みかんの花>『あさが来た』第129話 - 2016.03.02 Wed
ああ、やはり
菊さんご臨終
あさが東京に行くと言っていたから
今度は忠興お父はんが危ない?
…ひじゅにですが何か?
「ひっそりして品が良うて」by菊
まずは『あさ物語』―
千代ちゃんの部屋で意外な人を見かけたかの様な
あさの様子で昨日は終わったのに
部屋に座る女性を宜さんと思い声をかける、あさ。
意外でも何でもないやん(笑)
でも、真相は意外っちゃー意外で
その人は宜さんのお母さんだった。
あのイカニモ現代風の
ボクっ娘でメガネっ娘でオタクっ娘っぽい宜さんが
実の母親の目には平凡な娘に映るらしい。
昔ながらの価値観で
女には勉強はいらない結婚が全て!
という考えよりも
真面目だけが取り柄の不器用な娘だから
行き遅れが心配
という気持ちから縁談を勧めていたらしい。
「非凡な女子さんです」
「あない面白い子はなかなかいません」
母親のフィルターを優しく外す、あさ。
同時に、自分自身もまた
千代ちゃんを自分の「枠」に押し込めようとしていた、と
ようやく気付く。
ちゅーことで
引っ張り続ける“あさVS千代”の
宜さんをダシにしたバージョン>ぉ
家族写真を机に飾るほど家族LOVEなのに
母親の頭には角を描き込んでしまう
中二病…じゃなくて、複雑微妙な千代ちゃんの心理に
今回のあさの姿はビビビと来たらしく
いつもと違うキラキラの目で、あさを見送る千代ちゃんであった。
メデタシメデタシ>ぇ
できるなら
女学生達にオドオドする亀助さんの図ぅ―
ではなく
女学生達の中にあっという間に溶け込んで
お喋りに花を咲かせている亀助さんの図ぅ―
が見たかっただす。
そして『はつ物語』―
あれからどのくらい経ったのか分からないけど
少し元気になった様子の菊さんが映る。
腰を骨折した割には軽やかに起き上がり
介助してもらいながらとはいえ、ちゃんと座れている。
まあね
死の間際にほんの一瞬だけ
奇跡的に具合が良くなることってあるものね。
昨日
蔵に閉じ込められた時の闇の怖さにうなされていたのが
今日
みかんの花の香に穏やかに目覚める。
山王寺屋の跡取り娘としてのプレッシャーから
ようやく解き放たれたってことなのだろう。
菊さんにより息子@惣兵衛さんは一時、心を病んだ様な状態だったけど
あれは、まんま菊さん自身の姿だったのかもね。
でも、惣兵衛さんは立派な男性に成長し
それは菊さんのおかげだと、はつに言ってもらえて
フィルターの外れた目で“今”を見れば、そこは
大阪でも立派な商家でもないけれど
ひっそりと品の良いみかんの花の香に包まれた
穏やかな暮らしと暖かい家庭と美しい山。
「ひっそりして品が良うて」というのは
菊さんの本来の姿なのかも。
彼女もまた親の「枠」に押し込められて
資質に合わない人生を生きてきたのだろう。
「ここが私らの山王寺屋なんや」
菊さんの心がやっと救われたことを示す言葉。
『あさ物語』から『はつ物語』に移行する藍之助君―
知らせを聞きながらも、すぐに出発できなかったのは
菊さんの意思を尊重してのこともあったろうし
加野銀行への遠慮や責任感もあっただろうけど
信じたくないという気持ちと
菊さんの夢を壊してしまったという罪悪感が
強かったからだと思う。
やっと決意して帰ってみれば
菊さんの臨終には間に合わず…
今度は藍之助君が重いものを背負ってしまいそうで心配だす。
まあ、養之助君がフォロー入れてくれそうだから
大丈夫だとは思うけど。
千代ちゃんの刃物トラウマも
あっという間に消滅しっちゃったことだしな>ぉ
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

