レンタネコ - 2018.03.11 Sun
宇多丸さんが酷評した映画の中でも
上位に入るんじゃないかと思われる
『レンタネコ』を観ました。
宇多丸評→ここ
怖いもの見たさというわけではなくて(笑)
もしかしたら予想外に気に入るんじゃないか
…という気もしたし
まあ、なるべくフラットな気持ちで臨んだつもりです。
で…
まあ…
最初の内は何度も睡魔に襲われてしまったんですが(^^;)
でも、幾つか心に残った部分もありました。
ツッコミどころは宇多丸さんが余すところなく語ってくれたので(笑)
その良かったところだけ書いてみます。
解説によると―
「大の猫好きで知られる『かもめ食堂』や『トイレット』の荻上直子が監督を務め
猫を通して人と人のきずなを描く心温まる人間ドラマ。
寂しい心を抱える人々に猫を貸し出して回る不思議な女性と猫たちが遭遇する
それぞれの事情を優しく見つめる」
ということで
非常にノンビリした、かなり浮世離れした物語です。
ある種の少女マンガに似た世界だと思います。
ちゅーても最近は読んでないので、昔のイメージですが。
だから、ここは、かなり好みが別れるところだと思います。
私的には
その時によって結構好きだったり凄く嫌だと思ったり両極端(笑)
主演の市川実日子さんは、ひょろっと細くて
良い意味で色気とか肉的な感じがなくて
庭仕事をしたり、しゃがんでアイス(ガリガリくん)を食べたり
何でもない日常の姿が、何だかとても良い感じです。
生活感が全くない様な、一回り巡ってやはりある様な…って感じ?
お話は4つに分かれていて
それぞれ大きな起伏はなくアッサリ終わります。
ツッコミどころは沢山あるのだけど
このシンプルさからすると
観る人の脳内補完というよりも、その人ならではの思い入れを
たっぷり盛り込んで自分だけの物語に仕上げて楽しむ様に
意図的に作っているのかな?…という気がします。
私的には
「えっ、これで終わり!?」
と、拍子抜けしちゃいましたけど>スマソ
でも、第4話は悪くなかったかな。
田中圭さんが良い雰囲気を出していたし
過去の出来事が映像として出てきたし
ビールという小道具も効いていたと思います。
アッサリ終わっちゃうのは同じなんですが(^^;)
「結婚したい」と何度も呟く主人公ですが
お話を重ねるごとに、ちょっとした教訓を得ていき
最後の第4話で、その相手と見なせそうな人が登場するのに
彼には猫を貸せないまま終わります。
ここはちょっと切ないかも。
「心の穴ぼこを埋める」ために猫のレンタル業を始めた彼女ですが
沢山の猫を飼っていて、何匹も見送ってもきた彼女は
誰よりも「心の穴ぼこ」が大きく深いのでしょう。
…ということで
かなり好意的に解釈している私ですが
これも宇多丸さんが思いっきりツッコミまくってくれたおかげです。
それで怒りが収まったので
良い部分に目をやる余裕ができたってことかと(笑)
キャラとしては、小林克也さんが一番かな。
最後に何か(何高分からなかった…芋?)を主人公に渡すところが
一番心に来ました。
全体で一番良かったのは
エンドロールの猫のイラスト(くるねこ大和)です。
これは可愛い!
この可愛さを生かした本編だったら
きっと良作だったでせう。
そもそも本編は
肝心の猫が小道具として端っこに映っているだけ―
って印象ですから(^^;)
2011年/日本
監督・脚本:荻上直子
出演:市川実日子(サヨコ)
草村礼子(吉岡)、光石研(吉田)、山田真歩(吉川)、田中圭(吉沢)
小林克也(お隣さん)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

ブルーレイ

DVD

くるねこ大和

上位に入るんじゃないかと思われる
『レンタネコ』を観ました。
宇多丸評→ここ
怖いもの見たさというわけではなくて(笑)
もしかしたら予想外に気に入るんじゃないか
…という気もしたし
まあ、なるべくフラットな気持ちで臨んだつもりです。
で…
まあ…
最初の内は何度も睡魔に襲われてしまったんですが(^^;)
でも、幾つか心に残った部分もありました。
ツッコミどころは宇多丸さんが余すところなく語ってくれたので(笑)
その良かったところだけ書いてみます。
解説によると―
「大の猫好きで知られる『かもめ食堂』や『トイレット』の荻上直子が監督を務め
猫を通して人と人のきずなを描く心温まる人間ドラマ。
寂しい心を抱える人々に猫を貸し出して回る不思議な女性と猫たちが遭遇する
それぞれの事情を優しく見つめる」
ということで
非常にノンビリした、かなり浮世離れした物語です。
ある種の少女マンガに似た世界だと思います。
ちゅーても最近は読んでないので、昔のイメージですが。
だから、ここは、かなり好みが別れるところだと思います。
私的には
その時によって結構好きだったり凄く嫌だと思ったり両極端(笑)
主演の市川実日子さんは、ひょろっと細くて
良い意味で色気とか肉的な感じがなくて
庭仕事をしたり、しゃがんでアイス(ガリガリくん)を食べたり
何でもない日常の姿が、何だかとても良い感じです。
生活感が全くない様な、一回り巡ってやはりある様な…って感じ?
お話は4つに分かれていて
それぞれ大きな起伏はなくアッサリ終わります。
ツッコミどころは沢山あるのだけど
このシンプルさからすると
観る人の脳内補完というよりも、その人ならではの思い入れを
たっぷり盛り込んで自分だけの物語に仕上げて楽しむ様に
意図的に作っているのかな?…という気がします。
私的には
「えっ、これで終わり!?」
と、拍子抜けしちゃいましたけど>スマソ
でも、第4話は悪くなかったかな。
田中圭さんが良い雰囲気を出していたし
過去の出来事が映像として出てきたし
ビールという小道具も効いていたと思います。
アッサリ終わっちゃうのは同じなんですが(^^;)
「結婚したい」と何度も呟く主人公ですが
お話を重ねるごとに、ちょっとした教訓を得ていき
最後の第4話で、その相手と見なせそうな人が登場するのに
彼には猫を貸せないまま終わります。
ここはちょっと切ないかも。
「心の穴ぼこを埋める」ために猫のレンタル業を始めた彼女ですが
沢山の猫を飼っていて、何匹も見送ってもきた彼女は
誰よりも「心の穴ぼこ」が大きく深いのでしょう。
…ということで
かなり好意的に解釈している私ですが
これも宇多丸さんが思いっきりツッコミまくってくれたおかげです。
それで怒りが収まったので
良い部分に目をやる余裕ができたってことかと(笑)
キャラとしては、小林克也さんが一番かな。
最後に何か(何高分からなかった…芋?)を主人公に渡すところが
一番心に来ました。
全体で一番良かったのは
エンドロールの猫のイラスト(くるねこ大和)です。
これは可愛い!
この可愛さを生かした本編だったら
きっと良作だったでせう。
そもそも本編は
肝心の猫が小道具として端っこに映っているだけ―
って印象ですから(^^;)
2011年/日本
監督・脚本:荻上直子
出演:市川実日子(サヨコ)
草村礼子(吉岡)、光石研(吉田)、山田真歩(吉川)、田中圭(吉沢)
小林克也(お隣さん)
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