亀裂>『べっぴんさん』第26話 - 2016.11.01 Tue
明美と良子の間に亀裂が…
まあ、予告通りだから驚きはないけど(笑)
でもって、設定的に当然っちゃー当然の流れ。
元々仲良しのお嬢様3人@趣味も環境も似ている
と
庶民にして違う分野のキャリアを持つ明美
という組み合わせだし
そもそも女が複数固まると
アレコレ面倒くさいことが出てきやすいものだからな
だから、今回のエピは通過儀礼?
…ひじゅにですが何か?
「これやから、お嬢さんは嫌なんや」by明美
お嬢様の良いところと悪いところが強調された昨日。
ついつい物事を曲がって見てしまう傾向のある明美。
それはどっちがどーってのではなくて
そーいう環境で育ってきたのだから仕方がない。
どんな育ち方をしたって、どんな経験をしたって
人間は不完全…どこかに歪みは出てくるもの。
童話チックに、あるいは少女マンガチックに
甘くて優しくて暖かくて綺麗な空間を形作っている、すみれ達。
でも、女学校時代の純然たる趣味の世界と違って
今は“商売”であるし“生活”がかかっているし“お客様”が相手だし
要するに“現実”が関わってくる。
閉ざされた美しいだけの世界を
外に向かって開かなければならない。
客として店を訪れた
第1号が父親@商売の先輩でもある
第2号が親しくしているご近所さん@主婦4
第3号が米兵と連れ立った(所謂)パンパン
…という順番は絶妙。
主婦4の反応が一般的なのだろうし
ましてや“お嬢様”である良子だから
本気で怖がり逃げ出してしまったのは無理もないこと
…なのかもしれない。
でも、通りすがりとかではなく“お客様”なんだからね。
彼女を諫める明美が正しいわけだし
同じお嬢様でも、すみれや君枝はちゃんと応対したわけだし。
それを快く思わない良子は
自分としては当然の反応と思っていたことだから納得できない
ってところもまだ残っているだろうけど
やはり一番は“お嬢様”としてのプライドなんだろうな。
だからここは、仲間同士の揉め事というよりも
また一つ克服しなければならない彼女達の欠点を示すエピなのかも。
パンパンという職業は卑しいとされているものなのだろうけど
それに就かざるを得なかった事情というものがあるだろうし
赤ちゃんの肌着を買うってことはは、母親でもあるのだろうから
ここのところが良子が折れる落としどころ?>甘い?
その前に示された欠点は、値段を付けることを失念していたこと。
今日のは接客における重要なことだから
要はまだまだ“商売”の自覚がないってことなのだろう。
その値段の方だけど
君枝が帳面をめくろうとしていた様に見えたので
昨日の件の後、値段表を早速作ったってことなのかな?
でも、主婦4はまだ、おしめを持ったまま店にいたわけだから
まだ決めないままだったのかな?
いずれにしても、すみれが「100円」と答えた時点で
取り合えずはクリアしたってことなのかもな。
その「100円」というのは、どれだけのものなんだろう?
おしめは「10円」が妥当だと、主婦4の方が提示してきた。
手が出せないほどのではないけど、ちょっと痛い額って印象。
おしめより手がかかっている肌着が「100円」なのは妥当なのかな。
主婦4には無理っぽいよね。
でも、米兵と一緒にやって来た女性にとっては「安い」の一言。
潔が払った場銭は「300円」
あの男達が安く請求するとは思えないし
傍で野菜や魚を広げていた人達には払えなかったし
それなりの額なんだろう。
潔はポンと払ってみせたけど、かなり痛かったハズ。
でも、米兵と一緒の女性が買い込んだのはもっと高額。
当時の貨幣価値を知らないので実感ないけど>そのくらい調べるべき?
この両方のエピでお金が出てきたのは興味深かった。
ラストでは明美が看護婦をクビに…
すみれ達が好き&得意なことを仕事にして前進していくのに対し
頑張って掴んだ居場所を失ってしまう明美。
世の理不尽さに対する怒りや僻みがまた高じてしまいそう。
明美の欠点はそこにあるのだろう。
皆が自分の内面を炙り出され、試練を受け
洗練されていくってことなのだろうな。
それにしても、ヒロイン@すみれは
ダメなところを晒す役でも、それを咎める役でもなく
その間に立って調節を試みる役でもなく
ただオロオロしてるだけ…てのが新鮮(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

