三度も言わせるな>『とと姉ちゃん』第68話 - 2016.06.21 Tue
遂に
唐沢寿明@花山伊左次登場!
でも、手放しでは喜べない
ミッチーは今のところ
ミッチーだから良い!
…という程度
つまり、まだ
五反田というキャラの魅力は出ていない
花山もどうなるか分からない
本当の本当に
今や運命の分かれ道ってヤツっすよ
だってもう
ミッチーや唐沢さんが登場するまでの辛抱!
…とは言えなくなってしまったのだから
事態は深刻ですぜ
…ひじゅにですが何か?
「読者を笑わせる?」by五反田
鞠子:ひょっとして
ミッチーの「悲しむ顔は見たくないので」から
ぐっさんの「何で俺の時、挙げなかったんだよ」迄の流れは
笑わせどころだったのかしら?
常子:ひょっとしてって何よ?
ごくごく自然に笑っちゃうシーンだったじゃない
鞠:そうかなあ…
まあ、話の流れ自体は前より良くなってきた感じするけどさ
その分、何だか既視感というか、ベタというか…
でもって相変わらず、笑いの部分はシラケるばかりだし
常:アンタ、この間も
笑いが無いだの、無いんじゃなくて下手なだけだの
下手な前にセンスが無さ過ぎだの、いい加減にしろだの
言いたい放題だったっけね
鞠:そこまでボロクソに言ってないわよ
常:でも、そう思ってはいるくせに
鞠:とと姉こそ、そんな言葉が出てくるってことは
同じ気持ちってことじゃないの?
それでつい、お笑い特集なんてのが口に出ちゃったんじゃないの?
常:あれは隈井さんの玩具がきっかけよ
鞠:玩具を貰って喜ぶ子供達の笑顔と
滑稽な小説で読者を笑わせようってのとは
意味が微妙にズレてる気がするけど?
常:笑いは笑い、笑顔は笑顔でしょ
同じよ
鞠:何でもない日常の中で出逢う微笑ましい光景とか
そんな日々から来る幸福感に満ちた笑顔こそが
ととが愛していたものであり
とと姉が『暮しの手帖』で昇華させていくものじゃないの?
常:滑稽なものへの笑いだって含まれてはいるわ
鞠:含まれてはいるけど…
常:良いのよ
だって、このご時世だもの
滑稽話で笑わせるという短絡的なもので十分よ
鞠:まあ、時には馬鹿笑いしたくなるのも人情だしね
常:一応ドラマ的には
隈井さんの玩具→私の企画と、上手く流れを付けられたし
西田としちゃあ合格点よ
鞠:でも、一つ致命的なものがあるわ
常:何よ?
鞠:その短絡的であるハズの滑稽な笑いというものが
西田は極めて下手ってことよ
常:そそそそれは…
鞠:とと姉の前途もあまり明るくないわね
常:そりゃあ、戦争の影響がどんどん色濃くなっていく時代だもの
お笑いをテーマにした雑誌なんて糾弾されるに決まっているし
そうした風潮や不安が、あの笑えないギャグに込められてるのよ
大した策士だわ、西田は
鞠:マジかよ!?
常:ちょっと、時代を考えた言葉遣いをしてよね
鞠:上司や先輩にもすぐタメ口になっちゃう、とと姉には言われたくないわ
常:ともかくも今日は「暗い時代の中でも前向きに」ってことでしょ
私の企画は通ったし、アンタも無事に就職したし
あの頼りなかった清さんも木材統制株式会社で働き始めたし
「木材統制株式会社」という名前を連呼したことで時代性も出せたし
完璧な回だったわ
鞠:あ、そこに私は不満があるのよね
常:何よ?
鞠:とと姉が働いてることは皆が賞賛してるのに
私の方は随分とアッサリした反応よね
何とか同情を買おうと「工場」を連発してみせたのに…
常:アハハ、何度も言うから工場でライン作業するのかと思ってたわよ
大学を出て作家を目指してた文学少女とはギャップが大きいから
鞠ちゃんも大胆な作戦に出たなと思ってたわ
そしたら事務員じゃないの
鞠:事務員、バカにしないでよ
つーか、とと姉だって事務員じゃん
常:アンタがライン作業をバカにしてんのよ
どうせ「工場」を強調したいなら、う~んとブラックな所に行って
『ああ、野麦峠』みたいになってごらんなさいよ。
富岡製糸場が世界遺産に選ばれたばかりだし、上手くリンクしたかもよ?
鞠:とと姉こそライン作業も製糸場もバカにしてんじゃん
常:まあ、家族のために働くのは尊いことなんだから頑張ってね
鞠:かかの反応がアッサリ過ぎなのも面白くないんだけどね
大学進学はあんなに渋ったくせにさ
常:お金が出てくのと入ってくるのとの違いでしょ
かかはシビアなのよ
鞠:まあ、何が何でも、とと姉は働かそうとしてたもんね
常:今度はアンタが犠牲になる番ね
鞠:せめて、頭も良くて作家志望の私に出版社を紹介してくれても良いのに
常:私はその分、運が良いのよ
っていうか、西田の愛情が注がれているからよ
そーいうわけで仕事面も順調だし
花山さんとの出逢いもあってドラマ的にも順調だし
言うことないわ
鞠:それが一番の挑戦だわよね
常:「三度も言わせるな!」が流行語大賞を狙えるかもね
鞠:いや、狙えないと思うけど
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

