歩(あゆむ)>『花子とアン』第94話 - 2014.07.17 Thu
だ、醍醐ちゃんが
茶髪になってた…
この時代
おしゃれ染めって一般的だったの?
そそそそれとも白髪染め?
…ひじゅにですが何か?
「持たない者が持つ者から奪う」by宮本友人
花子:また醍醐さんが話題になってんの?
私への当て付けもイイカゲンにしてよね
かよ:そそそそうは言うけど
醍醐ちゃんは憧れの職業婦人だから
皆が注目してるズラ
花:私の黒髪を引き立てるために茶髪にさせたのに
か:修和の外人の先生方に合わせたんじゃなかったのけ?
花:んなわけないじゃん
英語だって今だに満足じゃないくせに
か:あの飛行機の件以外は通訳を必要としてなかったじゃん
あそこだけ字幕がなくなったから
お姉やんの口を通して内容を強調するための演出だと
解釈してただよ
戦争が近づいているからね
花:『花アン』らしい姑息さね
それより私だって職業婦人なのを忘れてない?
稀少な女性翻訳家だし、それこそ最先端を行ってるわよ
か:だから、そこのとこ
もっと細やかに描写してれば良かったズラ
ラブストーリーにばかり拘らんでも
サクセスストーリーだって充分にウケるはずだよ
花:脚本家に腕がないんだから仕方ないじゃないの
どうせ『カーネーション』のレベルには到達できないし
ならば得意の恋愛メインで行こうって作戦だったのよ
か:その恋愛部分が一番ツマラナイって評判だけど…
花:あ、もしかして
私への対抗意識から郁弥君と付き合ってるの?
頭脳や社会的ステータスでは私に敵わないから
恋話で目立とうってわけ?
か:そんなわけねえだよ
郁弥さんと私の触れ合いは所々で描かれてたさ
花:花とチップがどーのこーのってだけでしょ
今日はイキナリ結婚の話が出てるみたいで
唐突に進み過ぎじゃないの?
か:お姉やんの時だって
これ以上ないってくれえ唐突だっただよ
花:郁弥君は、かよよりずっと
カスミンに思いを寄せている様に見えたのにね
か:そこが脚本家の下手なとこズラ
ミスリードっちゅうわけでもなかったし
花:私、もうちょっとで
2人の不倫関係を理由に離婚を勧めるところだったわ
か:お姉やんをミスリードしてたんだ…
花:ま、結果的に英治さんの背中を押してくれたから良しとするか
兄妹のことも適当に扱っとかないと、また私の評判に障るし
少しくらい恋話に時間を割いてあげるわ
か:本当はオラなんかよりも
地味に人気の醍醐ちゃんよりも
もっと驚異の存在がいるじゃんけ
花:蓮様でしょ
まあね…向こうの方が何かと派手だもんね
か:お姉やんが無事結婚して子供も産んで幸せなところで
隙を突くつもりだよ
花:それを見越してブラックバーン先生達を呼んだんだけどね
懐かしの「Go to bed」も織り込んだし
か:赤ちゃんの心も読める…なんてお世辞言ってたけど
赤ちゃんが泣いたら大抵、おしめかお腹か眠いかだよ
お姉やんが2つ挙げたから後は1つしかなかったさ
花:つまり私が誘導してあげたのよ
盛り上げるためにね
か:あ、さすが、お姉やん
花:だけど、蓮様に関しては難しいのよ
寧ろ向こうの方が私を利用する気満々で
どうやって拒否してやろうかと考え中なの
か:ドラマが分離しない様に
お姉やんを関わらせようとしてくれてるんじゃないのかな?
花:そんな優しい女じゃないわよ
英治さんより若くてイケメンを捕まえてイイ気になってるんだから
か:あ、でも、英治さんの方が演技は遥かに上手いだよ
あっちは、ちょっと棒過ぎるだよ
花:当たり前でしょ、英治さんは変態仮面なんだから
…って、かよの方こそ銀熊取ったからって
演技論なんか吹っかける気?
か:そそそそんな…
それより、その蓮様の相手の人、今日もドミンゴに来てただよ
花:知ってたわ
私の妹が働く店に来るなんて対抗心剥き出しよね
か:前から常連さんだけど
花:持たない者が持つ者から奪う…とか何とか
カッコつけるんじゃないっつーの
か:学生さんならではの青臭さだね
花:人妻を奪うことと社会主義を一緒くたにするなっつーの
公私混同もイイトコなんだから
か:お姉やんの時も、かなり混同してた気が…
花:これから駆け落ちしようってのに
仲間に話しちゃってること自体どうかと思うわよ
イイ大人なんだから人に頼るなっつーの
か:お姉やんも周りに動かされっぱなしだったじゃん
花:だいたいね、蓮様は元祖“片付けられない女”なの
イキナリ貧乏学生なんかと一緒に暮らせるわけないわ
か:カフェには入り浸ってるし
東京と九州を何度も行き来してるし
お金持ちのボンボンなのかもよ
花:そんなの余計に許せないじゃん
か:そこかい
花:でも、一番許せないのはね
「名」を捨てるって言ったことよ
シェイクスピアさえ改竄するくらい名前に拘る私に
喧嘩売ってるに決まってるわ
か:いや、あの時から思ってたけど
「名」違いっていうか
お姉やんが拘る「名」ちゅーのは
花:まさに「腹心の友」の核心なのに…
私が今迄「花子と呼んでくりょう」と言い続けてたのを
無駄にする気?
か:真っ先に「名」を捨てたのは、お姉やんってことじゃん
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

