近いのに遠い>『あまちゃん』第114話 - 2013.08.10 Sat
コメント欄で教えていただいたのだけど
この『あまちゃん』は
よくある少女の成長物語ではない
そうですぜ
ちゅーことは
アキも春子も今のまんま
タメ口も下品な発想も自己中も思いやりのなさも…
み~んな、まんま
これぞ“まんま”の法則!!
な~んだ、クドカンったら
前作の遊川流“逆”の法則に
まんま対抗してるだけじゃん
カ・ワ・イ・イ!
…そうか?
…ひじゅにですが何か?
「無理でしょうね」by春子
お化粧バッチリ
カラーリングも根本までバッチリ
専業主婦だったのが今やスーツでビシッと決めた社長
―な、春子さんに対し
額や眉間の皺がやけに目立ち
台詞の拙さもやけに目立…>こらこらっ
―な、ユイ母
ユイ母の方から姿を現したのでは
あまりにもプライドなさ過ぎ>言い過ぎ?
だと思ったので
本当は春子さんが見つけて“純喫茶アイドル”まで引っ張ってきたのだろう…
と、好意的解釈をしていたのに
やっぱ、ユイ母の方から連絡を取ってきたのね。
「このまま目を覚まさなかったら私はどうなるんだろうって…」
そーいう気持ちは分からないでもない。
逃げたくなる気持ちもね。
子供達のことは考えないのか!?
と言いたいけど
まずは自分ありき、な母親って結構多いもの。
ひじゅに自身は母を亡くしているし
自分は母になった経験がないし
母の愛を至上のものと考える手塚治虫作品が好きだから
そういう幻想を捨てきれないではいるけどね。
だから、そこは置いとくとして>ぉ
ツッコミどころはですね
ユイ母が家出したのはユイ父の意識が戻った後じゃん!
もう退院の話も出てきてた頃じゃん!
リハビリを頑張ろうって言ってた段階じゃん!
ってこと。
そうなってホッとして
それまで張り詰めていた心が緩んで
ふと気づいたら家から遠く離れていた
…というのなら、まあ分かるけど。
単に、いつもの「乗りを重視して辻褄が引っ込む」手法なだけ?
家出ありきで、細かい事情や心情などどーでもいいという考え?
つまり、ユイの上京を阻む理由として使うことだけが目的?
春子さんが専業主婦→社長(働く女性)をやたら強調していたので
朝ドラ主流視聴者層@主婦からの反発を懸念して
「働いてても独身は寂しいよ~夫&子供がいるのは素敵なことだよ~」
と慌ててフォロー?
つまり、家族は大切さ!と強調して朝ドラらしさをアピール?
「初めて一人の人間として世間と関われた」
弱音を吐きつつも働く女性としてのプライドも捨てないユイ母。
家族に連絡することを拒否するのもプライドの問題。
ユイのことを春子さんから聞かされても
物凄くショック!…という顔ではない>演技力の問題?
「寂しい」という自分の気持ちが最優先?
そんなユイ母に冷たい態度の春子さん。
初めて春子さんに喝采を贈りたい部分と
やっぱ春子さんは春子さんだな…と思う部分と(笑)
「逢ったこともないい親戚とか名前も知らない同級生とかね」
連絡を取ってきたユイ母についてこう言うのはちょっと面白かった。
だって自分で勝手に姿を消して自分で勝手に出てきたんだからね。
それも家族の前に直接…ではなく、春子さんやアキの所に…ってところに
微妙に甘えがある。
たださー
影武者で終わっちゃった春子さんは実際にこうした経験はないよね?
何か、知ったかぶってんなーって感じも(酷
「取り返しつかないと思う」
「壊れたら壊れっ放し、もう元には戻らない」
変に慰めたり励ましたり
自分を棚に上げてお説教したりするのでなく
冷徹な現実を突きつけるやり方は今のユイ母には良いことな気がする。
たださー
ユイを北三陸の皆でフォローし救い出した…みたいな言い方は
ちょっと盛り過ぎ(笑)
陰でウダウダ言ってはいたけど実行はほとんどしてないんじゃね?
「田舎舐めんな!」
言いたいことは分かる。
よーく分かるが
それって自分に当てはまることじゃね?
ユイ母の家出の動機とは違うんじゃね?
本人を前にして、ようやく
もっと以前に見かけていたと告白するアキ。
「安部ちゃんも一緒だった」
いやいや、確かに傍にはいたけど
安部ちゃんはユイ母には気付いてなかったんじゃ?
アキが指さす方向には三又又三がいたので
そっちに注目しちゃってたんじゃ?
安部ちゃんに責任負わすなよ!
それともコレぞ一蓮托おの精神?
「男と歩いてた」
ちょうど最近観た映画『しあわせの隠れ場所』で
行き場のない黒人青年を自宅に引き取ったヒロインが
「一つ屋根の下で娘さんは大丈夫?」
という様なことを言ってきた友人@セレブ妻に
「下劣な人」
と言い捨てる小気味良いシーンがあったんだけど
アキを始めとして『あまちゃん』ワールド住人は
ほとんどが、このセレブ妻側の考え方なんだな…と思う。
本来なら初々しく可愛いハズのヒロインの初恋だって
こーいう価値観が根底にあるくらいだから
他人の、しかも家出した既婚女性が「男と歩いてた」となれば
頭に浮かぶことは一つだけ。
「良い知らせと悪い知らせ」
ヒロシへの電話で、まずは悪い知らせとして
先輩と付き合うことにしたと話し始めたアキは
どんだけ傲慢!?
と思っちゃったよ(^^;)
だって、アキにとっては幸せイッパイの出来事なのに
「悪い」と受け取る=ヒロシはまだ自分のことが好き
という前提じゃん?
そしたら言い間違えた…ってことで
一応ホッとはしたけど>クドカン流ハズシ技
で
ユイは上京を諦める…という予定調和。
全く描写のないまま父や兄とは上手く行ってるし
全く描写のないまま海女として張り切ってもいるし
黒髪に戻した途端、明るく前向きになったユイ。
ヒロインじゃないから
大事な局面も悉く省略される哀れのユイだけど
ヒロインが半年かけても成し遂げられないこと=成長を
彼女はしっかり見せてくれそう。
得意技がオムライスってのも良いね。
しかも、パカとろ!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
オムライス>パカとろじゃないけど