みかんの花からつくったハチミツ

平凡倶楽部

鬼さんの角

菊さんご臨終
あさが東京に行くと言っていたから
今度は忠興お父はんが危ない?
…ひじゅにですが何か?
「ひっそりして品が良うて」by菊
まずは『あさ物語』―
千代ちゃんの部屋で意外な人を見かけたかの様な
あさの様子で昨日は終わったのに
部屋に座る女性を宜さんと思い声をかける、あさ。
意外でも何でもないやん(笑)
でも、真相は意外っちゃー意外で
その人は宜さんのお母さんだった。
あのイカニモ現代風の
ボクっ娘でメガネっ娘でオタクっ娘っぽい宜さんが
実の母親の目には平凡な娘に映るらしい。
昔ながらの価値観で
女には勉強はいらない結婚が全て!
という考えよりも
真面目だけが取り柄の不器用な娘だから
行き遅れが心配
という気持ちから縁談を勧めていたらしい。
「非凡な女子さんです」
「あない面白い子はなかなかいません」
母親のフィルターを優しく外す、あさ。
同時に、自分自身もまた
千代ちゃんを自分の「枠」に押し込めようとしていた、と
ようやく気付く。
ちゅーことで
引っ張り続ける“あさVS千代”の
宜さんをダシにしたバージョン>ぉ
家族写真を机に飾るほど家族LOVEなのに
母親の頭には角を描き込んでしまう
中二病…じゃなくて、複雑微妙な千代ちゃんの心理に
今回のあさの姿はビビビと来たらしく
いつもと違うキラキラの目で、あさを見送る千代ちゃんであった。
メデタシメデタシ>ぇ
できるなら
女学生達にオドオドする亀助さんの図ぅ―
ではなく
女学生達の中にあっという間に溶け込んで
お喋りに花を咲かせている亀助さんの図ぅ―
が見たかっただす。
そして『はつ物語』―
あれからどのくらい経ったのか分からないけど
少し元気になった様子の菊さんが映る。
腰を骨折した割には軽やかに起き上がり
介助してもらいながらとはいえ、ちゃんと座れている。
まあね
死の間際にほんの一瞬だけ
奇跡的に具合が良くなることってあるものね。
昨日
蔵に閉じ込められた時の闇の怖さにうなされていたのが
今日
みかんの花の香に穏やかに目覚める。
山王寺屋の跡取り娘としてのプレッシャーから
ようやく解き放たれたってことなのだろう。
菊さんにより息子@惣兵衛さんは一時、心を病んだ様な状態だったけど
あれは、まんま菊さん自身の姿だったのかもね。
でも、惣兵衛さんは立派な男性に成長し
それは菊さんのおかげだと、はつに言ってもらえて
フィルターの外れた目で“今”を見れば、そこは
大阪でも立派な商家でもないけれど
ひっそりと品の良いみかんの花の香に包まれた
穏やかな暮らしと暖かい家庭と美しい山。
「ひっそりして品が良うて」というのは
菊さんの本来の姿なのかも。
彼女もまた親の「枠」に押し込められて
資質に合わない人生を生きてきたのだろう。
「ここが私らの山王寺屋なんや」
菊さんの心がやっと救われたことを示す言葉。
『あさ物語』から『はつ物語』に移行する藍之助君―
知らせを聞きながらも、すぐに出発できなかったのは
菊さんの意思を尊重してのこともあったろうし
加野銀行への遠慮や責任感もあっただろうけど
信じたくないという気持ちと
菊さんの夢を壊してしまったという罪悪感が
強かったからだと思う。
やっと決意して帰ってみれば
菊さんの臨終には間に合わず…
今度は藍之助君が重いものを背負ってしまいそうで心配だす。
まあ、養之助君がフォロー入れてくれそうだから
大丈夫だとは思うけど。
千代ちゃんの刃物トラウマも
あっという間に消滅しっちゃったことだしな>ぉ
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

みかんの花からつくったハチミツ

平凡倶楽部

鬼さんの角

スポンサーサイト
● COMMENT ●
トラックバック
http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2115-4161a2d7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
あさが来た (第129回・3/2) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第22週『自慢の娘』『第129回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
※ベタボメ感想だけを読みたい人は、ブラウザバック(=ブラウザ上で前のページへと戻る)をするのが良いと思います。...
「あさが来た」第129回★あの山が山王寺屋なんだすなぁ
連続テレビ小説「あさが来た」
第129回(3月2日)
京都に来たあさ(波瑠)は、千代の友人の宜(吉岡里帆)に会うため女学校の寄宿舎に向かった。しかし、宜の部屋にいたのは母のフナ(高橋由美子)であった。娘の話題で話が盛り上がると…。和歌山では、寝たきりの菊(萬田久子)、はつ(宮崎あおい)、惣兵衛(柄本佑)は、みかんの花咲く山々を眺めていた。大阪で両替屋として、栄えていた山王寺屋を思い返...
「あさが来た」 第22週 自慢の娘 第129話
さて、京都の千代(小芝風花)がいる寮に来たあさ(波瑠)でしたが・・・
実は宜ちゃん(吉岡里帆)に会いに来たのでした。
でも、部屋には宜ちゃんの代わりに母親のフナ(高橋 ...
あさが来た 第129回
内容千代(小芝風花)から宜(吉岡里帆)のことを聞いたあさ(波瑠)は、京都に立ち寄った際、千代の通う女学校の寄宿舎へと向かう。だがそこには、宜の姿はなく、宜の母・フナ(高橋由美子)がいた。ふたりは、娘のことを話し。。。。
敬称略
京都部分は、ようやく&l...
NHK朝ドラ【あさが来た】 第129回 感想
京都に来たあさ(波瑠)は、千代の友人の宜(吉岡里帆)に会うため女学校の寄宿舎に向かった。しかし、宜の部屋にいたのは母のフナ(高橋由美子)であった。娘の話題で話が盛り上がると…。和歌山では、寝たきりの菊(萬田久子)、はつ(宮崎あおい)、惣兵衛(柄本佑)は、みかんの花咲く山々を眺めていた。大阪で両替屋として、栄えていた山王寺屋を思い返した菊は…。一方、あさは、女子大学校の設立のために東京へ向かう...