正真正銘最終回>『べっぴんさん』第151話 - 2017.04.01 Sat
前半は良かったのに後半ダメダメ
…というと
『おひさま』を思い出すわけだが>個人的に
次作の脚本は『おひさま』と同じ
岡田惠和さんなのね
逆を言えば
前半だけは期待できる!
ということかも?
そういう気持ちで臨めば
後半が悪くなかった場合
ご褒美を貰えた様な気持ちになるし(笑)
すくなくとも
渡辺よりは遥かに力も才能もある方だと思うので
今は喜んでおこう>ぉ
…ひじゅにですが何か?
「まだ若いのに、こんなオジサンで良いの?」by良子
明美:何か…何かな…
栄輔:どうしたんや、明美?
明:この↑良子ちゃんの台詞
良子ちゃん夫婦と重ねてクスッと笑わせる台詞の様に見せかけて
若いのに年配の役を演じさせられた皆の不満の代弁をしているのと違う?
栄:そそそそれは考え過ぎやろ
それに皆、老け演技を頑張っていたやないか
明:すみれちゃんとか大したもんやとは思うけどな
でも、何か…何かな…
栄:せやから何なんや?
それって、すみれさんの口癖やろ?
明:本当はあーいう頼りなさげな女が好みのくせに
栄:ななな何を今更…
あ、それで後半の明美は妙に弱々しくキャラ変してたんか?
明:皆に合わせることを学んだだけや
うちが出過ぎると、また独身だから~貧乏だから~と
叩かれるからな
栄:今は独身でも貧乏でもなくなったやろ
まあ、そこは世間の目いうより脚本家の価値観やな
それに則って、最終回の今日
龍一君は結婚を決めてたし中西君は適当に子持ちにされてたし
脚本家的には皆が幸せになって文字通りのハッピーエンドや
明:せやから何か…ナンダカナ…なんや
これって婚活ドラマやったんか?
栄:まあ、少子化対策ドラマではあるな
朝ドラ全体に言えることやけどな
明:うちは「べっぴん」を作るドラマや思うてた
栄:最後に作ってたやないか、写真入れを
明:それが私が昔貰った写真入れと「対」になっとるのは分かるんよ
けどな、その間を繋ぐものが何もないやない
もっと色々な「べっぴん」と、それを作る姿を描くべきやったんよ
栄:一応、描いてきたやろ
テーブルクロスにおしめに肌着にベビードレスにワンピースに…
え~と、それからクリスマス缶に弁当箱に…食器もあったな
結構あるやん
明:その後は?
栄:え、え~っと…
明:どれもみんな“キアリス”以前から“キアリス”初期までのエピやろ
大きくなってからの“キアリス”は何をしていたのか
そもそもどんだけ大きくなったのか
まるで分からへんまんまや
栄:まあ、朝ドラゆーのは基本的にホームドラマやからな
ビジネス・パートは適当ってのが相場や
明:ホームドラマとしても、さくらちゃんの暴走がダラダラ続くだけで
何の面白みもなかったやん
栄:アレは、脚本家自身はともかく
NHKスタッフの間では黒歴史になっとるのかもな
それが証拠に最近、さくらちゃんを、やたらヨイショする台詞が続いとったし
最終回で全員集合のわけやのに“ヨーソロー”関係者は誰も来とらん
明:今更無駄や
それに遠い昔の小豆で作ったお赤飯、アンタに無理くり食べさせてたやん
良性ポリープとはいえ投薬中で気を遣わなならんの知ってるくせに
やっぱ、底意地悪くて怖い子や
栄:そう言うなよ
紀夫さんさえ帰ってこなきゃ、わしの娘になっとったかもしれんのやし
明:あ、やっぱり狙ってたんや
栄:ちちち違う、物の例えや
あの子は感覚がちょっとズレてるだけや
やっぱ、父親の接し方が悪かったんや
明:つまり、そんな風にホームドラマとしてもズレてるし
全体的に見ても、テーマであるハズの「べっぴん」が何なのか
ちゃんと描かないまま終わらせてしまうのは致命的や
栄:五十八&はなさんが、すみれさんを「べっぴん」言うてたやろ
すみれさんにとってはさくらちゃん、さくらちゃんにとっては藍ちゃん
それぞれが「べっぴん」ってことで結論は出てる
明:それって「身内」のことであり「身内愛」ってことやん
それを「べっぴん」と呼んで重ねて描くことは良いんよ
でも、「思いを込めて作る」ゆうんは何処へ行ったの?
栄:それは…まあ…力不足ちゅうヤツやろ
ちゅーか、そもそも、脚本家自身が「べっぴん」を理解しきれんまま
自分の中で消化しきれんままやったんやろな
明:最初の頃はナンダカナ…な部分も
皆の世間知らずの「お嬢様」ぶりがフィルターになっていて
却って面白かったりもしたんやけどな…
栄:後半ではイメージがどんどん貧乏臭くなっていったよな
まあ、そこも、脚本家の金持ち感の乏しさ故やろ(笑)
明:それで最後に取って付けた様に写真入れとはな
しかも昨日と今日で似た様なシーンにするあたり
もうアイディアも熱意も枯渇してしまったんやと思うたわ
栄:それはさすがに言い過ぎやろ
戦後、すみれちゃんが家の焼け跡を掘って
焼け焦げたウェディングドレスを見つけたエピがあったけど
アレと同じ様なもんと違う?
明:どっちが失礼か分からんな(笑)
まあ、一つだけ評価できるのは
麻田さんの幽霊を出さなかったことかな
単にスケジュールが合わなかっただけやもしれんけど
栄:麻田さんがこのドラマの良心やったことは確かかもなあ
明:考えたら麻田さんは独身のまま生涯を終えたんやねえ
栄:そーいや、正太君も結婚の話も聞かないし
そもそも小学生の時以来、姿を現さないよなあ
明:何か…何かな…
この脚本家の心の闇が隠れていそうな気ぃするなあ
栄:それも今日でオシマイや
今日はエイプリルフールやろ
この半年間はタダのジョークやったと思えばええ
【総評】
前半は好きでした。
ウルウルしながら観ていて
その涙で心が洗われるのが実感できるかの様でした。
後半は、心がどんどん冷めていきました。
もしかしたら、このブログの文章から
私が怒っているとか呆れているとか感じられるかもしれないけど
本人としては、音もなく冷めていく一方の自分の心に戸惑っている
…という感じだったかもしれません。
まあ、冷めると、普段ならどーでもいい部分にこそ目が行って
そこを取り上げずにはいられなくなるので
感想はどんどんネガティブ方向へ流れていってしまうのですが(^^;)
でも、芳根京子さんは好きになりました。
ヒロインがトラウマになる様なドラマでなかったことだけは良かったです。
(あ、でも、さくら役の人はしばらくマトモに見ることができないかも…)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

