琵琶湖に橋>『スカーレット』第39話 - 2019.11.13 Wed
昨日はキツイ部分が勝ったけど
今日はちょっぴりカタルシス
…ひじゅにですが何か?
「食べる方の箸にしとけえ言われて」byちや子
橋と箸
『TRICK』にそんな話があったっけなあ
…ってのは置いといて>ぇ
ちや子さんは雑誌記者になり
琵琶湖に架けられる予定の橋について取材するらしい。
ってことは、この先も時々、顔を見せてくれそう。
“荒木荘”と喜美子を結ぶ橋にもなってくれそう。
今日は大久保さんから渡されたお茶を届けてくれたし。
“荒木荘”でいつも淹れていたお茶が、喜美子をあの頃に引き戻す。
家族のために働いていたのは同じだけど
あそこでは喜美子は
家事をしたり父親を宥めたり妹達を世話したり…という
“母親代わり”という役目からは解放され
喜美子自身でいられたし
周囲もそう見なしてくれた。
自分自身の人生について考える余裕も持てる様になったところだった。
そうアドバイスしてくれたのは
他ならぬ、ちや子さんだったね。
喜美子が大阪を去る頃は
ちや子さんもまた自分の人生を見失いかけていた。
立ち直れたのは、喜美子のおかげ…な部分も大きいと思うよ。
で、新たな道を見出した、ちや子さんに
喜美子も再び励まされる。
素敵な関係だよね。
といっても…
「グッとこらえて、頭下げて、
『どうしてもやりたい!やってみたい!やらして下さ~い!!』言うて
必死に思いを伝えて、一生懸命掛け合うて…
ほんで、ようやっと任してもらえることになったんよ」
以前なら、喜美子もこの言葉とリンクできた。
“荒木荘”の時はそんな風に頑張れた。
今は頑張る余地もない…
八方塞がりの状態。
ここで、喜美子が絵付けをやりたかった…と
大泣きできたのは良かったと思うよ。
最初はちょっと驚いた。
今迄の喜美子は、何でも冷静に理性的に受け止めてきたから。
信楽から離れたくないと、お父ちゃんに訴えた時も
感情的にならず、静かに涙を流すだけだった。
まあ、“荒木荘”での初期の頃は
枕相手にラリアット(?)かましてたけどさ(笑)
でも、あれは、頑張っている最中のことだったからなあ…
頑張ることもできない…取り掛かることさえできないって辛過ぎる。
本当は、ただ静かに諦めるつもりだったのだろうなあ…
置かれた状況をただただ受け止めて。
でも、ちや子さんと再会して
大久保さんのお茶の作用もあって
ひとりの人間として、心情を吐露する喜美子。
泣き喚きながらも、どこか歯止めが効いているって感じだったけど
感情を表に出せたのは良かったと思うよ。
そんな姉を見て、段々と表情を変える直子が、これまた良かった。
学校を卒業したら東京に行きたいと言っていたのは
今の自分の状況から抜け出したいからだろうけど
喜美子への対抗心というか、羨ましく、もしくは妬ましく
思う気持ちも含まれていたのだろう。
大阪に行った喜美子は自由に楽しく生きている様に
直子には見えたかもしれない。
戻って来てからは
借金は多少なりとも返してくれたし
肉じゃがには肉を入れてくれたし…
それは喜美子の「余裕」だと感じたのかもしれない。
母親の様に自分達の世話をしてくれるのは
実の母親がその点で至らな過ぎるので(^^)
姉がそれを埋めるのは当たり前と思っていたのかもしれない。
…でも、そんな喜美子が泣いたことで
彼女もまだ自分達と同じ「子供」で
これから人生を歩んでいかなければならないのだと
気付いたのだろうな。
お母ちゃんのポンコツぶりがあまりにも目立っているものなあ…
昨日、お父ちゃんが暴れた後で、隅で泣いている百合子を
慰めたのも喜美子だったし
今日、お客さんの目の前で寝転がって本を読む直子を
注意したのも喜美子だった。
悪い人じゃないし、嫌いってわけじゃないけど
ちょっと怖い(^^)
「嫌い」と言っていた風呂焚きを自分からやると言った直子に
昨日のキツイ展開の連続に少しばかりササクレていた心が癒されたわ。
喜美子も「ほら見ろ」みたいなことを言わず>ひじゅになら言っちゃいそう
酒瓶に水を入れるというユーモアで返すところが良い。
お父ちゃんのことだから、騒動になりそうな気がするけど(^^;)
海の様な琵琶湖に橋が架かる様に
絶望的と見られた喜美子の「夢」に手が届く様になる
その前触れの涙?
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

