茂木>『花子とアン』第154話 - 2014.09.25 Thu
今日は木曜日
『花アン』も残すところ二話
半年なんて、あっという間
というのは朝ドラが終わる度に思うことだけど
今回はそれ以上に
虚しい半年間だった
という気持ちに襲わ…ゴホンゴホン
…ひじゅにですが何か?
「カーッとなると自分を抑えられなくなってしまって」by美里
↑そんなこと聞いてねーよ
美里:本当のお母さんは、もも叔母様なんでしょ?
もも:そうよ
よく何年も口に出すのを我慢してたわね
美里:花子お母様から打ち明けられたのは小学生の時だったものね
本当は一刻も早く、もも叔母様に聞きたかったの
でも、お母様の機嫌を損ねるのが怖くて…
も:まあ、あのお姉やんの前では萎縮しちゃうわよね
美:それで私を手放したの?
も:あの頃は仕方なかったのよ
私は村岡家に居候させてもらう代わりに女中扱いだし
勿論、お給料は出ないし
旭さんは結核を患ってしまうし…
美:花子お母様は
もも叔母様と旭叔父様からの「たっての願い」と言ってたわ
も:逆なのよ
でも、そういうことにしておかないと外聞が悪いって…
美:分かるわ
花子お母様はいつだって「良い子」でいないと気が済まないの
も:それで美里ちゃんも必死に「良い子」のふりをしてたのね
馬鹿丁寧な言葉遣いとワザトラシイ態度で
こまっしゃくれた子になっちゃったと内心心配してたけど
全ては演技だったのね
美:ええ、そうでもしないと村岡家では生きていけないと悟ったの
花子お母様はお嬢様ぶってさえいれば満足して放っておいてくれたから
も:あなたも苦労したわね…
美:でも今日は我慢できずに、お客様に悪態をついてしまったわ
花子お母様のためではないのよ
『アン』のためよ!
も:お姉やんったらスコット先生との約束だなんて言いながら
一向に真剣に売り込もうとしないんだものね
美:口ばっかりなのよ
私、『アン』が不憫で…
も:あの茂木なんたらいう社長さんも
読みもしないで却下してたなんてね
美:おまけに何よ、あの棒演技
も:い、いえ、それは…本職の役者さんじゃないから…
美:それにしたって酷過ぎるわよ
私の似非お嬢様演技が霞んじゃうから
それで思わず激昂しちゃったってとこもあるの
も:怒りたくなる気持ちも分かるけど…
多分、宮本さんが「棒」「棒」って叩かれてるもんだから
もっと酷いのを出して印象を和らげようとの、お姉やんの配慮よ
美:もも叔母様ったら甘いのね
アレは寧ろ花子お母様自身のためだと思うわ
も:確かに…
「能面」だの「演技力ゼロ」だの「役への理解力なさ過ぎ」だの
「無駄にアヒル口」だの「バカっぽい」だの「下品」だの
さんざん言われているものね
美:そ、そこまでじゃ…
も:そこまでよ
美:と、ともかく
それを緩和するための茂木投入じゃないかしら
も:もう最終週も半分終わったというのに
彼に一話丸々使ってしまうんだものねえ
美:最初はあんなもんだと甘く見てたんだけど
帰ったふりして図書館に場所を移して夜中まで読んでたなんて
ツッコまれるのを期待しての行動としか思えないわ
も:でも、お姉やんったら
さすがに自分の躾が悪かったと平謝りしてたわね
少しは分かっているんじゃない
美:外面を気にするお母様ならではのパフォーマンスよ
も:でも、あなたのことキチンと躾けた気ではいるのね
美:私、躾なんてされた覚えないわ
つーか、お母様には躾という概念がないのよ
実子の歩君は甘やかされ放題だったし
私はタダのお飾りで放置されっぱなしだし
も:そんなこと言っちゃダメ
戦中戦後と物資不足の中で贅沢させてもらってたじゃない
美:そこはヒロイン特権で花子お母様の力によるものじゃないわよ
でもまあ、私はもう今日で終わりね…
も:大丈夫よ、茂木社長も言ってた様に
アレは癇癪持ちのアンを重ねたエピソードなのよ
美:アンが重ねられているのは花子お母様じゃないの?
も:結構、色んな人に振られているの
朝市さんも『アン』の名台詞の間違った適用を言わされてたわ
美:朝市さんったら、花子お母様の一番の被害者よね
も:美里ちゃんの場合は特別よ
お姉やん自身との重ねの意味も含まれているのよ
美:だから、花子お母様も子供時代は癇癪持ちだったと話してくれたのね
も:お腹を傷めた子じゃなくても本当の親子以上の絆があると
脚本家は言いたいのよ
美:朝市さんの名まで出して?
も:そこがこの脚本の甘いところでねえ
お姉やんが癇癪起こしたシーンっていうと
朝市さんを石版で叩いたことくらいしか思いつかないから
美:こんな薄っぺらいドラマに出るんじゃなかったわ
も:それは茂木社長に言うべきね
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

出演のきっかけはコレ?