エプロン>くまモンのエプロン付き和菓子

色えんぴつ>キャンディ

ハート>ソーセージ

すみれ>ラーメン3種セット

…というと
『おひさま』を思い出すわけだが>個人的に
次作の脚本は『おひさま』と同じ
岡田惠和さんなのね
逆を言えば
前半だけは期待できる!
ということかも?
そういう気持ちで臨めば
後半が悪くなかった場合
ご褒美を貰えた様な気持ちになるし(笑)
すくなくとも
渡辺よりは遥かに力も才能もある方だと思うので
今は喜んでおこう>ぉ
…ひじゅにですが何か?
「まだ若いのに、こんなオジサンで良いの?」by良子
明美:何か…何かな…
栄輔:どうしたんや、明美?
明:この↑良子ちゃんの台詞
良子ちゃん夫婦と重ねてクスッと笑わせる台詞の様に見せかけて
若いのに年配の役を演じさせられた皆の不満の代弁をしているのと違う?
栄:そそそそれは考え過ぎやろ
それに皆、老け演技を頑張っていたやないか
明:すみれちゃんとか大したもんやとは思うけどな
でも、何か…何かな…
栄:せやから何なんや?
それって、すみれさんの口癖やろ?
明:本当はあーいう頼りなさげな女が好みのくせに
栄:ななな何を今更…
あ、それで後半の明美は妙に弱々しくキャラ変してたんか?
明:皆に合わせることを学んだだけや
うちが出過ぎると、また独身だから~貧乏だから~と
叩かれるからな
栄:今は独身でも貧乏でもなくなったやろ
まあ、そこは世間の目いうより脚本家の価値観やな
それに則って、最終回の今日
龍一君は結婚を決めてたし中西君は適当に子持ちにされてたし
脚本家的には皆が幸せになって文字通りのハッピーエンドや
明:せやから何か…ナンダカナ…なんや
これって婚活ドラマやったんか?
栄:まあ、少子化対策ドラマではあるな
朝ドラ全体に言えることやけどな
明:うちは「べっぴん」を作るドラマや思うてた
栄:最後に作ってたやないか、写真入れを
明:それが私が昔貰った写真入れと「対」になっとるのは分かるんよ
けどな、その間を繋ぐものが何もないやない
もっと色々な「べっぴん」と、それを作る姿を描くべきやったんよ
栄:一応、描いてきたやろ
テーブルクロスにおしめに肌着にベビードレスにワンピースに…
え~と、それからクリスマス缶に弁当箱に…食器もあったな
結構あるやん
明:その後は?
栄:え、え~っと…
明:どれもみんな“キアリス”以前から“キアリス”初期までのエピやろ
大きくなってからの“キアリス”は何をしていたのか
そもそもどんだけ大きくなったのか
まるで分からへんまんまや
栄:まあ、朝ドラゆーのは基本的にホームドラマやからな
ビジネス・パートは適当ってのが相場や
明:ホームドラマとしても、さくらちゃんの暴走がダラダラ続くだけで
何の面白みもなかったやん
栄:アレは、脚本家自身はともかく
NHKスタッフの間では黒歴史になっとるのかもな
それが証拠に最近、さくらちゃんを、やたらヨイショする台詞が続いとったし
最終回で全員集合のわけやのに“ヨーソロー”関係者は誰も来とらん
明:今更無駄や
それに遠い昔の小豆で作ったお赤飯、アンタに無理くり食べさせてたやん
良性ポリープとはいえ投薬中で気を遣わなならんの知ってるくせに
やっぱ、底意地悪くて怖い子や
栄:そう言うなよ
紀夫さんさえ帰ってこなきゃ、わしの娘になっとったかもしれんのやし
明:あ、やっぱり狙ってたんや