お笑いカスタムステッカー

2016年6月号

前向き>ジグソーパズル

唐沢寿明@花山伊左次登場!
でも、手放しでは喜べない
ミッチーは今のところ
ミッチーだから良い!
…という程度
つまり、まだ
五反田というキャラの魅力は出ていない
花山もどうなるか分からない
本当の本当に
今や運命の分かれ道ってヤツっすよ
だってもう
ミッチーや唐沢さんが登場するまでの辛抱!
…とは言えなくなってしまったのだから
事態は深刻ですぜ
…ひじゅにですが何か?
「読者を笑わせる?」by五反田
鞠子:ひょっとして
ミッチーの「悲しむ顔は見たくないので」から
ぐっさんの「何で俺の時、挙げなかったんだよ」迄の流れは
笑わせどころだったのかしら?
常子:ひょっとしてって何よ?
ごくごく自然に笑っちゃうシーンだったじゃない
鞠:そうかなあ…
まあ、話の流れ自体は前より良くなってきた感じするけどさ
その分、何だか既視感というか、ベタというか…
でもって相変わらず、笑いの部分はシラケるばかりだし
常:アンタ、この間も
笑いが無いだの、無いんじゃなくて下手なだけだの
下手な前にセンスが無さ過ぎだの、いい加減にしろだの
言いたい放題だったっけね
鞠:そこまでボロクソに言ってないわよ
常:でも、そう思ってはいるくせに
鞠:とと姉こそ、そんな言葉が出てくるってことは
同じ気持ちってことじゃないの?
それでつい、お笑い特集なんてのが口に出ちゃったんじゃないの?
常:あれは隈井さんの玩具がきっかけよ
鞠:玩具を貰って喜ぶ子供達の笑顔と
滑稽な小説で読者を笑わせようってのとは
意味が微妙にズレてる気がするけど?
常:笑いは笑い、笑顔は笑顔でしょ
同じよ
鞠:何でもない日常の中で出逢う微笑ましい光景とか
そんな日々から来る幸福感に満ちた笑顔こそが
ととが愛していたものであり
とと姉が『暮しの手帖』で昇華させていくものじゃないの?
常:滑稽なものへの笑いだって含まれてはいるわ
鞠:含まれてはいるけど…
常:良いのよ
だって、このご時世だもの
滑稽話で笑わせるという短絡的なもので十分よ
鞠:まあ、時には馬鹿笑いしたくなるのも人情だしね
常:一応ドラマ的には
隈井さんの玩具→私の企画と、上手く流れを付けられたし
西田としちゃあ合格点よ
鞠:でも、一つ致命的なものがあるわ
常:何よ?
鞠:その短絡的であるハズの滑稽な笑いというものが
西田は極めて下手ってことよ
常:そそそそれは…
鞠:とと姉の前途もあまり明るくないわね
常:そりゃあ、戦争の影響がどんどん色濃くなっていく時代だもの
お笑いをテーマにした雑誌なんて糾弾されるに決まっているし
そうした風潮や不安が、あの笑えないギャグに込められてるのよ
大した策士だわ、西田は
鞠:マジかよ!?
常:ちょっと、時代を考えた言葉遣いをしてよね
鞠:上司や先輩にもすぐタメ口になっちゃう、とと姉には言われたくないわ
常:ともかくも今日は「暗い時代の中でも前向きに」ってことでしょ
私の企画は通ったし、アンタも無事に就職したし
あの頼りなかった清さんも木材統制株式会社で働き始めたし
「木材統制株式会社」という名前を連呼したことで時代性も出せたし
完璧な回だったわ
鞠:あ、そこに私は不満があるのよね
常:何よ?
鞠:とと姉が働いてることは皆が賞賛してるのに
私の方は随分とアッサリした反応よね
何とか同情を買おうと「工場」を連発してみせたのに…
常:アハハ、何度も言うから工場でライン作業するのかと思ってたわよ
大学を出て作家を目指してた文学少女とはギャップが大きいから
鞠ちゃんも大胆な作戦に出たなと思ってたわ
そしたら事務員じゃないの
鞠:事務員、バカにしないでよ
つーか、とと姉だって事務員じゃん
常:アンタがライン作業をバカにしてんのよ
どうせ「工場」を強調したいなら、う~んとブラックな所に行って
『ああ、野麦峠』みたいになってごらんなさいよ。
富岡製糸場が世界遺産に選ばれたばかりだし、上手くリンクしたかもよ?
鞠:とと姉こそライン作業も製糸場もバカにしてんじゃん
常:まあ、家族のために働くのは尊いことなんだから頑張ってね
鞠:かかの反応がアッサリ過ぎなのも面白くないんだけどね
大学進学はあんなに渋ったくせにさ
常:お金が出てくのと入ってくるのとの違いでしょ
かかはシビアなのよ
鞠:まあ、何が何でも、とと姉は働かそうとしてたもんね
常:今度はアンタが犠牲になる番ね
鞠:せめて、頭も良くて作家志望の私に出版社を紹介してくれても良いのに
常:私はその分、運が良いのよ
っていうか、西田の愛情が注がれているからよ
そーいうわけで仕事面も順調だし
花山さんとの出逢いもあってドラマ的にも順調だし
言うことないわ
鞠:それが一番の挑戦だわよね
常:「三度も言わせるな!」が流行語大賞を狙えるかもね
鞠:いや、狙えないと思うけど
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

