自分の道>『べっぴんさん』第31話 - 2016.11.07 Mon
もの凄く久しぶりに『みんなのうた』を観た
『フルーツ5姉妹』なる曲が流れて来た
歌っているのは、ももいろクローバーZ
ボンクラひじゅにのことなので
彼女達の歌は初めて聞いたんだけど
か、可愛いしか詰まってない!
可愛いを極めている!
と思った(感心)
…ひじゅにですが何か?
「自分のために中途半端なことすんのやめてや」by明美
良子は
「嘘をついて仕事を辞めました」
君枝は
「仕事をしていることすら言い出せずにいました」
…と、アバンにしてボロクソ(^^;)
明美についてはハッキリは指摘していないけど
本編の中で早出&残業のすみれに対する態度から
やはり「言えない」でいることが分かる。
これが先週で描かれた状態。
とはいえ
良子の「嘘」は先週の内に暴かれたし
明美は今日、サラリと告白したし
君枝もラストで夫に知られてしまうという急展開。
4人の“夢”がふんわりと優しく淡い色合いで描かれているせいか
人間ドラマの方もドロドロしそうなところをドロドロと描かず
割と早めにアッサリ仕上げる算段なのか?
興味深いのは、やはり、すみれのキャラかな。
四つ葉から二枚が抜け落ちて
もう一枚は裁縫に関しては素人。
だからとにかく、頑張るすみれ。
でも、この“頑張る”ってところは
朝ドラ・ヒロインには必須の特質。
逆を言えば、頑張らなくちゃあヒロインじゃない!
くらいのもの。
だからここで、すみれらしさを見出すとすれば
その頑張り振りを大袈裟に描いていない…ってとこかな?
イカニモ苦しそうな顔もしないし
大仰なBGMも使わないし
周囲が心配する様子も
ましてや、周囲が手伝いに駆けつけるなんてこともなく
ただ静かに縫い続けている。
明美とも対照的。
明美は自分の「嘘」を誤魔化しながら
すみれに引っ張られながら
分からないところを教わりながら
所々で居眠りもしながら
(ある意味ドタバタと)頑張っている。
良子&君枝が来た時もキツイ言葉で責め立てる。
正論ではあるんだけど
鬱憤をぶつけているところもあるし
昔から抱え続けてきたセレブへの妬み僻みもある。
非常に人間的!とも言える。
視聴者としては、明美の存在の方が分かり易いし感情移入もし易い。
良子&君枝も弱さを露呈していて、やはり人間的なんだけど
場合が場合だけに、凄く分かるんだけど…だからこそイラつく(酷
なので、明美の言葉にはスカッとしてしまう(笑)
明美も「嘘」を抱えているという弱みがあったけど
今日、それを告白したしね。
ここで、ああいう形で…ってところが、やはり人間的(笑)
谷村美月さんの存在感や演技力のおかげもあるけど
明美という人物にはすんなり入っていける感じがする。
それでも、そんな明美と対照的なすみれに惹かれる。
良子の時は動揺していたけど
君枝の時は涙目になりながらも優しく送り出していた。
明美の“正論”に便乗して追い詰めることもしないし
偽善的に庇うこともしない。
被害者意識に囚われたりもしない。
明美の「嘘」に気付いているのかいないのか、全く動じない。
忙しさの中でも優しく教える余裕も見せる。
五十八お父さんから学んだ「信用」の大切さも
もう既に心に刻んでいる様子だし。
とにかく、ひたすら「自分の道」を貫いている。
少しずつ、でも確実に“成長”している。
あくまでも静かに。
そして、大らかに。
静か過ぎて目立たない
つーか、分かり難いとは言えるんだけど
明美を横に配することで良い感じになっていると思う。
でも、この2人だけでなく良子&君枝も必要だな。
四つ葉のクローバーの意味がどんどん強く迫って来る感じ。
ところで
完成したテーブルクロスを見たランディ夫人が
「It’s beautiful!」と言った時
QUEENのライブで
『Love Of My Life』の一節を観客達に歌ってもらった後でフレディが
「Beautiful!」
と言ったのを思い出してしまった(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