琵琶湖の叫び

夢をはこぶ橋

お椀とお箸

今日はちょっぴりカタルシス
…ひじゅにですが何か?
「食べる方の箸にしとけえ言われて」byちや子
橋と箸
『TRICK』にそんな話があったっけなあ
…ってのは置いといて>ぇ
ちや子さんは雑誌記者になり
琵琶湖に架けられる予定の橋について取材するらしい。
ってことは、この先も時々、顔を見せてくれそう。
“荒木荘”と喜美子を結ぶ橋にもなってくれそう。
今日は大久保さんから渡されたお茶を届けてくれたし。
“荒木荘”でいつも淹れていたお茶が、喜美子をあの頃に引き戻す。
家族のために働いていたのは同じだけど
あそこでは喜美子は
家事をしたり父親を宥めたり妹達を世話したり…という
“母親代わり”という役目からは解放され
喜美子自身でいられたし
周囲もそう見なしてくれた。
自分自身の人生について考える余裕も持てる様になったところだった。
そうアドバイスしてくれたのは
他ならぬ、ちや子さんだったね。
喜美子が大阪を去る頃は
ちや子さんもまた自分の人生を見失いかけていた。
立ち直れたのは、喜美子のおかげ…な部分も大きいと思うよ。
で、新たな道を見出した、ちや子さんに
喜美子も再び励まされる。
素敵な関係だよね。
といっても…
「グッとこらえて、頭下げて、
『どうしてもやりたい!やってみたい!やらして下さ~い!!』言うて
必死に思いを伝えて、一生懸命掛け合うて…
ほんで、ようやっと任してもらえることになったんよ」
以前なら、喜美子もこの言葉とリンクできた。
“荒木荘”の時はそんな風に頑張れた。
今は頑張る余地もない…
八方塞がりの状態。
ここで、喜美子が絵付けをやりたかった…と
大泣きできたのは良かったと思うよ。
最初はちょっと驚いた。
今迄の喜美子は、何でも冷静に理性的に受け止めてきたから。
信楽から離れたくないと、お父ちゃんに訴えた時も
感情的にならず、静かに涙を流すだけだった。
まあ、“荒木荘”での初期の頃は
枕相手にラリアット(?)かましてたけどさ(笑)
でも、あれは、頑張っている最中のことだったからなあ…
頑張ることもできない…取り掛かることさえできないって辛過ぎる。
本当は、ただ静かに諦めるつもりだったのだろうなあ…
置かれた状況をただただ受け止めて。
でも、ちや子さんと再会して
大久保さんのお茶の作用もあって
ひとりの人間として、心情を吐露する喜美子。
泣き喚きながらも、どこか歯止めが効いているって感じだったけど
感情を表に出せたのは良かったと思うよ。
そんな姉を見て、段々と表情を変える直子が、これまた良かった。
学校を卒業したら東京に行きたいと言っていたのは
今の自分の状況から抜け出したいからだろうけど
喜美子への対抗心というか、羨ましく、もしくは妬ましく
思う気持ちも含まれていたのだろう。
大阪に行った喜美子は自由に楽しく生きている様に
直子には見えたかもしれない。
戻って来てからは
借金は多少なりとも返してくれたし
肉じゃがには肉を入れてくれたし…
それは喜美子の「余裕」だと感じたのかもしれない。
母親の様に自分達の世話をしてくれるのは
実の母親がその点で至らな過ぎるので(^^)
姉がそれを埋めるのは当たり前と思っていたのかもしれない。
…でも、そんな喜美子が泣いたことで
彼女もまだ自分達と同じ「子供」で
これから人生を歩んでいかなければならないのだと
気付いたのだろうな。
お母ちゃんのポンコツぶりがあまりにも目立っているものなあ…
昨日、お父ちゃんが暴れた後で、隅で泣いている百合子を
慰めたのも喜美子だったし
今日、お客さんの目の前で寝転がって本を読む直子を
注意したのも喜美子だった。
悪い人じゃないし、嫌いってわけじゃないけど
ちょっと怖い(^^)
「嫌い」と言っていた風呂焚きを自分からやると言った直子に
昨日のキツイ展開の連続に少しばかりササクレていた心が癒されたわ。
喜美子も「ほら見ろ」みたいなことを言わず>ひじゅになら言っちゃいそう
酒瓶に水を入れるというユーモアで返すところが良い。
お父ちゃんのことだから、騒動になりそうな気がするけど(^^;)
海の様な琵琶湖に橋が架かる様に
絶望的と見られた喜美子の「夢」に手が届く様になる
その前触れの涙?
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

琵琶湖の叫び

夢をはこぶ橋

お椀とお箸

スポンサーサイト