋家は血縁者だってことですよ。
しばらく離れ離れに暮らしていたけど、やっぱ情はあるってもんでしょう。
だから小橋家が少しでも変わってくれれば今迄通り一緒に暮らしても良いと
女将さんは言っていたんです。
だけど、小橋家の方に情が無さ過ぎるってもんで…
清さんが自分は養子だから…と再三繰り返していたのは
自分自身のコンプレックスというよりも
君子さん達に血の繋がりってもんに目を留めるよう促してたんです。
清さんは女将さんを任せてくれと言った時
「実の娘と孫である私達が面倒を見ます!」
と、止めてほしかったんですよ。
女将さんにしてもね
「守り切ってやれなかったね」と言った言葉の裏で
「今度は私がお守りします」という君子さんの言葉を待ってたんです。
最後の最後には
スローモーションで角を曲がって去っていく―
という朝ドラ“お約束”の死亡フラグを演じてみせて
必死で訴えてたわけなんですよ。
それなのに…
全く気付かねえんだから、呆れた人達ですよね。
それとも、ワザとトボケてたんでしょうか?
もう金蔓ではなくなった女将さんには用はねえ!
介護なんてもってのほか!
…って気持ちなんでしょうか?
新しい住まいだってねえ
あっしが女将さんに頼まれて必死で探したんですよ。
この時代にあれだけの家、そうそうありませんよ。
でも、感謝どころか当たり前って顔で
はしゃいでましたよね…
ああ、あっしは
女将さんが気の毒で気の毒で
涙で足袋まで濡れるってもんです。
別れの挨拶の時、おかみさんが
唯一、情の欠片を見せた美子さんを無視して
一番、傍観者顔をしていた常子さんに声を掛けたのは
皮肉なんでさ。
一応ヒロインだから立てなきゃなんねえのが
あっしら脇役の使命なので仕方なくって部分もあるにはあるんですが
そんなの表面的なものです。
その場その場を小芝居で誤魔化してちゃいけない
朝ドラ・ヒロインの座をないがしろにするのではなく
これを機に40年先、50年先を見据えて成長していくべきだ
…そう、女将さんは教えて下さってたんです。
教えとしても皮肉としても何も通じてませんでしたけどね。
それとも、ワザとトボケてたんでしょうか?
それだけが謎として残りました。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

逃亡者>ウサビッチ ステッカー

療養>Tシャツ

謎>ヒバゴンのたまご

夕方まで曇り、夕方からは弱雨
とあったので
たまっていた洗濯物を一気に洗濯機に放り込んだ
そしたら何と
干す段階になって雨が降り出した
小雨だからとカーポートの屋根の下に纏めて干して
そのまま出かけてしまったんだけど
雨はやんだと思ったらまた降り出して…の繰り返しで
夕方になったら何と大雨に…
夜になると
嫌がらせか!?
と思いたくなる程激しい降りに…
今朝になったら意外にも1/3くらい乾いていたので
まだそのまま干してあるんだけど(笑)
やっぱ、乾燥機って必要かしら?
…ひじゅにですが何か?
「あっしは、この青柳の番頭です。」by隈井
こんにちは、鶴太郎です。
…じゃなかった、隈井です。
今日は泣けやしたね。
あっしなんざもう、足袋までびしょ濡れで…
と、ひじゅにの前振りに合わせてみましたが何か?
今日は、へへっ(笑)
女将さんと清さんと3人でこっそり宴会しちまいましてね。
たまにゃあ、こーいう息抜きがねえと
あの小橋家といっつも顔合してんですからキツイですよ。
森田屋がいた頃は、幾分かは楽だったんですけどね。
何しろ、たまに顔を出して同情するふりしてりゃ良かったんですから。
森田屋にしちゃあエライ迷惑なこってすよね。
創業70年だか80年だかって自慢してたのに
そんなの投げ出して、とっとと逃げちまいましたよ。
今思えば、気持ちはよ~く分かる!
できることなら、あっしらも遠くへ逃げてえ!
っつーことで
今日は、そんなあっしと女将さん、清さんの
逃亡劇だったんでさ。
それはそれは用意周到に
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え?
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でね、始まりは女将さんの仮病からです。
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特に後者は今回の逃亡劇の一環ですからね。
あっしも、こんな風に細けえところで貢献してたんです。
小橋家は、まんまと騙されてくれました。
まあ、戦争に関する状況の変化は本当のことだし
それに絡めた清さんの台本が上手かったからですけど。
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この時代にあれだけの家、そうそうありませんよ。
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ああ、あっしは
女将さんが気の毒で気の毒で
涙で足袋まで濡れるってもんです。
別れの挨拶の時、おかみさんが
唯一、情の欠片を見せた美子さんを無視して
一番、傍観者顔をしていた常子さんに声を掛けたのは
皮肉なんでさ。
一応ヒロインだから立てなきゃなんねえのが
あっしら脇役の使命なので仕方なくって部分もあるにはあるんですが
そんなの表面的なものです。
その場その場を小芝居で誤魔化してちゃいけない
朝ドラ・ヒロインの座をないがしろにするのではなく
これを機に40年先、50年先を見据えて成長していくべきだ
…そう、女将さんは教えて下さってたんです。
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とと姉ちゃん (第72回・6/25) 感想
只今、「2016年4月/春の連ドラ・満足度」を投票受付中!(7/3まで)
読者の皆さんが投票する「2016年4月/春の連ドラ・満足度」で投票受付中。
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』『第72回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
滝子(大地真央)は...
NHK朝ドラ【とと姉ちゃん】 第72回 感想
滝子(大地真央)は、清(大野拓朗)に青柳の看板を下ろすと宣言する。
晩節を汚す前に身を引くという滝子に、隈井(片岡鶴太郎)は自分も着いて行くと告げる。
離れるのは嫌だと抵抗する美子(杉咲花)。
戦争が終われば深川に戻って青柳を始めると説得する滝子。
そのまなざしを見て、常子(高畑充希)は全てを悟る。
一か月後、青柳商店の看板が外される。
常子は去っていく滝子の姿を目に焼き付け、新...
とと姉ちゃん 第72回
内容滝子(大地真央)に呼ばれる清(大野拓朗)隈井(片岡鶴太郎)“青柳商店”の看板を下ろすと告げる。そして滝子は、常子(高畑充希)たちにも。。。
敬称略
それにしても、
ほんと、主人公がいる意味が、全くありませんね。
登場したシーンなんて、
他のカットと一緒に撮ったと思われるようなシーンで、
大人の事情がプンプンしているし。