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憲兵手帳

恋の華>白蓮事件

茶髪になってた…
この時代
おしゃれ染めって一般的だったの?
そそそそれとも白髪染め?
…ひじゅにですが何か?
「持たない者が持つ者から奪う」by宮本友人
花子:また醍醐さんが話題になってんの?
私への当て付けもイイカゲンにしてよね
かよ:そそそそうは言うけど
醍醐ちゃんは憧れの職業婦人だから
皆が注目してるズラ
花:私の黒髪を引き立てるために茶髪にさせたのに
か:修和の外人の先生方に合わせたんじゃなかったのけ?
花:んなわけないじゃん
英語だって今だに満足じゃないくせに
か:あの飛行機の件以外は通訳を必要としてなかったじゃん
あそこだけ字幕がなくなったから
お姉やんの口を通して内容を強調するための演出だと
解釈してただよ
戦争が近づいているからね
花:『花アン』らしい姑息さね
それより私だって職業婦人なのを忘れてない?
稀少な女性翻訳家だし、それこそ最先端を行ってるわよ
か:だから、そこのとこ
もっと細やかに描写してれば良かったズラ
ラブストーリーにばかり拘らんでも
サクセスストーリーだって充分にウケるはずだよ
花:脚本家に腕がないんだから仕方ないじゃないの
どうせ『カーネーション』のレベルには到達できないし
ならば得意の恋愛メインで行こうって作戦だったのよ
か:その恋愛部分が一番ツマラナイって評判だけど…
花:あ、もしかして
私への対抗意識から郁弥君と付き合ってるの?
頭脳や社会的ステータスでは私に敵わないから
恋話で目立とうってわけ?
か:そんなわけねえだよ
郁弥さんと私の触れ合いは所々で描かれてたさ
花:花とチップがどーのこーのってだけでしょ
今日はイキナリ結婚の話が出てるみたいで
唐突に進み過ぎじゃないの?
か:お姉やんの時だって
これ以上ないってくれえ唐突だっただよ
花:郁弥君は、かよよりずっと
カスミンに思いを寄せている様に見えたのにね
か:そこが脚本家の下手なとこズラ
ミスリードっちゅうわけでもなかったし
花:私、もうちょっとで
2人の不倫関係を理由に離婚を勧めるところだったわ
か:お姉やんをミスリードしてたんだ…
花:ま、結果的に英治さんの背中を押してくれたから良しとするか
兄妹のことも適当に扱っとかないと、また私の評判に障るし
少しくらい恋話に時間を割いてあげるわ
か:本当はオラなんかよりも
地味に人気の醍醐ちゃんよりも
もっと驚異の存在がいるじゃんけ
花:蓮様でしょ
まあね…向こうの方が何かと派手だもんね
か:お姉やんが無事結婚して子供も産んで幸せなところで
隙を突くつもりだよ
花:それを見越してブラックバーン先生達を呼んだんだけどね
懐かしの「Go to bed」も織り込んだし
か:赤ちゃんの心も読める…なんてお世辞言ってたけど
赤ちゃんが泣いたら大抵、おしめかお腹か眠いかだよ
お姉やんが2つ挙げたから後は1つしかなかったさ
花:つまり私が誘導してあげたのよ
盛り上げるためにね
か:あ、さすが、お姉やん
花:だけど、蓮様に関しては難しいのよ
寧ろ向こうの方が私を利用する気満々で
どうやって拒否してやろうかと考え中なの
か:ドラマが分離しない様に
お姉やんを関わらせようとしてくれてるんじゃないのかな?
花:そんな優しい女じゃないわよ
英治さんより若くてイケメンを捕まえてイイ気になってるんだから
か:あ、でも、英治さんの方が演技は遥かに上手いだよ
あっちは、ちょっと棒過ぎるだよ
花:当たり前でしょ、英治さんは変態仮面なんだから
…って、かよの方こそ銀熊取ったからって
演技論なんか吹っかける気?
か:そそそそんな…
それより、その蓮様の相手の人、今日もドミンゴに来てただよ
花:知ってたわ
私の妹が働く店に来るなんて対抗心剥き出しよね
か:前から常連さんだけど
花:持たない者が持つ者から奪う…とか何とか
カッコつけるんじゃないっつーの
か:学生さんならではの青臭さだね
花:人妻を奪うことと社会主義を一緒くたにするなっつーの
公私混同もイイトコなんだから
か:お姉やんの時も、かなり混同してた気が…
花:これから駆け落ちしようってのに
仲間に話しちゃってること自体どうかと思うわよ
イイ大人なんだから人に頼るなっつーの
か:お姉やんも周りに動かされっぱなしだったじゃん
花:だいたいね、蓮様は元祖“片付けられない女”なの
イキナリ貧乏学生なんかと一緒に暮らせるわけないわ
か:カフェには入り浸ってるし
東京と九州を何度も行き来してるし
お金持ちのボンボンなのかもよ
花:そんなの余計に許せないじゃん
か:そこかい
花:でも、一番許せないのはね
「名」を捨てるって言ったことよ
シェイクスピアさえ改竄するくらい名前に拘る私に
喧嘩売ってるに決まってるわ
か:いや、あの時から思ってたけど
「名」違いっていうか
お姉やんが拘る「名」ちゅーのは
花:まさに「腹心の友」の核心なのに…
私が今迄「花子と呼んでくりょう」と言い続けてたのを
無駄にする気?
か:真っ先に「名」を捨てたのは、お姉やんってことじゃん
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