100円>昭和21年より発行

ファミリアの考えるものづくり

おったまねぎパイ>富山銘菓

まあ、予告通りだから驚きはないけど(笑)
でもって、設定的に当然っちゃー当然の流れ。
元々仲良しのお嬢様3人@趣味も環境も似ている
と
庶民にして違う分野のキャリアを持つ明美
という組み合わせだし
そもそも女が複数固まると
アレコレ面倒くさいことが出てきやすいものだからな
だから、今回のエピは通過儀礼?
…ひじゅにですが何か?
「これやから、お嬢さんは嫌なんや」by明美
お嬢様の良いところと悪いところが強調された昨日。
ついつい物事を曲がって見てしまう傾向のある明美。
それはどっちがどーってのではなくて
そーいう環境で育ってきたのだから仕方がない。
どんな育ち方をしたって、どんな経験をしたって
人間は不完全…どこかに歪みは出てくるもの。
童話チックに、あるいは少女マンガチックに
甘くて優しくて暖かくて綺麗な空間を形作っている、すみれ達。
でも、女学校時代の純然たる趣味の世界と違って
今は“商売”であるし“生活”がかかっているし“お客様”が相手だし
要するに“現実”が関わってくる。
閉ざされた美しいだけの世界を
外に向かって開かなければならない。
客として店を訪れた
第1号が父親@商売の先輩でもある
第2号が親しくしているご近所さん@主婦4
第3号が米兵と連れ立った(所謂)パンパン
…という順番は絶妙。
主婦4の反応が一般的なのだろうし
ましてや“お嬢様”である良子だから
本気で怖がり逃げ出してしまったのは無理もないこと
…なのかもしれない。
でも、通りすがりとかではなく“お客様”なんだからね。
彼女を諫める明美が正しいわけだし
同じお嬢様でも、すみれや君枝はちゃんと応対したわけだし。
それを快く思わない良子は
自分としては当然の反応と思っていたことだから納得できない
ってところもまだ残っているだろうけど
やはり一番は“お嬢様”としてのプライドなんだろうな。
だからここは、仲間同士の揉め事というよりも
また一つ克服しなければならない彼女達の欠点を示すエピなのかも。
パンパンという職業は卑しいとされているものなのだろうけど
それに就かざるを得なかった事情というものがあるだろうし
赤ちゃんの肌着を買うってことはは、母親でもあるのだろうから
ここのところが良子が折れる落としどころ?>甘い?
その前に示された欠点は、値段を付けることを失念していたこと。
今日のは接客における重要なことだから
要はまだまだ“商売”の自覚がないってことなのだろう。
その値段の方だけど
君枝が帳面をめくろうとしていた様に見えたので
昨日の件の後、値段表を早速作ったってことなのかな?
でも、主婦4はまだ、おしめを持ったまま店にいたわけだから
まだ決めないままだったのかな?
いずれにしても、すみれが「100円」と答えた時点で
取り合えずはクリアしたってことなのかもな。
その「100円」というのは、どれだけのものなんだろう?
おしめは「10円」が妥当だと、主婦4の方が提示してきた。
手が出せないほどのではないけど、ちょっと痛い額って印象。
おしめより手がかかっている肌着が「100円」なのは妥当なのかな。
主婦4には無理っぽいよね。
でも、米兵と一緒にやって来た女性にとっては「安い」の一言。
潔が払った場銭は「300円」
あの男達が安く請求するとは思えないし
傍で野菜や魚を広げていた人達には払えなかったし
それなりの額なんだろう。
潔はポンと払ってみせたけど、かなり痛かったハズ。
でも、米兵と一緒の女性が買い込んだのはもっと高額。
当時の貨幣価値を知らないので実感ないけど>そのくらい調べるべき?
この両方のエピでお金が出てきたのは興味深かった。
ラストでは明美が看護婦をクビに…
すみれ達が好き&得意なことを仕事にして前進していくのに対し
頑張って掴んだ居場所を失ってしまう明美。
世の理不尽さに対する怒りや僻みがまた高じてしまいそう。
明美の欠点はそこにあるのだろう。
皆が自分の内面を炙り出され、試練を受け
洗練されていくってことなのだろうな。
それにしても、ヒロイン@すみれは
ダメなところを晒す役でも、それを咎める役でもなく
その間に立って調節を試みる役でもなく
ただオロオロしてるだけ…てのが新鮮(笑)
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