未来と過去>『べっぴんさん』第41話 - 2016.11.18 Fri
明美&すみれの会話シーン
昨日の、栄輔&すみれのシーンと同じ構図
玄関の分を隔てて座る2人
すみれの傍らに立てかけられた栄輔さんの傘が
何だか切ない
…ひじゅにですが何か?
「前を見るんや」by五十八
闇市で
雨の中
座り込んでいる靴磨きの少年。
その少し先に栄輔さん。
日差しを浴びて
ボールを弄ぶ栄輔さん。
その背後で布を丸めた物を取り出す靴磨きの少年。
商店街で
雨の中
客を待つ花売りの少女。
店の中
花を取り替える明美。
…ここまで重ねると意図が見え過ぎな気がするけど
その割には意図を汲み取れていない私だけど(笑)
まあ、良しとしませう>エラソウ
ともかくも
明美が今度買ってきた花は黄色。
黄色といったら、すみれの色。
女学校時代に登場した3色のもんぺからずっと
良子=赤>ももクロREDだから?
君枝=青
すみれ=黄色
今でも、淡い色+他の色をメインにしたりして分かり難いけど
この3色は貫かれている。
でも、今日のすみれは緑系で
ブラウスにも黄色は入ってなかった様に見えた。
だからここで黄色の花?
色を失いかけていた、すみれが取り戻すべきもの?
もしくは、取り戻そうとしているもの?
遂に五十八お父さんまで紀夫を諦めるよう言い出した。
確かに今、すみれ達は新しいことを始めようとしている。
子供達のためにも未来に目を向ける必要はある。
そして、そういう時代でもある。
でも、夫を待ち続けることは後ろを向くことなのか?
紀夫を諦める―
それを強調するための栄輔エピだったのかもね。
色んな意味で前進して行くべき時
それでも心には夫が…というのは美談になるけど
ここで新しい相手が現れれば
より具体的な形で「未来」と「過去」が提示される。
ただ…
栄輔押しが凄すぎて、個人的にはちょいと引いちゃってたんだよなあ。
栄輔というキャラには好感抱いているのだけど、だからこそ…ね。
何かもうイカニモ盛り上げますよ!ってな感じで(^^;)
それに、すみれは決してなびいていたわけじゃないし
かといって毅然としていたわけでもない。
ないけど…
彼の優しさに、すがったってほどじゃないにしろシミジミとはしていたし
父親をまだ知らない娘が彼に懐いていることには心揺らしていた。
だからこそ人間的!リアル!!とも言えるんだけどね。
でも、ドラマとしてはスッキリしないかも?
ともかくも
紀夫を忘れろというのは彼女にとって何よりも酷な言葉なのは事実。
強くなってきたとはいえ激昂することはなかった、すみれが
五十八お父さんの言葉に荒々しく席を立ち、走り去る。
栄輔さんは追いかけ、傘を渡すことしかできない。
すみれの涙を止めることはできない。
家族の思い出であり、象徴でもある傘を
無造作に取り上げ、すみれに差してやる栄輔さん。
それは彼にとっては彼の「過去」を託した…と言える行為かも?
でも、「未来」を共にと言い出す前に
紀夫の手紙が届くという皮肉>脚本家さんったら意地悪(^^;)
「生きとったら、逢われへんくてもええやないか
元気に、生きとってくれれば…」
靴磨き少年&花売り少女が対になっている様に
栄輔の次に明美もフィーチャー。
栄輔さんは異性だから、どうしても恋愛感情が混入してしまって
ちょいとメンドクサイことになっちゃうけど>ぉ
同性の明美はクールな言葉に優しさを包んで投げかけてくれる。
家族を亡くしている明美だから、こんな言葉が言えるんだね。
愛する人の死による喪失感に比べたら…
もう二度と逢えないとしても、生きていてくれるだけで良い。
「過去」ではなく現在として、その人を思うことができる。
「未来」を考えることもできる。
夫婦を引き離すのは、それこそ生木を裂く様なものだと聞くから
独身の明美には分からない感情かもしれないけれども…
それでもやはり、死よりは生の方が良いと
同じく独り身のひじゅには思うなあ。
いや、勿論、帰って来てほしいし、帰りを待ち続けるだろうけど
今はそれがどうなるか分からない状態。
寧ろ、死の可能性が高い状態。
自分では何も、どうすることもできない状態。
何故帰ってこないのか…
死んでしまったんじゃないか…
と、思い悩むのは苦しいし
それに疲れてしまった時、その人のことは「過去」になってしまうかも?
だったら、どこかで元気で生きている…と考えた方が
心は少し軽くなるし「未来」を考えやすくなるかも?
「ワシらは変わっていかなあかん
そやけど、何があっても
ワシが惚れたゆりは変わらんはずや」
ゆりを「変わった」と心配していた潔、覚醒。
本当の意味での「同志」に、やっとなれそうな様子で
これは、紀夫&すみれの前振りでもあるのかな?
生きていくには前向きに「変わって」いくべきだけど
人の“思い”は「変わらない」でいることが重要
…ってことだよね?
すみれの
仕事における前進と
紀夫を待ち続けることは
それを象徴しているのだろう。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