しつけ箸

『アン』全巻セット

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というのは朝ドラが終わる度に思うことだけど
今回はそれ以上に
虚しい半年間だった
という気持ちに襲わ…ゴホンゴホン
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「カーッとなると自分を抑えられなくなってしまって」by美里
↑そんなこと聞いてねーよ
美里:本当のお母さんは、もも叔母様なんでしょ?
もも:そうよ
よく何年も口に出すのを我慢してたわね
美里:花子お母様から打ち明けられたのは小学生の時だったものね
本当は一刻も早く、もも叔母様に聞きたかったの
でも、お母様の機嫌を損ねるのが怖くて…
も:まあ、あのお姉やんの前では萎縮しちゃうわよね
美:それで私を手放したの?
も:あの頃は仕方なかったのよ
私は村岡家に居候させてもらう代わりに女中扱いだし
勿論、お給料は出ないし
旭さんは結核を患ってしまうし…
美:花子お母様は
もも叔母様と旭叔父様からの「たっての願い」と言ってたわ
も:逆なのよ
でも、そういうことにしておかないと外聞が悪いって…
美:分かるわ
花子お母様はいつだって「良い子」でいないと気が済まないの
も:それで美里ちゃんも必死に「良い子」のふりをしてたのね
馬鹿丁寧な言葉遣いとワザトラシイ態度で
こまっしゃくれた子になっちゃったと内心心配してたけど
全ては演技だったのね
美:ええ、そうでもしないと村岡家では生きていけないと悟ったの
花子お母様はお嬢様ぶってさえいれば満足して放っておいてくれたから
も:あなたも苦労したわね…
美:でも今日は我慢できずに、お客様に悪態をついてしまったわ
花子お母様のためではないのよ
『アン』のためよ!
も:お姉やんったらスコット先生との約束だなんて言いながら
一向に真剣に売り込もうとしないんだものね
美:口ばっかりなのよ
私、『アン』が不憫で…
も:あの茂木なんたらいう社長さんも
読みもしないで却下してたなんてね
美:おまけに何よ、あの棒演技
も:い、いえ、それは…本職の役者さんじゃないから…
美:それにしたって酷過ぎるわよ
私の似非お嬢様演技が霞んじゃうから
それで思わず激昂しちゃったってとこもあるの
も:怒りたくなる気持ちも分かるけど…
多分、宮本さんが「棒」「棒」って叩かれてるもんだから
もっと酷いのを出して印象を和らげようとの、お姉やんの配慮よ
美:もも叔母様ったら甘いのね
アレは寧ろ花子お母様自身のためだと思うわ
も:確かに…
「能面」だの「演技力ゼロ」だの「役への理解力なさ過ぎ」だの
「無駄にアヒル口」だの「バカっぽい」だの「下品」だの
さんざん言われているものね
美:そ、そこまでじゃ…
も:そこまでよ
美:と、ともかく
それを緩和するための茂木投入じゃないかしら
も:もう最終週も半分終わったというのに
彼に一話丸々使ってしまうんだものねえ
美:最初はあんなもんだと甘く見てたんだけど
帰ったふりして図書館に場所を移して夜中まで読んでたなんて
ツッコまれるのを期待しての行動としか思えないわ
も:でも、お姉やんったら
さすがに自分の躾が悪かったと平謝りしてたわね
少しは分かっているんじゃない
美:外面を気にするお母様ならではのパフォーマンスよ
も:でも、あなたのことキチンと躾けた気ではいるのね
美:私、躾なんてされた覚えないわ
つーか、お母様には躾という概念がないのよ
実子の歩君は甘やかされ放題だったし
私はタダのお飾りで放置されっぱなしだし
も:そんなこと言っちゃダメ
戦中戦後と物資不足の中で贅沢させてもらってたじゃない
美:そこはヒロイン特権で花子お母様の力によるものじゃないわよ
でもまあ、私はもう今日で終わりね…
も:大丈夫よ、茂木社長も言ってた様に
アレは癇癪持ちのアンを重ねたエピソードなのよ
美:アンが重ねられているのは花子お母様じゃないの?
も:結構、色んな人に振られているの
朝市さんも『アン』の名台詞の間違った適用を言わされてたわ
美:朝市さんったら、花子お母様の一番の被害者よね
も:美里ちゃんの場合は特別よ
お姉やん自身との重ねの意味も含まれているのよ
美:だから、花子お母様も子供時代は癇癪持ちだったと話してくれたのね
も:お腹を傷めた子じゃなくても本当の親子以上の絆があると
脚本家は言いたいのよ
美:朝市さんの名まで出して?
も:そこがこの脚本の甘いところでねえ
お姉やんが癇癪起こしたシーンっていうと
朝市さんを石版で叩いたことくらいしか思いつかないから
美:こんな薄っぺらいドラマに出るんじゃなかったわ
も:それは茂木社長に言うべきね
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