fc2ブログ
topimage

2019-10

人の心>『スカーレット』第4話 - 2019.10.03 Thu

​​​​​​​​​​​​​​​直子を演じている、やくわなつみちゃん
上手いよね

ああいう子を巧みに演じている
…ではなくて
ああいう子として存在している
…って感じ?

ウザいけど(笑)

『金八先生』で濱田岳を初めて見た時
こいつ、ウザっ!
…と思った時に似てるかも?(笑)

…ひじゅにですが何か?



​「酷かったね」​by草間



「鋭いね」と言ってくれた草間さんに
今日はこう言われてしまう喜美子の図ぅ―

草間さんと違い、自分の心は栄養が足りている>身体の方はともかく
…と思っていたのに
その心が弱っているはずの草間さんから
人の心について諭される。



昨日は、子供っぽい無神経さが
草間さんにとって小さな救いになった様に思えた。

当たり障りのない接し方をする人達の中で
喜美子のズケズケとした物言いが
弱っている草間さんの心を、ほんのちょっと動かしたのだと。

動かしたのは事実だし
そういう意味ではやはり救いだろうと思うけれども…

やはり、ちょっとは不快だったのかも?

まあ実際、不快な言い方だった(笑)
でも、まだ子供だし
深い意味はないのは分かっているし
アイデンティティを失いかけている(と思われる)自分を
ある意味、対等に見てくれているとも言える。
だから、少し自虐的ではあるけど、当て嵌まる部分があると認めて
「鋭いね」という言葉をかけたんじゃないかな?
見たところ、知性とユーモアを元々持っている人みたいだから。


ところが、今日の喜美子は
子供っぽい無神経さ+子供ならではの残酷さを発揮。

直子もだけど、喜美子のこの行為も
特別なことではなく、子供「あるある」でもあるんだよね。
だから、こういう描き方はリアルに心に来るなあ。
ズキュン!ではなく
​チクッ!​って感じ。
でも、いつまでも刺さっている感じ。



自分の「命綱」である給食のために
草間さんの心の栄養状態を心配する喜美子。

自分が少し前に遭遇した慶乃川さんと
自分と同じ様な話をしている草間さんを見つける。

心の栄養になるかもしれないと悟り
「見せたげて下さい!」
と、しゃしゃり出て
「陶芸家いいます」
「芸術家…ともいいます」
と、ドヤ顔で受け売りをして
「ええから貸して」
恥ずかしがる慶乃川さんから、彼の作品を奪い取って
「こんなんただのゴミやん」
罵倒する喜美子。

子供「あるある」ではあるんだけど
心が痛んだ。

家に帰れば、身体が弱い母を気遣う優しい子なのにね。

「人の心を動かすのは作品じゃない、人の心だよ
作った人の心が作品を通してこちらの心を動かす
酷かったのは君だ
子供だからといって、ああいう態度はいけないよ
一生懸命作った人に失礼だ
慶乃川さんに、失礼だ」

ここはちょいと泣けちゃったよ。
​さすが、川藤先生(違)​


ヒロインを諫める人物が出て来るのは良作の条件の一つだけど
そんな朝ドラ“お約束”なんぞ持ち出す必要もなく純粋に良かった
…と
なにかと“お約束”で括りたがる、ひじゅにが思ってしまったよ。


ここですぐハッと気づいた風の喜美子の表情も良かったし
そこですぐ謝りに行くという安易な進行でないのも良かった。

「君は、鋭いね」
新作に言われるシーンと
「厚かましい」
番長一味に罵倒されるシーンが挟まったことが。

前者は―
恐らく初めて褒め言葉らしきものを言われて
調子に乗っていたのが​ストン!​と落とされたことが
強調されていると思える。

後者は―
番長達には既に何度も嫌な思いをさせられてきたけど
最初は喧嘩してコテンパンにしてやれた。
次の時は父の言いつけを守って、黙ってその場を去るという
大人な対応ができた。
それぞれ、それなりに気持ちの納め方があったと思う。

