『夫婦善哉』第3話 - 2013.09.20 Fri
第3話『死んでも治らんあほな女が死んでも遂げたいあほな夢』
「地獄やったら散々巡っとるわ」by蝶子
金八の援助でカフェを始める蝶子。
おきんさんもちょくちょく顔を出してくれるし
草楽さんも来てくれるし
小河童は妾になれと誘いながら柳吉に苦言(?)を呈してくれるし
恋愛以外の人間関係には恵まれてるなあ、と思う。
その恋愛関係において尋常ではない苦労を強いられているから
その分が他に回ってきている?
芸妓にヤトナに関東煮やカフェの女将…と
変遷するごとに髪型や着物も変わっていくのが楽しいオノマチは
『カーネーション』の時は“地味~な大地真央”という感じだったけど
今は本家より美しく色っぽいんじゃないかと思う>私だけ?
ファッションが変わるだけでなく
その時その時で印象が微妙に変わるところが、さすがと思う。
華やかだったり、苦労が滲み出ていたり、生き生きしていたり、しっとりしていたり…
そんな蝶子をまず襲ったのは柳吉絡みではなく雇った女給の所業―
これまた朝ドラ・ヒロインだった村川絵梨が出るは聞いていたけど>『風のハルカ』
あの時とは打って変わってシタタカな女。
常連客がどんどん減っていく…と蝶子達が気付いたあたりでは
もしや自分で密かに店を始め客を引っ張っているんじゃないか…と疑ったけど
そこまでではなかった(^^;)
クビにされた恨みというよりも蝶子にライバル心を抱いていた感じ。
自分で自分の生き方が良いものでないことは知っているけど
自分で自分の人生を否定することは出来ないから
上手くいく例なんて見たくない…
上手く行かなければ所詮そんなものよと安心できる…
って感じ?
それでも、あれは虚しい笑いで
蝶子が幸せになれたと知った時
寂しさを漂わせながらもホッとした笑顔を浮かべられるんじゃないか…と
思ってしまう私は甘い?
いずれにしても
あの赤いドレスがレトロで素敵だった>赤フェチの私
そして柳吉の父死去―
柳吉>親を示すために母親を看取ることができず
それでも親の愛を確信できた蝶子に対し
臨終には間に合ったものの最後まで受け入れてはもらえなかった柳吉。
最後の最後に優しい言葉をかけてくれるんじゃないかなあ…とか
亡くなった後に手紙が見つかる、なんて展開にならないかなあ…とか
考えてしまった私は、やっぱ甘い(^^;)
桐介@妹婿の言う通り、柳吉よりも父の方がずっと辛かったのかもな。
結局のところ、柳吉は蝶子>親を示す生き方を選んだのだから。
蝶子母は100%親でいられたけど
柳吉父は大店の主人としての立場もあるし。
桐介の仕事ぶりを褒められた時の柳吉父の複雑な表情が語っている。
やはり立場のために冷たい態度も取らざるを得ない桐介の姿も
柳吉父の心情の一部を象徴していると思う。
娘の顔を見ることができないまま亡くなってしまった蝶子母と
息子に本当はかけてやりたい言葉を口にできないまま亡くなってしまった柳吉父。
「両方や」by柳吉
先回はまだまだ「ぼんち」のままだった柳吉だけど
親を亡くし、もう親にもそのお金にも頼れないと実感し
やっと大人へと向かいだしたってことなのかも?
少なくとも、自分の感情本位ではなく
蝶子と娘と両方の気持ちを思いやれる様になったから。
無断で店の権利を売った上に姿を晦ましたりと相変わらず身勝手だけど
帰ってきた柳吉には今度こそ、ちゃんと生きていこうとの意志が見られたし。
…でも、競馬ですっちゃってたらどうするつもりだったんだろう(^^;)
占いのシーンで
柳吉が蝶子より一回りも年上だと分かってビックリ。
中の人は確か同じくらいの年齢だよね?
しかも
オノマチはどちらかというと大人っぽい顔立ちで
森山未來は童顔の方かと思う。
そんな2人を年齢差のある役にしたのは
苦労続きで大人にならざるを得ない蝶子>苦労がまんま顔にも出るし
逆に、ずっと子供時代から脱出できなかった(しなかった)柳吉
というのを上手く表してるな、って思う。
今回は蝶子の自殺未遂という思いネタもあったけど
新聞記事にされて却って客が増えたとか
記事を書いた記者@らっきょから妾にならないかと申し込まれたりとか
明るいというと語弊があるかもしれないけど
どこか温かいユーモアみたいなのが漂っていて良かったと思う。
まあ「妾」っていうとネガティブなイメージがあるし
村川絵梨の例と重なるもんおではあるんだけど
後ろ手に花を持って現れた、らっきょは本気度も感じられたし可愛くもあった。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

やっくんち
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金八の援助でカフェを始める蝶子。
おきんさんもちょくちょく顔を出してくれるし
草楽さんも来てくれるし
小河童は妾になれと誘いながら柳吉に苦言(?)を呈してくれるし
恋愛以外の人間関係には恵まれてるなあ、と思う。
その恋愛関係において尋常ではない苦労を強いられているから
その分が他に回ってきている?
