焼け跡>『ごちそうさん』第133話 - 2014.03.10 Mon
関東人なので
「ごちそうさま」という言葉はお馴染みだけど
「ごちそうさん」はあまり耳にすることはない
…と以前、書いたことがあるので
今日の室井さんの「ごちそうさま」に
何となし和んでしまった>ぉ
め以子は東京出身だけど大阪での暮らしが長いので
いつしか大阪弁(モドキ?)になっての「ごちそうさん」だから
ちょっと興味深いなあと思ったし
…あ、でも、東京編でも「ごちそうさん」だったっけ?>忘れた
…ひじゅにですが何か?
「焼け跡でご飯くれる人なんて誰もいなくてね」by室井
↑今日はネタ振りの月曜日
これが一番のバレバレ台詞?
糸子@『カーネーション』は玉音放送を聞いた直後
食事の支度を始めたんだっけ>日常の行為
め以子の場合は、ナスを手にしながらも
ご飯を作りましょう…ではなく
家に帰ると言い出す。
おいおい
当時を知らない、ひじゅにでさえ
「い、今帰ったら危ないんと違う?」
と思えるのに。
蔵に住む
蔵がなくなっていたら小屋を建てる
畑を作って
「ここで暮らしてたみたいに暮らす」
何て能天気!
やっぱ「清々しいほどアサハカ」!?
すっかり良い人になっている和枝さんは
「二度と戻ってこんでええで」と繰り返す。
つまりは、大変だったら
いつでも戻ってきておいで
ってことなんだろうな。
ハナちゃんにまたまた
「イケズしはりますね」なんて言わせちゃって。
そして大量の食糧&種を持たされて西門家に帰る、め以子―
パンパンに膨らんだ荷物を前と後ろに掲げて
その隙間からは野菜が顔を出していて
「襲って下さい」と言っているかの様なイデタチ。
そういうことに思い至らないのは「アホ」というより
それだけ良好な人間関係しか知らなかったってことだよね
今迄は。
複数の男達に襲われたら身の危険を感じるのが普通だろうし
実際、め以子もまずはそこに慄いたわけだけど
実際には荷物だけ奪われ、自分自身は放置される。
ホッとした瞬間、事実に気付く。
男達としても、とにかく必要なのは食べ物なわけで
そこに、当時の過酷な状況が彷彿とされるところが
面白いなと思った>「面白い」は誤解を招く表現かな?
そうした状況とは対照的に
希子ちゃんやラジオ局はやたら“綺麗”なことに
ちょっとばかし違和感。
「修理もあるし」なんて言ってたから
本当は対照的に描いているわけではないのかもしれないけどね。
まあ、その後に登場した室井さんは
コークスでいつも以上に汚れ放題だったから
そこは意図的な“対照”なんだろう。
でも、こんな状態に夫を放ってくなんて
桜子はどう思っているのか…と、そこが気になる。
戦中は戦意高揚小説を書いて桜子をガッカリさせていたから
戦後になってからも「生きるために」と“芸術”に反することを行い
またまた桜子の怒りを買った…という可能性大だけど
それでも、あの状態の街に夫を追い出すとは過酷にも程があるよな。
相当な理由付けをしとかないと後の展開に障りそう>心配し過ぎ?
で、上↑に挙げた台詞。
第1話で示された
焼け跡で子供達に食べ物を振る舞う、め以子の図ぅ―
に、いよいよ近づいてきたわけだな。
以前は子供達にタカられていた…って側面があったけど
室井さんの言葉からして、これからはもっと切実な意味合いが含まれる
ってことになるのかな?
でもって、め以子の方も
泰介君出征の後、ずっと一人で食事をしてきたわけで
活男君戦死の知らせに心までも独りぼっちになっていたわけで
和枝さんからも、そこは覚悟すべきと強く言われていたわけだけど
今、ようやく室井さんと一緒に食事をすることができた。
「ごちそうさま」
「ごちそうさん」
と互いに言い合えた。
ここが、め以子側の強い動機付けになっていくのかな?
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

