桃源郷>『半分、青い。』第44話 - 2018.05.22 Tue
律だけでなく
まー君の旅費も出してくれた秋風
鈴愛が帰れるように
予め切符を用意してくれていた秋風>それもグリーン車
そもそも
自分に非があったとはいえ
下っ端も下っ端の鈴愛のために
ワザワザ関西まで出かけ、謝罪し
鈴愛の「調子乗り過ぎ」な振る舞いや要求を飲み
迎え入れてくれるのだから
変態どころか人格者だな
寧ろ変態は鈴愛達の青い部分(半分)
成虫になるためメタモルフォーゼ中
周囲の大人達は
優しく導き
優しく送り出し
優しく見守ってくれる存在
…ってわけ?
…ひじゅにですが何か?
「領収書は切ってね」by秋風
菱本:はい、“オフィス・ティンカーべ…”
あ、先生、いかがなさいました?
秋風:今、岐阜の猿…じゃなかった、鈴愛君の家を出たんだが
駅はどっちの方だっけ?
いや、今夜はホテルに泊まることになっていたんだっけか?
菱:案内役のタジオとオタマジャクシはどうしたんですか?
彼の実家に訪ねてみては?
秋:そっちにも、どう行くのか分からないんだ
菱:では、私から電話しておきますから
先生は分かり易い所で待機していて下さい
秋:分かり易いって何処だよ
ここが何処かも分からないのに
菱:何か目立つ建物とかありませんでしょうか?
秋:え~っと…え~っと…
あ、角の向こうに食堂がある
“つくし食堂”とか書いてある
菱:そこ、鈴愛さんの実家ですけど
秋:あ、そ、そうか…
いや、戻るのも恥ずかしいから
ここで待ってることにする
菱:で、ちゃんと謝罪できたんですか、鈴愛さんに?
秋:勿論じゃないか
一家揃って頭を下げてくれたよ
どうせなら、父君にフライング土下座してもらいたかったな
菱:向こうに謝らせてどうするんですか!?
秋:僕もちゃんと謝ったよ
おかげで岐阜の猿…じゃなくて鈴愛君に写真を撮られた
「この様なことはもう二度とないと思ったので、記念に」
なんて言われちゃったよ
菱:ああ、確かに滅多にない光景でしたでしょうね
私も拝見したかったです
秋:おまけに色々と条件付けられたよ
猿とは呼ぶな、名前で呼べ!とか
メシアシのままじゃダメだ!とか
菱:それ全部お飲みになったんですか?
秋:写真も撮られたわけだし、弱み握られちゃったからねえ
菱:さすが岐阜の猿!
自己保身に長けてますね
自分からは決して謝らないのも当然ですね
秋:彼女をちゃんと扱えと言ったのは君じゃないか
忙しい僕を岐阜くんだりまで出向かせたのも君だし
菱:だって、朝ドラ・ヒロインですもの
無意味であろうと、理不尽であろうと
ヒロインを持ち上げるのが脇役の宿命です
秋:まあ、僕の方も適当に褒めてはおいたよ
桃源郷の様だってね
菱:そんなに居心地良かったんですか?
秋:いや…そこは普通だけど
家族愛は豊かだなって感じたよ
ほら、僕も君もアシスタント達も
家庭には恵まれていない設定みたいだからさ
鈴愛君は過保護のきらいはあるけど
逆を言えば家族に愛され大切にされてるってことだから
菱:つまり、そこしか褒める要素がなかったと?
秋:そそそそこまでは言ってない
君だって、鈴愛君が僕の原稿を捨てると脅してきた一件を
僕の創作意欲に良い刺激を与えるものだと妙な褒め方をして
あのトンデモナイ行為を正当化してたじゃないか
菱:そうでもしないと話が続きませんから
秋:ともかく、蕗味噌も貰ったから
菱:五平餅じゃないんですか?
秋:あ、しまった!忘れてた!
菱:では、タジオに連絡しますから、少々お待ち下さい
(時間経過)
菱:連絡付きましたよ
お迎えに行ってくれるそうです
秋:今すぐか?
菱:いえ、夕食に特上寿司をとってもらう予定なので
食べてから、と
秋:じゃあ、僕の夕食はどうなるんだ!?
菱:蕗味噌があるとおっしゃっていたじゃありませんか
秋:こ、これだけを、ただ舐めろと言うのか?
菱:それより、オタマジャクシが良い仕事をしてくれました
タジオに鈴愛さんと付き合わないのかと聞いてみたそうです
秋:で?
菱:そう考えたことがないわけじゃないけど
今が一番良い様な気がする…と
それに他に好きな人がいる…と答えたそうです
秋:まんま少女マンガだな
菱:少女マンガ的展開にキュン!としてくれる視聴者がいないと
先生がお描きになる少女マンガも売れなくなるか、と
秋:逆に、少女マンガなんてこんなもの!と
悪いイメージ付けられる可能性もあるんだが…
菱:先生、これは朝ドラであることをお忘れなきように
秋:わ、分かった、これからはなるべく岐阜の猿を持ち上げよう
菱:それでは、蕗味噌は半分お持ち帰りいただけますように
私も食べてみたいので
それでは失礼いたします
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