お笑いカスタムステッカー

2016年6月号

前向き>ジグソーパズル

スポンサーサイト
● COMMENT ●
トラックバック
http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2228-57554aa4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
NHK朝ドラ【とと姉ちゃん】 第68回 感想
夫が満州に行くと伝える綾(阿部純子)の手紙。常子(高畑充希)の不安が募る中、暗い雰囲気を払拭しようと、隈井(片岡鶴太郎)は近所の子どもを集めて木っ端で玩具を作る。
笑わせるのが好きという隈井に触発され、常子は雑誌で「笑い」を提供する特集が作れないかと提案する。
そんな折、常子は内務省で働くある男から挿入画をもらってくるよう頼まれる。
その男の名は、花山伊佐次(唐沢寿明)。緊張の面持ちで...
とと姉ちゃん (第68回・6/21) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(公式)
第12週『常子、花山伊佐次と出会う』『第68回』の感想。
なお、本作のモチーフで、大橋鎭子著『「暮しの手帖」とわたし』は既読。
夫が満州に行くと伝える綾(阿部純子)の手紙。常子(高畑充希)の不安が募る中、暗い雰囲気を払拭しようと、隈井(片岡鶴太郎)は近所の子どもを集めて木っ端で玩具を作る。笑わせるのが好...
とと姉ちゃん 第68回
内容ようやく仕事が見つかった常子(高畑充希)
そのころ、祖母・滝子(大地真央)が、病で。。。。
一方、鞠子(相楽樹)も、工場で働くことを決断。清(大野拓朗)も、“外”で働くことを決める。
そんななか、隈井(片岡鶴太郎)が、木の端切れで作ったおもちゃを作り、子供たちを笑顔に。子供たちを見ていた常子は。。。。
敬称略
いまさら常子が活躍しよ...