黄色い花束

傘

手紙付き

昨日の、栄輔&すみれのシーンと同じ構図
玄関の分を隔てて座る2人
すみれの傍らに立てかけられた栄輔さんの傘が
何だか切ない
…ひじゅにですが何か?
「前を見るんや」by五十八
闇市で
雨の中
座り込んでいる靴磨きの少年。
その少し先に栄輔さん。
日差しを浴びて
ボールを弄ぶ栄輔さん。
その背後で布を丸めた物を取り出す靴磨きの少年。
商店街で
雨の中
客を待つ花売りの少女。
店の中
花を取り替える明美。
…ここまで重ねると意図が見え過ぎな気がするけど
その割には意図を汲み取れていない私だけど(笑)
まあ、良しとしませう>エラソウ
ともかくも
明美が今度買ってきた花は黄色。
黄色といったら、すみれの色。
女学校時代に登場した3色のもんぺからずっと
良子=赤>ももクロREDだから?
君枝=青
すみれ=黄色
今でも、淡い色+他の色をメインにしたりして分かり難いけど
この3色は貫かれている。
でも、今日のすみれは緑系で
ブラウスにも黄色は入ってなかった様に見えた。
だからここで黄色の花?
色を失いかけていた、すみれが取り戻すべきもの?
もしくは、取り戻そうとしているもの?
遂に五十八お父さんまで紀夫を諦めるよう言い出した。
確かに今、すみれ達は新しいことを始めようとしている。
子供達のためにも未来に目を向ける必要はある。
そして、そういう時代でもある。
でも、夫を待ち続けることは後ろを向くことなのか?
紀夫を諦める―
それを強調するための栄輔エピだったのかもね。
色んな意味で前進して行くべき時
それでも心には夫が…というのは美談になるけど
ここで新しい相手が現れれば
より具体的な形で「未来」と「過去」が提示される。
ただ…
栄輔押しが凄すぎて、個人的にはちょいと引いちゃってたんだよなあ。
栄輔というキャラには好感抱いているのだけど、だからこそ…ね。
何かもうイカニモ盛り上げますよ!ってな感じで(^^;)
それに、すみれは決してなびいていたわけじゃないし
かといって毅然としていたわけでもない。
ないけど…
彼の優しさに、すがったってほどじゃないにしろシミジミとはしていたし
父親をまだ知らない娘が彼に懐いていることには心揺らしていた。
だからこそ人間的!リアル!!とも言えるんだけどね。
でも、ドラマとしてはスッキリしないかも?
ともかくも
紀夫を忘れろというのは彼女にとって何よりも酷な言葉なのは事実。
強くなってきたとはいえ激昂することはなかった、すみれが
五十八お父さんの言葉に荒々しく席を立ち、走り去る。
栄輔さんは追いかけ、傘を渡すことしかできない。
すみれの涙を止めることはできない。
家族の思い出であり、象徴でもある傘を
無造作に取り上げ、すみれに差してやる栄輔さん。
それは彼にとっては彼の「過去」を託した…と言える行為かも?
でも、「未来」を共にと言い出す前に
紀夫の手紙が届くという皮肉>脚本家さんったら意地悪(^^;)
「生きとったら、逢われへんくてもええやないか
元気に、生きとってくれれば…」
靴磨き少年&花売り少女が対になっている様に
栄輔の次に明美もフィーチャー。
栄輔さんは異性だから、どうしても恋愛感情が混入してしまって
ちょいとメンドクサイことになっちゃうけど>ぉ
同性の明美はクールな言葉に優しさを包んで投げかけてくれる。
家族を亡くしている明美だから、こんな言葉が言えるんだね。
愛する人の死による喪失感に比べたら…
もう二度と逢えないとしても、生きていてくれるだけで良い。
「過去」ではなく現在として、その人を思うことができる。
「未来」を考えることもできる。
夫婦を引き離すのは、それこそ生木を裂く様なものだと聞くから
独身の明美には分からない感情かもしれないけれども…
それでもやはり、死よりは生の方が良いと
同じく独り身のひじゅには思うなあ。
いや、勿論、帰って来てほしいし、帰りを待ち続けるだろうけど
今はそれがどうなるか分からない状態。
寧ろ、死の可能性が高い状態。
自分では何も、どうすることもできない状態。
何故帰ってこないのか…
死んでしまったんじゃないか…
と、思い悩むのは苦しいし
それに疲れてしまった時、その人のことは「過去」になってしまうかも?
だったら、どこかで元気で生きている…と考えた方が
心は少し軽くなるし「未来」を考えやすくなるかも?
「ワシらは変わっていかなあかん
そやけど、何があっても
ワシが惚れたゆりは変わらんはずや」
ゆりを「変わった」と心配していた潔、覚醒。
本当の意味での「同志」に、やっとなれそうな様子で
これは、紀夫&すみれの前振りでもあるのかな?
生きていくには前向きに「変わって」いくべきだけど
人の“思い”は「変わらない」でいることが重要
…ってことだよね?
すみれの
仕事における前進と
紀夫を待ち続けることは
それを象徴しているのだろう。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

黄色い花束

傘

手紙付き

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