もう一度、ごちそうさまが聞きたくて。>栗原はるみ

なす

焼け跡日記>山田風太郎

「ごちそうさま」という言葉はお馴染みだけど
「ごちそうさん」はあまり耳にすることはない
…と以前、書いたことがあるので
今日の室井さんの「ごちそうさま」に
何となし和んでしまった>ぉ
め以子は東京出身だけど大阪での暮らしが長いので
いつしか大阪弁(モドキ?)になっての「ごちそうさん」だから
ちょっと興味深いなあと思ったし
…あ、でも、東京編でも「ごちそうさん」だったっけ?>忘れた
…ひじゅにですが何か?
「焼け跡でご飯くれる人なんて誰もいなくてね」by室井
↑今日はネタ振りの月曜日
これが一番のバレバレ台詞?
糸子@『カーネーション』は玉音放送を聞いた直後
食事の支度を始めたんだっけ>日常の行為
め以子の場合は、ナスを手にしながらも
ご飯を作りましょう…ではなく
家に帰ると言い出す。
おいおい
当時を知らない、ひじゅにでさえ
「い、今帰ったら危ないんと違う?」
と思えるのに。
蔵に住む
蔵がなくなっていたら小屋を建てる
畑を作って
「ここで暮らしてたみたいに暮らす」
何て能天気!
やっぱ「清々しいほどアサハカ」!?
すっかり良い人になっている和枝さんは
「二度と戻ってこんでええで」と繰り返す。
つまりは、大変だったら
いつでも戻ってきておいで
ってことなんだろうな。
ハナちゃんにまたまた
「イケズしはりますね」なんて言わせちゃって。
そして大量の食糧&種を持たされて西門家に帰る、め以子―
パンパンに膨らんだ荷物を前と後ろに掲げて
その隙間からは野菜が顔を出していて
「襲って下さい」と言っているかの様なイデタチ。
そういうことに思い至らないのは「アホ」というより
それだけ良好な人間関係しか知らなかったってことだよね
今迄は。
複数の男達に襲われたら身の危険を感じるのが普通だろうし
実際、め以子もまずはそこに慄いたわけだけど
実際には荷物だけ奪われ、自分自身は放置される。
ホッとした瞬間、事実に気付く。
男達としても、とにかく必要なのは食べ物なわけで
そこに、当時の過酷な状況が彷彿とされるところが
面白いなと思った>「面白い」は誤解を招く表現かな?
そうした状況とは対照的に
希子ちゃんやラジオ局はやたら“綺麗”なことに
ちょっとばかし違和感。
「修理もあるし」なんて言ってたから
本当は対照的に描いているわけではないのかもしれないけどね。
まあ、その後に登場した室井さんは
コークスでいつも以上に汚れ放題だったから
そこは意図的な“対照”なんだろう。
でも、こんな状態に夫を放ってくなんて
桜子はどう思っているのか…と、そこが気になる。
戦中は戦意高揚小説を書いて桜子をガッカリさせていたから
戦後になってからも「生きるために」と“芸術”に反することを行い
またまた桜子の怒りを買った…という可能性大だけど
それでも、あの状態の街に夫を追い出すとは過酷にも程があるよな。
相当な理由付けをしとかないと後の展開に障りそう>心配し過ぎ?
で、上↑に挙げた台詞。
第1話で示された
焼け跡で子供達に食べ物を振る舞う、め以子の図ぅ―
に、いよいよ近づいてきたわけだな。
以前は子供達にタカられていた…って側面があったけど
室井さんの言葉からして、これからはもっと切実な意味合いが含まれる
ってことになるのかな?
でもって、め以子の方も
泰介君出征の後、ずっと一人で食事をしてきたわけで
活男君戦死の知らせに心までも独りぼっちになっていたわけで
和枝さんからも、そこは覚悟すべきと強く言われていたわけだけど
今、ようやく室井さんと一緒に食事をすることができた。
「ごちそうさま」
「ごちそうさん」
と互いに言い合えた。
ここが、め以子側の強い動機付けになっていくのかな?
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

もう一度、ごちそうさまが聞きたくて。>栗原はるみ

なす

焼け跡日記>山田風太郎

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