新世界へ、ようこそ>『べっぴんさん』第116話 - 2017.02.20 Mon
所々で時間が跳ぶのは仕方ない
一人の人の一生を半年で描くのだから
それに、大抵そういうのって
その人にとって節目となる様な大きなエピ
その人を描く際に欠かせないエピを優先させ
それ以外を省略する
ところが、『べっぴんさん』の場合
大きなエピを端折って
どーでもいいエピをタラタラ描く
勿論それが実際の出来事なら
それは十分に大きなエピと言えるし
フィクションだとしてもテーマを強調するのに効果的なものなら
それもまた意味があると思う
ところが、『べっぴんさん』の場合
文字通りどーでもいいフィクションばかり
テーマどころかヒロインも影が薄くなる一方で
しかも
ツ マ ラ ナ イ
という致命的なものばかりなんだけど
ここんとこ、どーなのよ渡辺!?
…ひじゅにですが何か?
「まだここには明美さんが住んでる」by勝二
↑つげマンガを髣髴とさせるのは
さくらではなく明美だった!?
ちゅーことで、時間は跳んで昭和44年―
イキナリ流れる三波春夫。
リアル世界に合わせてオリンピックの話題は入れるかと思ってたのに
思いっきりスルー(笑)
万博の写真が色々映ったのは興味深かったけど>ドラマとしては水増しっぽいけど
ドラマ世界が映し出されたところで興味は急速に萎むのであった(酷
“キアリス”創業20周年―
第1話で、潔の挨拶のあたりがチラリ映って
ああ、これから
そのシーンへ向けて旅が始まるわけね
と思ったのだった
…が
こんなスカスカの旅だとは思わなかったよ!
ともかくも、昭和44年―
「社員とアルバイトな3桁を超える数」
だとか
「本社は三宮にあるビルに移りました」
だとか
すみれを始めとする主要キャラが今や何歳で役職は何々
だとか
ひたすら言葉による説明が続く。
一応、形だけでも
建物を見つけたり、さらにスペースを広げたり
その中で何の仕事をしているか
その後もどんなところを重視して活動しているか
「一応」とは言いたくなるけれども
「一応」は描いてみせた某前作の方がマシだったな。
…こんな風に過去作の評価が変動するのも朝ドラ“お約束”
ともかくも20周年記念式典―
潔の挨拶も
ましてや、すみれの挨拶も
白々しく響く中
さくら&健太郎登場。
式典を邪魔しまくって
自分が主役に躍り出る、狡猾さくら。
もう20周年も何もあったもんじゃない。
ラストで健太郎と共に“キアリス”入社を希望していたけど
そのためのパフォーマンスか?
元々は身内ばかりを採用してきた“キアリス”
ワザワザ東京の大学を出たのアメリカ留学したのと言い訳しなくても
一般と同じ入社試験という建前を掲げなくても>『とと姉』にもあったエピ
社長&専務の娘なんだからトコロテンじゃん。
色々な登場人物がアレほどキャラ変をかましてきた中で
お汁粉事件や麻田さん奴隷扱いの子供時代から
視聴者の顰蹙を買った女学生時代を通し
今回のこのチョウシコイタ再登場の仕方まで
見事なまでに一貫している、さくらのキャラ造型!
これぞ渡辺の真骨頂?
そんな、さくらの奴隷と化している健太郎は
大学~アメリカ留学で学んでいるのは経営学。
そうか、京大に無くて東大にある学部とはソレだったのか
お勉強になります。
そして「倉庫兼休憩室」になっていると聞いた上で
皆がまだ仕事中の時間帯だと承知した上で
元事務所に入り込むバカップル。
時間経過による色々な変化を描かうための狂言回し的役割だと
分かってはいるけれど
何だかどうも良い印象を受けないのは
ヒネクレひじゅにだからですか?>そうだろ
『とと姉』の頃
おお、こんなに早く『まれ』越えの作品に出逢うとは…
と、思ったりもしたけど
やはりイヤラシサの点では『まれ』には敵わんな
と、終わってしまってから思い直した。
『べっぴんさん』の今
おお、既に『とと姉』を超えたかも?
と、思ったりしていて
残り一か月強
ひょっとして『まれ』をも超えるのでは…
という恐怖感を抱いて過ごしていくことになりそう。
…今日はちょいと辛辣だったでせうか?
でも、素直に感じたことを述べたまでですわ>スマソ
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