クリームソーダと甘納豆>『ひよっこ』第31話 - 2017.05.08 Mon
女子トークで始まった
初めての休日
それぞれの予定に向けて
ウキウキと出かけて行くハズだった
楽しく充実した時間を過ごし
笑顔で帰って来るハズだった
…ひじゅにですが何か?
「食べます!」by澄子
家に手紙を書く
“すずふり亭”に挨拶に行く
…みね子が立てていた予定。
実父さんの件を皆に話したら
それに促されたかの様に
綿引さん登場!
これって、ある意味
女子が夢見るシチュエーションじゃない?
女ばっかりの職場&寮で
同じ様に過ごしているところに
若くてハンサムな男性がイキナリ自分を訪ねてくる―
女のプライドがちょっぴり擽られる(笑)
とはいえ、今回は
そんな浮いた理由じゃないのが悲しいところ。
最初の方は
赤いコートで出かけ
初めての喫茶店で初めてのクリームソーダ
…という、ちょっぴり甘い時間を味わえたけど
後半は、実父さんが暮らしていた跡を見に行く
ちょっぴり重くて暗いコース。
美代子母さんが同じ場所を訪れた時も悲しかったけど
まだ世間を知らない、みね子が部屋を見回す様子も切なかった。
みね子を案内するのを躊躇ったり
一人では行かないという約束をしてから承諾したのも
それだけ、東京に住む者にとっても劣悪な環境であり
みね子の様な若い女の子が足を踏み入れるには危険な場所
…って意味もあるだろうけど
綿引さんの優しさが感じられて良かったな。
同じ茨城出身ということで
個人的に父さん捜索を申し出てくれた綿引さんだけど
さらに細かい理由が今日語られた。
同じ地方出身者でも
東北から来た人達は県は違っても“仲間”として
固く協力し合っているけれど
茨城出身者となると「近い」「すぐ帰れる」という理由で
その孤独感や不便さを理解しては貰えないらしい。
あの時代…
近いと言ったって、そう簡単に行き来できる距離じゃないよね。
普段の休みは一日きりだし、お金だってかかるし…
群馬県も立ち位置が似ているかも?
綿引さんが美代子母さんに声をかけてくれたのは
単純に同郷だから…というだけでなく
彼自身の苦い経験が関係していたのね。
岡田君らしく、各人物像に厚みを持たせている。
そして休日は終了。
一日寝る予定だった澄子も勉強の予定だった豊子も
手持無沙汰に庭のベンチに座っている。
優子さんの場合は、体調が回復した様子で良かったね。
「敵情視察」して来た時子は
現実に直面したのか疲れた顔で帰って来る。
幸子さんは婚約者と喧嘩したとかで
ちょっと沈んだ顔で帰って来る。
千葉までお墓参りに行って来た愛子さんは
甘納豆の袋を持って帰って来る。
↑三段オチ?
皆よりも大人な愛子さんは
皆の心を和らげる役割を担っている。
皆に配る甘納豆が、それを象徴している。
「おかえり」
「ただいま」
みね子が帰ると
真っ先に心配して駆け寄る時子もカワイイし
理由など聞かず甘納豆を口に入れてくれる愛子さんも素敵だ。
皆が集まって甘納豆を食べているだけなのに
それぞれの個性が自然に描き分けられてる。
半年経っても区別が難しかった某前作は何だったのか>こらこら
「何か家に帰って来たみたいで
皆が家族みたいに見えました」
父さんの元宿舎との対比もあるけど
初めて、少しだけ、「東京」を目にしてきた後で
今の自分の土台というか根拠地になっている場所や人を
しっかり認識するところで終わったのが良かった。
家族の中から少しずつ外の世界へと出て行く子供達
…と重なって
乙女寮の仲間達の中から少しずつ外の世界に目を向けていく、みね子
…の図ぅ。
殻を破って外へ出て行く、ひよっこ達ってことだね。
「良い所って良い人がいるってことですよね」
これからの、みね子は
「東京」の良いところと悪いところを見ていくことになるのだろう。
でも、乙女寮の皆や綿引さんの様に良い人達は大勢いて
そうした人達を知っていくにつれ「良い所」が広がっていくのだろう。
良い人ばかりだった奥茨城と同じ。
そこから出ることで、黒い部分も増えてくるのかと不安だったけど
もしかしたら本当の本当に「良い」ところだらけになって終わるのかな?
有り得ないのかもしれないけど、期待もしてしまうよ、岡田君!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

