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2017-08

『夫婦善哉』第2話 - 2013.09.10 Tue

第2話『親の愛でも手切れ金でも切れぬ心が仇となる』


お前はすっかり貧乏拗らせとる」by小河童


貯金を柳吉に使われてしまって、また最初から苦労のし直しだと思っていたら
いつの間にやら関東煮の店を始めている蝶子。

逞しいなあ!

接客が上手い蝶子に
料理が上手い柳吉
(先回、昆布を煮ているシーンで仄めかされていたね)

まさにピッタリの職業で、少しは蝶子の苦労が報われそうだな
…と思ったのも束の間。


母親は倒れるし
柳吉は姿を消すし…


「ぼんち」は、まだ「ぼんち」でしかなく
別れた芝居をしてまでも親の金を当てにする

芝居というところがまた甘えの表れなんだけども
芝居である以上、蝶子と一緒に生きていこうとの意志は見られるので
そこが、ほだされるところ?

手切れ金を突っぱねて別れる気はないと宣言する蝶子も
可愛い女心であると同時に、やはり「アホ」。


緊張が解けたせいか箪笥にもたれたまま居眠りする蝶子の顔のアップが続き
背後に柳吉の気配がして振り向き、新しいシーンとなる。

オノマチの演技をたっぷりと魅せようという算段?


そして、次の患難は柳吉の病@腎臓結核。

母親の病気との対比?
蝶子にとっては親だけど、父親にとっては妻なわけで
双方とも配偶者が病に倒れた…という意味で共通。

妻を思い涙ぐむ父親の心情と蝶子が重なる。

最後まで娘を気遣い続けた母親と
自分の傍にいるよう強いる柳吉という対比。

母親が倒れた知らせを受けた時は
店が営業中だったため躊躇する蝶子を
早く行ってやれと促してくれたのに

母親が危篤との知らせに対しては
行かせまいと意地を張る

…という柳吉自身の態度の対比。


自分が選んだことではあるけれど
蝶子のために勘当され、蝶子のために娘とも引き離されたわけで
そこのところに甘えから来る無理強いというか、ワガママで
意固地になっちゃったんだろうね。

基本的に人は好いし小心者だから
言ってしまった途端に後悔したんだろうな…と思う。

蝶子もまた
懇願するとか、理詰めで談判するとかしないで
黙ってずっと柳吉のベッドの傍に座っていて
これまた意地っ張り。

本当にアホ×アホの物語なんだなあ、と思う。
滑稽で悲しくて呆れつつも愛しくて…って感じ?


蝶子の目に涙が浮かんで溢れて零れ落ちる…
その様子がアップで映し出される。
ここもオノマチ演技の見どころだな。


「お母ちゃんにしてみればいつまでも子供やったんやで」

おでんを持って行った時、それより現金が欲しいと言っていた母親が
実は郵便保険に入っていて、蝶子にもお金を残してくれていた。

臨終の際に傍にいてやれなくても
親の愛には何のその。


そんな無限とも言える親の愛と
まだ本物の夫婦というには形が歪な蝶子&柳吉の愛もまた対比?


「その金でお母ちゃん助けてやったら良かったやないかい」

療養中の温泉で遊び呆ける柳吉。
でもこれは、貯金を使ってしまった時とちょっと違って
蝶子への後ろめたさから来ている感じ。

この↑台詞なんて、まさにそう。
母親の臨終に立ち会わせてやらなかったこと
自分の医療費のために母親に充分なことをさせてやれなかったこと
今も蝶子が働きづめなことに
罪悪感を抱いているんだろうなあ…

それを、こういう形でしか表せない、まさにアホな柳吉。


そんな柳吉のためにバッグに詰めてきた色々なものを
蝶子が投げつけるところが良かった。

鰻等の食べ物から着物まで。
投げた着物が空中で広がって柳吉まで届かずに畳の上に落ちる。
そこが何ともいえない「絵」になっていた。


にしてもさ
悪人がいないってとこが良いね。

蝶子が必死の思いで訪ねた柳吉の実家で
彼女の願いを冷たく断る妹婿も
彼の立場としては仕方ないことなわけだし

後になって妹がお見舞いに行ったのは
彼が伝えてくれたからだろうし

妹も蝶子に苦情を言うどころか
彼女の苦労を思いやり、褒め言葉まで言ってくれるし
お金も用意してくれているし。


あ、それから小河童もね。

不器用だし、全然報われないんだけど
それだけに良い味出してる(^^)





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