栄:ちちち違う、物の例えや
あの子は感覚がちょっとズレてるだけや
やっぱ、父親の接し方が悪かったんや
明:つまり、そんな風にホームドラマとしてもズレてるし
全体的に見ても、テーマであるハズの「べっぴん」が何なのか
ちゃんと描かないまま終わらせてしまうのは致命的や
栄:五十八&はなさんが、すみれさんを「べっぴん」言うてたやろ
すみれさんにとってはさくらちゃん、さくらちゃんにとっては藍ちゃん
それぞれが「べっぴん」ってことで結論は出てる
明:それって「身内」のことであり「身内愛」ってことやん
それを「べっぴん」と呼んで重ねて描くことは良いんよ
でも、「思いを込めて作る」ゆうんは何処へ行ったの?
栄:それは…まあ…力不足ちゅうヤツやろ
ちゅーか、そもそも、脚本家自身が「べっぴん」を理解しきれんまま
自分の中で消化しきれんままやったんやろな
明:最初の頃はナンダカナ…な部分も
皆の世間知らずの「お嬢様」ぶりがフィルターになっていて
却って面白かったりもしたんやけどな…
栄:後半ではイメージがどんどん貧乏臭くなっていったよな
まあ、そこも、脚本家の金持ち感の乏しさ故やろ(笑)
明:それで最後に取って付けた様に写真入れとはな
しかも昨日と今日で似た様なシーンにするあたり
もうアイディアも熱意も枯渇してしまったんやと思うたわ
栄:それはさすがに言い過ぎやろ
戦後、すみれちゃんが家の焼け跡を掘って
焼け焦げたウェディングドレスを見つけたエピがあったけど
アレと同じ様なもんと違う?
明:どっちが失礼か分からんな(笑)
まあ、一つだけ評価できるのは
麻田さんの幽霊を出さなかったことかな
単にスケジュールが合わなかっただけやもしれんけど
栄:麻田さんがこのドラマの良心やったことは確かかもなあ
明:考えたら麻田さんは独身のまま生涯を終えたんやねえ
栄:そーいや、正太君も結婚の話も聞かないし
そもそも小学生の時以来、姿を現さないよなあ
明:何か…何かな…
この脚本家の心の闇が隠れていそうな気ぃするなあ
栄:それも今日でオシマイや
今日はエイプリルフールやろ
この半年間はタダのジョークやったと思えばええ
【総評】
前半は好きでした。
ウルウルしながら観ていて
その涙で心が洗われるのが実感できるかの様でした。
後半は、心がどんどん冷めていきました。
もしかしたら、このブログの文章から
私が怒っているとか呆れているとか感じられるかもしれないけど
本人としては、音もなく冷めていく一方の自分の心に戸惑っている
…という感じだったかもしれません。
まあ、冷めると、普段ならどーでもいい部分にこそ目が行って
そこを取り上げずにはいられなくなるので
感想はどんどんネガティブ方向へ流れていってしまうのですが(^^;)
でも、芳根京子さんは好きになりました。
ヒロインがトラウマになる様なドラマでなかったことだけは良かったです。
(あ、でも、さくら役の人はしばらくマトモに見ることができないかも…)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

エプロン>くまモンのエプロン付き和菓子

色えんぴつ>キャンディ

ハート>ソーセージ

すみれ>ラーメン3種セット

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