クリームソーダ

甘納豆

家族箸

初めての休日
それぞれの予定に向けて
ウキウキと出かけて行くハズだった
楽しく充実した時間を過ごし
笑顔で帰って来るハズだった
…ひじゅにですが何か?
「食べます!」by澄子
家に手紙を書く
“すずふり亭”に挨拶に行く
…みね子が立てていた予定。
実父さんの件を皆に話したら
それに促されたかの様に
綿引さん登場!
これって、ある意味
女子が夢見るシチュエーションじゃない?
女ばっかりの職場&寮で
同じ様に過ごしているところに
若くてハンサムな男性がイキナリ自分を訪ねてくる―
女のプライドがちょっぴり擽られる(笑)
とはいえ、今回は
そんな浮いた理由じゃないのが悲しいところ。
最初の方は
赤いコートで出かけ
初めての喫茶店で初めてのクリームソーダ
…という、ちょっぴり甘い時間を味わえたけど
後半は、実父さんが暮らしていた跡を見に行く
ちょっぴり重くて暗いコース。
美代子母さんが同じ場所を訪れた時も悲しかったけど
まだ世間を知らない、みね子が部屋を見回す様子も切なかった。
みね子を案内するのを躊躇ったり
一人では行かないという約束をしてから承諾したのも
それだけ、東京に住む者にとっても劣悪な環境であり
みね子の様な若い女の子が足を踏み入れるには危険な場所
…って意味もあるだろうけど
綿引さんの優しさが感じられて良かったな。
同じ茨城出身ということで
個人的に父さん捜索を申し出てくれた綿引さんだけど
さらに細かい理由が今日語られた。
同じ地方出身者でも
東北から来た人達は県は違っても“仲間”として
固く協力し合っているけれど
茨城出身者となると「近い」「すぐ帰れる」という理由で
その孤独感や不便さを理解しては貰えないらしい。
あの時代…
近いと言ったって、そう簡単に行き来できる距離じゃないよね。
普段の休みは一日きりだし、お金だってかかるし…
群馬県も立ち位置が似ているかも?
綿引さんが美代子母さんに声をかけてくれたのは
単純に同郷だから…というだけでなく
彼自身の苦い経験が関係していたのね。
岡田君らしく、各人物像に厚みを持たせている。
そして休日は終了。
一日寝る予定だった澄子も勉強の予定だった豊子も
手持無沙汰に庭のベンチに座っている。
優子さんの場合は、体調が回復した様子で良かったね。
「敵情視察」して来た時子は
現実に直面したのか疲れた顔で帰って来る。
幸子さんは婚約者と喧嘩したとかで
ちょっと沈んだ顔で帰って来る。
千葉までお墓参りに行って来た愛子さんは
甘納豆の袋を持って帰って来る。
↑三段オチ?
皆よりも大人な愛子さんは
皆の心を和らげる役割を担っている。
皆に配る甘納豆が、それを象徴している。
「おかえり」
「ただいま」
みね子が帰ると
真っ先に心配して駆け寄る時子もカワイイし
理由など聞かず甘納豆を口に入れてくれる愛子さんも素敵だ。
皆が集まって甘納豆を食べているだけなのに
それぞれの個性が自然に描き分けられてる。
半年経っても区別が難しかった某前作は何だったのか>こらこら
「何か家に帰って来たみたいで
皆が家族みたいに見えました」
父さんの元宿舎との対比もあるけど
初めて、少しだけ、「東京」を目にしてきた後で
今の自分の土台というか根拠地になっている場所や人を
しっかり認識するところで終わったのが良かった。
家族の中から少しずつ外の世界へと出て行く子供達
…と重なって
乙女寮の仲間達の中から少しずつ外の世界に目を向けていく、みね子
…の図ぅ。
殻を破って外へ出て行く、ひよっこ達ってことだね。
「良い所って良い人がいるってことですよね」
これからの、みね子は
「東京」の良いところと悪いところを見ていくことになるのだろう。
でも、乙女寮の皆や綿引さんの様に良い人達は大勢いて
そうした人達を知っていくにつれ「良い所」が広がっていくのだろう。
良い人ばかりだった奥茨城と同じ。
そこから出ることで、黒い部分も増えてくるのかと不安だったけど
もしかしたら本当の本当に「良い」ところだらけになって終わるのかな?
有り得ないのかもしれないけど、期待もしてしまうよ、岡田君!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

クリームソーダ

甘納豆

家族箸

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