嘘

物事は中途半端でやめるな

NHK みんなのうた 2016年10月・11月

『フルーツ5姉妹』なる曲が流れて来た
歌っているのは、ももいろクローバーZ
ボンクラひじゅにのことなので
彼女達の歌は初めて聞いたんだけど
か、可愛いしか詰まってない!
可愛いを極めている!
と思った(感心)
…ひじゅにですが何か?
「自分のために中途半端なことすんのやめてや」by明美
良子は
「嘘をついて仕事を辞めました」
君枝は
「仕事をしていることすら言い出せずにいました」
…と、アバンにしてボロクソ(^^;)
明美についてはハッキリは指摘していないけど
本編の中で早出&残業のすみれに対する態度から
やはり「言えない」でいることが分かる。
これが先週で描かれた状態。
とはいえ
良子の「嘘」は先週の内に暴かれたし
明美は今日、サラリと告白したし
君枝もラストで夫に知られてしまうという急展開。
4人の“夢”がふんわりと優しく淡い色合いで描かれているせいか
人間ドラマの方もドロドロしそうなところをドロドロと描かず
割と早めにアッサリ仕上げる算段なのか?
興味深いのは、やはり、すみれのキャラかな。
四つ葉から二枚が抜け落ちて
もう一枚は裁縫に関しては素人。
だからとにかく、頑張るすみれ。
でも、この“頑張る”ってところは
朝ドラ・ヒロインには必須の特質。
逆を言えば、頑張らなくちゃあヒロインじゃない!
くらいのもの。
だからここで、すみれらしさを見出すとすれば
その頑張り振りを大袈裟に描いていない…ってとこかな?
イカニモ苦しそうな顔もしないし
大仰なBGMも使わないし
周囲が心配する様子も
ましてや、周囲が手伝いに駆けつけるなんてこともなく
ただ静かに縫い続けている。
明美とも対照的。
明美は自分の「嘘」を誤魔化しながら
すみれに引っ張られながら
分からないところを教わりながら
所々で居眠りもしながら
(ある意味ドタバタと)頑張っている。
良子&君枝が来た時もキツイ言葉で責め立てる。
正論ではあるんだけど
鬱憤をぶつけているところもあるし
昔から抱え続けてきたセレブへの妬み僻みもある。
非常に人間的!とも言える。
視聴者としては、明美の存在の方が分かり易いし感情移入もし易い。
良子&君枝も弱さを露呈していて、やはり人間的なんだけど
場合が場合だけに、凄く分かるんだけど…だからこそイラつく(酷
なので、明美の言葉にはスカッとしてしまう(笑)
明美も「嘘」を抱えているという弱みがあったけど
今日、それを告白したしね。
ここで、ああいう形で…ってところが、やはり人間的(笑)
谷村美月さんの存在感や演技力のおかげもあるけど
明美という人物にはすんなり入っていける感じがする。
それでも、そんな明美と対照的なすみれに惹かれる。
良子の時は動揺していたけど
君枝の時は涙目になりながらも優しく送り出していた。
明美の“正論”に便乗して追い詰めることもしないし
偽善的に庇うこともしない。
被害者意識に囚われたりもしない。
明美の「嘘」に気付いているのかいないのか、全く動じない。
忙しさの中でも優しく教える余裕も見せる。
五十八お父さんから学んだ「信用」の大切さも
もう既に心に刻んでいる様子だし。
とにかく、ひたすら「自分の道」を貫いている。
少しずつ、でも確実に“成長”している。
あくまでも静かに。
そして、大らかに。
静か過ぎて目立たない
つーか、分かり難いとは言えるんだけど
明美を横に配することで良い感じになっていると思う。
でも、この2人だけでなく良子&君枝も必要だな。
四つ葉のクローバーの意味がどんどん強く迫って来る感じ。
ところで
完成したテーブルクロスを見たランディ夫人が
「It’s beautiful!」と言った時
QUEENのライブで
『Love Of My Life』の一節を観客達に歌ってもらった後でフレディが
「Beautiful!」
と言ったのを思い出してしまった(笑)
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嘘

物事は中途半端でやめるな

NHK みんなのうた 2016年10月・11月

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