桃源郷>Tシャツ

桃源郷>予約受付中

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下っ端も下っ端の鈴愛のために
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鈴愛の「調子乗り過ぎ」な振る舞いや要求を飲み
迎え入れてくれるのだから
変態どころか人格者だな
寧ろ変態は鈴愛達の青い部分(半分)
成虫になるためメタモルフォーゼ中
周囲の大人達は
優しく導き
優しく送り出し
優しく見守ってくれる存在
…ってわけ?
…ひじゅにですが何か?
「領収書は切ってね」by秋風
菱本:はい、“オフィス・ティンカーべ…”
あ、先生、いかがなさいました?
秋風:今、岐阜の猿…じゃなかった、鈴愛君の家を出たんだが
駅はどっちの方だっけ?
いや、今夜はホテルに泊まることになっていたんだっけか?
菱:案内役のタジオとオタマジャクシはどうしたんですか?
彼の実家に訪ねてみては?
秋:そっちにも、どう行くのか分からないんだ
菱:では、私から電話しておきますから
先生は分かり易い所で待機していて下さい
秋:分かり易いって何処だよ
ここが何処かも分からないのに
菱:何か目立つ建物とかありませんでしょうか?
秋:え~っと…え~っと…
あ、角の向こうに食堂がある
“つくし食堂”とか書いてある
菱:そこ、鈴愛さんの実家ですけど
秋:あ、そ、そうか…
いや、戻るのも恥ずかしいから
ここで待ってることにする
菱:で、ちゃんと謝罪できたんですか、鈴愛さんに?
秋:勿論じゃないか
一家揃って頭を下げてくれたよ
どうせなら、父君にフライング土下座してもらいたかったな
菱:向こうに謝らせてどうするんですか!?
秋:僕もちゃんと謝ったよ
おかげで岐阜の猿…じゃなくて鈴愛君に写真を撮られた
「この様なことはもう二度とないと思ったので、記念に」
なんて言われちゃったよ
菱:ああ、確かに滅多にない光景でしたでしょうね
私も拝見したかったです
秋:おまけに色々と条件付けられたよ
猿とは呼ぶな、名前で呼べ!とか
メシアシのままじゃダメだ!とか
菱:それ全部お飲みになったんですか?
秋:写真も撮られたわけだし、弱み握られちゃったからねえ
菱:さすが岐阜の猿!
自己保身に長けてますね
自分からは決して謝らないのも当然ですね
秋:彼女をちゃんと扱えと言ったのは君じゃないか
忙しい僕を岐阜くんだりまで出向かせたのも君だし
菱:だって、朝ドラ・ヒロインですもの
無意味であろうと、理不尽であろうと
ヒロインを持ち上げるのが脇役の宿命です
秋:まあ、僕の方も適当に褒めてはおいたよ
桃源郷の様だってね
菱:そんなに居心地良かったんですか?
秋:いや…そこは普通だけど
家族愛は豊かだなって感じたよ
ほら、僕も君もアシスタント達も
家庭には恵まれていない設定みたいだからさ
鈴愛君は過保護のきらいはあるけど
逆を言えば家族に愛され大切にされてるってことだから
菱:つまり、そこしか褒める要素がなかったと?
秋:そそそそこまでは言ってない
君だって、鈴愛君が僕の原稿を捨てると脅してきた一件を
僕の創作意欲に良い刺激を与えるものだと妙な褒め方をして
あのトンデモナイ行為を正当化してたじゃないか
菱:そうでもしないと話が続きませんから
秋:ともかく、蕗味噌も貰ったから
菱:五平餅じゃないんですか?
秋:あ、しまった!忘れてた!
菱:では、タジオに連絡しますから、少々お待ち下さい
(時間経過)
菱:連絡付きましたよ
お迎えに行ってくれるそうです
秋:今すぐか?
菱:いえ、夕食に特上寿司をとってもらう予定なので
食べてから、と
秋:じゃあ、僕の夕食はどうなるんだ!?
菱:蕗味噌があるとおっしゃっていたじゃありませんか
秋:こ、これだけを、ただ舐めろと言うのか?
菱:それより、オタマジャクシが良い仕事をしてくれました
タジオに鈴愛さんと付き合わないのかと聞いてみたそうです
秋:で?
菱:そう考えたことがないわけじゃないけど
今が一番良い様な気がする…と
それに他に好きな人がいる…と答えたそうです
秋:まんま少女マンガだな
菱:少女マンガ的展開にキュン!としてくれる視聴者がいないと
先生がお描きになる少女マンガも売れなくなるか、と
秋:逆に、少女マンガなんてこんなもの!と
悪いイメージ付けられる可能性もあるんだが…
菱:先生、これは朝ドラであることをお忘れなきように
秋:わ、分かった、これからはなるべく岐阜の猿を持ち上げよう
菱:それでは、蕗味噌は半分お持ち帰りいただけますように
私も食べてみたいので
それでは失礼いたします
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