3.11>『あまちゃん』第133話 - 2013.09.02 Mon
実を言うと
いや、言わなくても分かってるだろうけど(笑)
このドラマで泣いたことはなかった
夏さんの大漁旗に元ネタ(と思われる)『ちりとて』を思い出し
ウルウルしたことはあるけれど
涙が零れ落ちるほどではなかった
でも、今日は終始ポロポロ…
実質的被害がなかった私でさえそうなんだから
大変な思いをされた方達はどんな思いだったろう…
…ひじゅにですが何か?
「お前の家はそこか?」by太巻
まず、一番良かったのはジオラマを活用したこと。
実際の津波のニュース映像なんぞ流した日にゃあ
どうしてくれようか!と思うところだったけど>ぉ
津波をジオラマの上に落ちたガラスの破片で表していたところなど
秀逸!と言って良いのではないかと>褒め過ぎ?
東京メンバーはそれぞれの様子が映されたのに対し
北三陸メンバーはユイ&大吉のみ…というのも良かった。
揺れは経験したものの大きな被害はなく
最初は実感がわかなくてボーっとしてしまったり
TVの凄まじい映像が現実のものとは信じられなかったり信じたくなかったり
電話も通じなくて家族や友人がどうなったか不安でイッパイだったり
まるで小さく透明な箱の中に閉じ込められてしまったかの様な気持ちになったり
食べ物等、日常的なものを目にして少しだけ和んだり少しだけ笑ったり…
東京メンバーの様子は、あの日の自分に重なる。
逆にユイ&大吉はトンネルの中の北鉄の中…
という文字通り閉じ込められた状態。
それでも電気はつくとか>以前にディーゼルだと説明していたのは前振り?
トイレはあるとか>これって個人的に一番重要(笑)
でも、食べ物はない→ゆべし登場
持ってたのは以前、乗り遅れたと困ってた人。
ゆべしは夏さんが上京の際に手土産としていた。
ゆべしは東北地方で有名な菓子→岩手だけでなく宮城や福島にも繋がる
客を不安にさせない様にと自分の不安を隠して頑張っている大吉さんが
客に差し出されたゆべしを手に
「ゆべしもあります」
と言うところで、ちょっと泣けた。
春子さんへの長い長い片思いをやっと諦め
「これがね“大人”になるってことなんだよ」と言わんばかりに>ぇ
北三陸トリオの中で、ほんの少~し浮く様になっていた大吉さんなので
この様な対応が出来る様になったのかな?なんて思ったり>深読み?
外の様子を見に行く時の、トンネルの中の暗さと静けさは
臨場感あるなと思ったし
『ゴーストバスターズ』を口ずさむところは
このドラマには望めないと諦めかけていた“積み重ね”が伺えたし>ぉ
それによって大吉さんの心情も伺えたし
外に辿り着いた時の様子を表情のみで描いたところも秀逸。
まあ、線路の一部だけ映ったけどね。
本来なら、そこにこそリアルさを感じ取るところなんだろうけど
こうした表情とかジオラマとかの間接的な表現こそが
物凄くリアルで悲痛で残酷で苦しくて辛かった。
↑もうベタ褒め(笑)
ただまあ…
ほんの2年半前に起きたばかりの震災をモロに扱っているわけで
まだまだ記憶に鮮やかだし、復興も途中も途中なわけで
気持ちの方はまだまだ立ち直りきれていないわけで
原発の問題などは未来にも不安を投げかけているわけで
国民共通の経験を背景に
個人的な様々な苦悩が上乗せされるわけで…
これがドラマ内のみの架空の出来事を描いたものだったら
これほど涙は流れなかったかもしれない。
ふと思ったけど、戦争ネタがそうだったのかもな。
戦中戦後を扱った朝ドラは評判が良いそうだけど
今迄は視聴者も戦争経験者が大半だったから
共通の土台も個人的経験の上乗せもあって
ドラマ以上の感動を呼んだのかもしれない。
今は震災がそうなのかも。
戦争を忘れてはいけない様に震災も忘れてはいけない
…というテーマは別として
そこに描かれている以上のものが生々しく迫ってくる
…という意味でね。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
北鉄のユイちゃん

豚汁セット>防災食

ゆべしセット

いや、言わなくても分かってるだろうけど(笑)
このドラマで泣いたことはなかった
夏さんの大漁旗に元ネタ(と思われる)『ちりとて』を思い出し
ウルウルしたことはあるけれど
涙が零れ落ちるほどではなかった
でも、今日は終始ポロポロ…
実質的被害がなかった私でさえそうなんだから
大変な思いをされた方達はどんな思いだったろう…
…ひじゅにですが何か?
「お前の家はそこか?」by太巻
まず、一番良かったのはジオラマを活用したこと。
実際の津波のニュース映像なんぞ流した日にゃあ
どうしてくれようか!と思うところだったけど>ぉ
津波をジオラマの上に落ちたガラスの破片で表していたところなど
秀逸!と言って良いのではないかと>褒め過ぎ?
東京メンバーはそれぞれの様子が映されたのに対し
北三陸メンバーはユイ&大吉のみ…というのも良かった。
揺れは経験したものの大きな被害はなく
最初は実感がわかなくてボーっとしてしまったり
TVの凄まじい映像が現実のものとは信じられなかったり信じたくなかったり
電話も通じなくて家族や友人がどうなったか不安でイッパイだったり
まるで小さく透明な箱の中に閉じ込められてしまったかの様な気持ちになったり
食べ物等、日常的なものを目にして少しだけ和んだり少しだけ笑ったり…
東京メンバーの様子は、あの日の自分に重なる。
逆にユイ&大吉はトンネルの中の北鉄の中…
という文字通り閉じ込められた状態。
それでも電気はつくとか>以前にディーゼルだと説明していたのは前振り?
トイレはあるとか>これって個人的に一番重要(笑)
でも、食べ物はない→ゆべし登場
持ってたのは以前、乗り遅れたと困ってた人。
ゆべしは夏さんが上京の際に手土産としていた。
ゆべしは東北地方で有名な菓子→岩手だけでなく宮城や福島にも繋がる
客を不安にさせない様にと自分の不安を隠して頑張っている大吉さんが
客に差し出されたゆべしを手に
「ゆべしもあります」
と言うところで、ちょっと泣けた。
春子さんへの長い長い片思いをやっと諦め
「これがね“大人”になるってことなんだよ」と言わんばかりに>ぇ
北三陸トリオの中で、ほんの少~し浮く様になっていた大吉さんなので
この様な対応が出来る様になったのかな?なんて思ったり>深読み?
外の様子を見に行く時の、トンネルの中の暗さと静けさは
臨場感あるなと思ったし
『ゴーストバスターズ』を口ずさむところは
このドラマには望めないと諦めかけていた“積み重ね”が伺えたし>ぉ
それによって大吉さんの心情も伺えたし
外に辿り着いた時の様子を表情のみで描いたところも秀逸。
まあ、線路の一部だけ映ったけどね。
本来なら、そこにこそリアルさを感じ取るところなんだろうけど
こうした表情とかジオラマとかの間接的な表現こそが
物凄くリアルで悲痛で残酷で苦しくて辛かった。
↑もうベタ褒め(笑)
ただまあ…
ほんの2年半前に起きたばかりの震災をモロに扱っているわけで
まだまだ記憶に鮮やかだし、復興も途中も途中なわけで
気持ちの方はまだまだ立ち直りきれていないわけで
原発の問題などは未来にも不安を投げかけているわけで
国民共通の経験を背景に
個人的な様々な苦悩が上乗せされるわけで…
これがドラマ内のみの架空の出来事を描いたものだったら
これほど涙は流れなかったかもしれない。
ふと思ったけど、戦争ネタがそうだったのかもな。
戦中戦後を扱った朝ドラは評判が良いそうだけど
今迄は視聴者も戦争経験者が大半だったから
共通の土台も個人的経験の上乗せもあって
ドラマ以上の感動を呼んだのかもしれない。
今は震災がそうなのかも。
戦争を忘れてはいけない様に震災も忘れてはいけない
…というテーマは別として
そこに描かれている以上のものが生々しく迫ってくる
…という意味でね。
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やっくんち
北鉄のユイちゃん

豚汁セット>防災食

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