『半分、青い。』は朝ドラに革命を起こしたか? - 2018.09.30 Sun
『半分、青い。』が昨日で終わった。
ハッキリ言っちゃうと>って、今更(笑)
私にとっては、好きとも良作だとも言えない作品だった。
逆に、世間の評判は悪いけど私は好きだった…という作品もあることだし
『半分、青い。』ファンを批判するつもりはない。
だから、その感性に関わる部分は置いといて
脚本家@北川悦吏子氏が事前に語っていた
「朝ドラに革命を起こしたんじゃないかと思いました」
という部分だけ考えてみる。
ドラマに乗れなかった分
この言葉がどのように成就しているか…
という点に注目しながら半年間過ごした様なものなので(笑)
…といいつつ、早くも記憶が失われつつあるので
取りこぼしや勘違いもあるかもしれないです>スミマセンスミマセン
1:Twitterによる宣伝や内容のフォロー
直接読むことはほとんどなかったんだけど
結構、周囲から情報が入ってくるので、完全スルーは無理だった。
これからは、こういう形態が増えてくるのかもしれない。
それの先駆け…にはなったのかもしれない>その意味で「革命」?
ただ、「神回」宣言が何度もあったのは、ナンダカナ…と思うし
ほとんどが蓋ショボというか、宣言されるほどの内容ではなく
「神回」詐欺と言って良い気がし…はっ!ここは感性の問題か(^^;)
言えることは―
解説してくれるのはありがたいけれど、やはり作品そのもので語ってほしい
ってことと
ましてや炎上商法を狙うのは…作品の質を自ら放棄することではないのか
ってことかな。
だから、「半分、革命?」ってところ?
2:ヒロインのキャラ設定
好きか嫌いかは感性の問題なので別としても
多くの人が朝ドラ・ヒロインというと思い浮かべるであろう
明るく元気・品行方正・お節介・頑張り屋さん…等のイメージとは
鈴愛は異なる。
そこが斬新=「革命」と主張する人もいるのだけど
果たしてそうだろうか?
私が感想を書き始めたのは『ファイト』(2005年)からだけど
既に定石を外そうとの動きが見られた。
ヒロインは朝ドラ史上最年少の15歳、どちらかというと大人しくて
あまり積極的に動こうとするタイプではなかった>後半変わっていくけど
『芋たこなんきん』は逆に、最初から既に大人だった。
交互に子供時代も描いていてバランスを取っていたけど。
『ちりとてちん』ヒロインは劣等感を抱えウジウジした陰キャだったし
『つばさ』は逆に、“良い子”であることに囚われているヒロインだった。
『カーネーション』ヒロインは柄が悪いとさえ言える強いキャラ。
『純と愛』はヒロインだけでなく全ての登場人物が負の部分を晒していた。
鈴愛は特に変わったキャラではない…ってことになる。
寧ろ、最近の流れに乗っている。
問題は
変人でも欠点だらけでも魅力的なヒロインは過去にいたけど
鈴愛は不快なところばかりで、魅力がな…あ、ここは感性の問題ですね。
3:挫折を繰り返す物語
『だんだん』も歌手デビューするもすぐに引退
『瞳』もダンス大会に落ちていたし
『純情きらり』も音楽家にはなれなかった。
『純と愛』もホテル経営という“夢”は一貫していたけど
挫折の繰り返しだった。
だから、この題材も斬新とは言えない。
成功して終わった作品の場合は、小さい頃から目標を持っていて
努力を続けていく様子がドラマになっていたわけだから
鈴愛の様に思い付きで何かを初めては失敗…というのとは根本的に違う。
4:ラブストーリーがメイン
最初はそこに注目したんだけど
考えてみたらラブストーリーは寧ろ朝ドラには付き物。
少女マンガチックな描写も定番。
『半分、青い。』はその比重が高い…というだけ。
う~ん…どうも、分が悪いぞ『半分、青い。』!
ついでに言うと>コジツケ含む?
鈴愛は片耳失聴という他人と異なる特徴(敢えて「ハンデ」とは書かない)
を持っているけど
『純と愛』は超能力を持っていたぞ。
鈴愛はマグマ大使@律を呼び出したけど
『つばさ』はラジオの精というイマジナリーフレンドを持っていたぞ。
亡くなった祖母がナレーターを務めていたけど
『ゲゲゲの女房』も『ごちそうさん』も同じ。
『半青』の祖母がカエルなら、『ごちそうさん』は糠床。
幼馴染が出てくるのも定番。
幼馴染と最終的に結ばれる話もあった>『梅ちゃん先生』とか
ヒロインは大したことしていないのに
場合によっては嫌われることばかりしているのに
何故か皆に好かれて、いつも不自然なまでに褒め称えられる
…ってのも(ってことこそ)朝ドラ定番。
寧ろ、ヒロインに苦言を呈する存在がいる作品の方が評判は良かった
あれ?
「革命」はどこ?
半年間、好き勝手書いてきました。
ありがとうございました。
次の『まんぷく』も感想を書いていくつもりですので
よろしくお願いいたします(^^)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

青い岐阜

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ハッキリ言っちゃうと>って、今更(笑)
私にとっては、好きとも良作だとも言えない作品だった。
逆に、世間の評判は悪いけど私は好きだった…という作品もあることだし
『半分、青い。』ファンを批判するつもりはない。
だから、その感性に関わる部分は置いといて
脚本家@北川悦吏子氏が事前に語っていた
「朝ドラに革命を起こしたんじゃないかと思いました」
という部分だけ考えてみる。
ドラマに乗れなかった分
この言葉がどのように成就しているか…
という点に注目しながら半年間過ごした様なものなので(笑)
…といいつつ、早くも記憶が失われつつあるので
取りこぼしや勘違いもあるかもしれないです>スミマセンスミマセン
1:Twitterによる宣伝や内容のフォロー
直接読むことはほとんどなかったんだけど
結構、周囲から情報が入ってくるので、完全スルーは無理だった。
これからは、こういう形態が増えてくるのかもしれない。
それの先駆け…にはなったのかもしれない>その意味で「革命」?
ただ、「神回」宣言が何度もあったのは、ナンダカナ…と思うし
ほとんどが蓋ショボというか、宣言されるほどの内容ではなく
「神回」詐欺と言って良い気がし…はっ!ここは感性の問題か(^^;)
言えることは―
解説してくれるのはありがたいけれど、やはり作品そのもので語ってほしい
ってことと
ましてや炎上商法を狙うのは…作品の質を自ら放棄することではないのか
ってことかな。
だから、「半分、革命?」ってところ?
2:ヒロインのキャラ設定
好きか嫌いかは感性の問題なので別としても
多くの人が朝ドラ・ヒロインというと思い浮かべるであろう
明るく元気・品行方正・お節介・頑張り屋さん…等のイメージとは
鈴愛は異なる。
そこが斬新=「革命」と主張する人もいるのだけど
果たしてそうだろうか?
私が感想を書き始めたのは『ファイト』(2005年)からだけど
既に定石を外そうとの動きが見られた。
ヒロインは朝ドラ史上最年少の15歳、どちらかというと大人しくて
あまり積極的に動こうとするタイプではなかった>後半変わっていくけど
『芋たこなんきん』は逆に、最初から既に大人だった。
交互に子供時代も描いていてバランスを取っていたけど。
『ちりとてちん』ヒロインは劣等感を抱えウジウジした陰キャだったし
『つばさ』は逆に、“良い子”であることに囚われているヒロインだった。
『カーネーション』ヒロインは柄が悪いとさえ言える強いキャラ。
『純と愛』はヒロインだけでなく全ての登場人物が負の部分を晒していた。
鈴愛は特に変わったキャラではない…ってことになる。
寧ろ、最近の流れに乗っている。
問題は
変人でも欠点だらけでも魅力的なヒロインは過去にいたけど
鈴愛は不快なところばかりで、魅力がな…あ、ここは感性の問題ですね。
3:挫折を繰り返す物語
『だんだん』も歌手デビューするもすぐに引退
『瞳』もダンス大会に落ちていたし
『純情きらり』も音楽家にはなれなかった。
『純と愛』もホテル経営という“夢”は一貫していたけど
挫折の繰り返しだった。
だから、この題材も斬新とは言えない。
成功して終わった作品の場合は、小さい頃から目標を持っていて
努力を続けていく様子がドラマになっていたわけだから
鈴愛の様に思い付きで何かを初めては失敗…というのとは根本的に違う。
4:ラブストーリーがメイン
最初はそこに注目したんだけど
考えてみたらラブストーリーは寧ろ朝ドラには付き物。
少女マンガチックな描写も定番。
『半分、青い。』はその比重が高い…というだけ。
う~ん…どうも、分が悪いぞ『半分、青い。』!
ついでに言うと>コジツケ含む?
鈴愛は片耳失聴という他人と異なる特徴(敢えて「ハンデ」とは書かない)
を持っているけど
『純と愛』は超能力を持っていたぞ。
鈴愛はマグマ大使@律を呼び出したけど
『つばさ』はラジオの精というイマジナリーフレンドを持っていたぞ。
亡くなった祖母がナレーターを務めていたけど
『ゲゲゲの女房』も『ごちそうさん』も同じ。
『半青』の祖母がカエルなら、『ごちそうさん』は糠床。
幼馴染が出てくるのも定番。
幼馴染と最終的に結ばれる話もあった>『梅ちゃん先生』とか
ヒロインは大したことしていないのに
場合によっては嫌われることばかりしているのに
何故か皆に好かれて、いつも不自然なまでに褒め称えられる
…ってのも(ってことこそ)朝ドラ定番。
寧ろ、ヒロインに苦言を呈する存在がいる作品の方が評判は良かった
あれ?
「革命」はどこ?
半年間、好き勝手書いてきました。
ありがとうございました。
次の『まんぷく』も感想を書いていくつもりですので
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