なのに今回は
お金がない…という、どうしようもない現実をベースに
罵倒されるばかり…という屈辱を味わうことになった。

でも、それは慶乃川さんも味わったかもしれない気持ち。
いつの間にか、番長達と​同じ​ことをしていた自分に気付く。


慶乃川さんが明るく許してくれてメデタシメデタシ。
でも、陶芸家を諦めて田舎に帰るという決断は寂しい。


陶芸家は、陶工とは違う
自分だけの作品を作る、芸術家。
あまり、お金にはならないけど。

慶乃川さんは陶芸家(の概要)を教えてくれた。
それだけでなく
頑張ってきたのに望み通りの「陶芸家」にはなれず
その世界を去って行く彼の姿は、後々も喜美子の心に残るだろう。

草間さんは
作った人の心が作品を通してこちらの心を動かす
と教えてくれた。

ほんの少~しずつ、喜美子が陶芸に近づいて行く。


「得意なことがありました」
慶乃川さんから貰った紙に何やら描き始める喜美子。

唐突な感じはしたけど(笑)
まだ人物紹介の最中だから、より掘り下げてきた…と見るべきかな。
それに、陶芸家には絵心が必要だし
それがあるからこそ陶芸家になろうと思う様になるのだろう。

描いているのは、もしかして紙芝居?
直子に見せてあげるため?



☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆
楽天バナー


信楽焼>抹茶碗


ポン煎餅


絵具>ピンブローチ


ROOKIES >ブルーレイBOX


​​​​​​​​​​​​​​​
スポンサーサイト



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

ひじゅに

Author:ひじゅに
ひじゅに

朝ドラを中心にドラマや映画の感想、
K-POP歌詞訳やイラスト、
猫や食べ物の話題など
何だかんだと書いています。
HNの由来は韓国のロッカー
ムン・ヒジュン(笑)
楽天ブログで何年かやってきましたが、
今後こちらと並行して行くつもりです。
「やっくん」名でHPもやってます。
どうぞヨロシク☆

★楽天ブログ
もう…何がなんだか日記
楽天バナー

★HP(ブログ各記事のINDEXも)
やっくんち
やっくんち

最新記事

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カテゴリ

らんまん (25)
舞いあがれ! (19)
ちむどんどん (18)
カムカムエブリバディ (14)
おかえりモネ (9)
おちょやん (93)
エール (186)
スカーレット (153)
相棒 (127)
なつぞら (156)
まんぷく (151)
わろてんか (152)
半分、青い。 (154)
ひよっこ (157)
べっぴんさん (152)
とと姉ちゃん (154)
あさが来た (157)
まれ (156)
マッサン (150)
ちゅらさん (8)
花子とアン (156)
ごちそうさん (151)
あまちゃん (156)
純と愛 (151)
梅ちゃん先生 (157)
カーネーション (151)
おひさま (156)
NHK朝ドラ-2 (74)
朝ドラについて考える (24)
韓国映画 (31)
香港・中国映画 (11)
日本映画 (14)
欧米映画 (10)
007シリーズ (14)
その他の映画 (1)
八重の桜 (53)
平清盛 (50)
陽だまりの樹 (11)
JIN-仁- (11)
ドラマ-1- (32)
ドラマ2 (7)
ドラマ-3- (17)
ドラマ-4- (4)
単発ドラマ (9)
欧米ドラマ (20)
韓国ドラマ‐1‐ (3)
MV&歌詞訳(主にヒジュン) (3)
MV&歌詞訳(パク・ヒョシン) (5)
MV&歌詞訳(QUEEN) (16)
MV&歌詞訳(エド・シーラン) (11)
MV&歌詞訳(その他) (28)
レトルト&キヨ その他 (1)
お気に入り動画 (3)
K-POP(主にヒジュン) (1)
食べ物・飲み物 (73)
動物 (31)
イラストetc. (3)
風景、植物 (4)
日常あれこれ (61)
夢 (1)
バトン (8)
鬼滅の刃 (2)
小説&マンガreview (5)
アニメ (12)
韓国ドラマ-2- (2)
ドラマ以外のTV番組&DVD等 (1)
ラーメンetc. (6)

月別アーカイブ

フリーエリア

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR