白黒猫の思い出-7 - 2013.08.12 Mon
気を紛らわせるためと
忘れないために
ちょっと矛盾している様だけど
やはり、そういう気持ちから
書き始めて今回で7回目
却って悲しみをぶり返すことになってしまいそうで
もう書くのはやめようかな…と思っていたけれど
やはり忘れたくはないから
性懲りもなくまた書きます(笑)
2010年9月
2010-9-1 posted by (C)ひじゅに
腎不全と診断されたのは昨年の9月頃
その日の朝までは変わりなく元気で
昼にイキナリ好物を前にしても食べようとしなくなり
病院に連れて行きました
一日おきの皮下点滴と
日に二回の飲み薬
食欲が戻ってきたので
医者の指示通り刺身を与えました
ネット検索したら
重症だったものの5年生存したという経験談があったので
そのくらいは何とかもってほしいと願っていました
医者も腎臓の残りの部分が働いているので大丈夫だろうと言ってくれました
その医者が引退してしまったので
今年の二月になって別の動物病院に行ってみたところ
数値が高くなっていたので数日入院となりました
その後、皮下点滴は毎日になり
餌も腎臓病専用のものに変えました
少量の水と共にスプーンで練って口元に持って行くと
勢いよくペロペロと舐めてくれました
飛び散る分も多かったですけど(笑)
散った分と残った分は
隙を見て口に頬り込むと飲み込んでくれたので世話なかったです
刺身も多少は食べたし
コーヒーミルクは相変わらず大好物でした
そのうち、それも食べなくなっていき
多めの水と共にミキサーにかけトロトロ状態にして
小さな注射器で口に流し込む様になりました
体重は
ダメ飼い主なので元気な頃はどのくらいだったか把握してないのですが
入院時は3.4kgでした
ちょっと痩せ気味という感じ
その後、3.2kgまで落ちてしまったものの
頑張ったおかげで一時期(ほんの一時期でしたが)
3.5kgまで増えました
でもまたすぐ減り始め
遂に2kg台になってしまいました
どんなに痩せても
以前の猫が死の間際にそうだった様に
背骨が浮き出してゴリゴリするまでは行かなかったので
そこに希望を持っていたんですが
そのうちゴリゴリし始め…
ある時、抱き上げると
あばら骨の隙間に手が触れ
「ああ、もうダメかもしれない…」
と、初めて思いました
今年4月
buchi-130402c posted by (C)ひじゅに
5年どころか一年ももちませんでした
医者は
「一生懸命面倒を見ているから、やっと生きている様なものです
本来なら、とっくに亡くなっていておかしくない状態ですよ」
と言っていました
飼い主の未練でそうしてしまったわけで…
良かったのかな?
悪かったのかな?
良かったことにしましょう
すっかり元気がなくなって声もあまり出なくなってからも
名前を呼べば尻尾をブンブン振ってくれたし
餌をやって汚れた顎を拭いてやると気持ち良さそうに目を細めたし
抱きしめると安心した様に目を閉じて顔をうずめてきたし
それに最後の日
片手を少し上げて、最後の握手をしてくれたので
幸せだったと思うことにしましょう
2011年5月
bu-1 posted by (C)ひじゅに
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