芸妓にヤトナに関東煮やカフェの女将…と
変遷するごとに髪型や着物も変わっていくのが楽しいオノマチは
『カーネーション』の時は“地味~な大地真央”という感じだったけど
今は本家より美しく色っぽいんじゃないかと思う>私だけ?
ファッションが変わるだけでなく
その時その時で印象が微妙に変わるところが、さすがと思う。
華やかだったり、苦労が滲み出ていたり、生き生きしていたり、しっとりしていたり…
そんな蝶子をまず襲ったのは柳吉絡みではなく雇った女給の所業―
これまた朝ドラ・ヒロインだった村川絵梨が出るは聞いていたけど>『風のハルカ』
あの時とは打って変わってシタタカな女。
常連客がどんどん減っていく…と蝶子達が気付いたあたりでは
もしや自分で密かに店を始め客を引っ張っているんじゃないか…と疑ったけど
そこまでではなかった(^^;)
クビにされた恨みというよりも蝶子にライバル心を抱いていた感じ。
自分で自分の生き方が良いものでないことは知っているけど
自分で自分の人生を否定することは出来ないから
上手くいく例なんて見たくない…
上手く行かなければ所詮そんなものよと安心できる…
って感じ?
それでも、あれは虚しい笑いで
蝶子が幸せになれたと知った時
寂しさを漂わせながらもホッとした笑顔を浮かべられるんじゃないか…と
思ってしまう私は甘い?
いずれにしても
あの赤いドレスがレトロで素敵だった>赤フェチの私
そして柳吉の父死去―
柳吉>親を示すために母親を看取ることができず
それでも親の愛を確信できた蝶子に対し
臨終には間に合ったものの最後まで受け入れてはもらえなかった柳吉。
最後の最後に優しい言葉をかけてくれるんじゃないかなあ…とか
亡くなった後に手紙が見つかる、なんて展開にならないかなあ…とか
考えてしまった私は、やっぱ甘い(^^;)
桐介@妹婿の言う通り、柳吉よりも父の方がずっと辛かったのかもな。
結局のところ、柳吉は蝶子>親を示す生き方を選んだのだから。
蝶子母は100%親でいられたけど
柳吉父は大店の主人としての立場もあるし。
桐介の仕事ぶりを褒められた時の柳吉父の複雑な表情が語っている。
やはり立場のために冷たい態度も取らざるを得ない桐介の姿も
柳吉父の心情の一部を象徴していると思う。
娘の顔を見ることができないまま亡くなってしまった蝶子母と
息子に本当はかけてやりたい言葉を口にできないまま亡くなってしまった柳吉父。
「両方や」by柳吉
先回はまだまだ「ぼんち」のままだった柳吉だけど
親を亡くし、もう親にもそのお金にも頼れないと実感し
やっと大人へと向かいだしたってことなのかも?
少なくとも、自分の感情本位ではなく
蝶子と娘と両方の気持ちを思いやれる様になったから。
無断で店の権利を売った上に姿を晦ましたりと相変わらず身勝手だけど
帰ってきた柳吉には今度こそ、ちゃんと生きていこうとの意志が見られたし。
…でも、競馬ですっちゃってたらどうするつもりだったんだろう(^^;)
占いのシーンで
柳吉が蝶子より一回りも年上だと分かってビックリ。
中の人は確か同じくらいの年齢だよね?
しかも
オノマチはどちらかというと大人っぽい顔立ちで
森山未來は童顔の方かと思う。
そんな2人を年齢差のある役にしたのは
苦労続きで大人にならざるを得ない蝶子>苦労がまんま顔にも出るし
逆に、ずっと子供時代から脱出できなかった(しなかった)柳吉
というのを上手く表してるな、って思う。
今回は蝶子の自殺未遂という思いネタもあったけど
新聞記事にされて却って客が増えたとか
記事を書いた記者@らっきょから妾にならないかと申し込まれたりとか
明るいというと語弊があるかもしれないけど
どこか温かいユーモアみたいなのが漂っていて良かったと思う。
まあ「妾」っていうとネガティブなイメージがあるし
村川絵梨の例と重なるもんおではあるんだけど
後ろ手に花を持って現れた、らっきょは本気度も感じられたし可愛くもあった。
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