家出しちゃった

きつねとたぬきのばけくらべ

しあわせの隠れ場所

この『あまちゃん』は
よくある少女の成長物語ではない
そうですぜ
ちゅーことは
アキも春子も今のまんま
タメ口も下品な発想も自己中も思いやりのなさも…
み~んな、まんま
これぞ“まんま”の法則!!
な~んだ、クドカンったら
前作の遊川流“逆”の法則に
まんま対抗してるだけじゃん
カ・ワ・イ・イ!
…そうか?
…ひじゅにですが何か?
「無理でしょうね」by春子
お化粧バッチリ
カラーリングも根本までバッチリ
専業主婦だったのが今やスーツでビシッと決めた社長
―な、春子さんに対し
額や眉間の皺がやけに目立ち
台詞の拙さもやけに目立…>こらこらっ
―な、ユイ母
ユイ母の方から姿を現したのでは
あまりにもプライドなさ過ぎ>言い過ぎ?
だと思ったので
本当は春子さんが見つけて“純喫茶アイドル”まで引っ張ってきたのだろう…
と、好意的解釈をしていたのに
やっぱ、ユイ母の方から連絡を取ってきたのね。
「このまま目を覚まさなかったら私はどうなるんだろうって…」
そーいう気持ちは分からないでもない。
逃げたくなる気持ちもね。
子供達のことは考えないのか!?
と言いたいけど
まずは自分ありき、な母親って結構多いもの。
ひじゅに自身は母を亡くしているし
自分は母になった経験がないし
母の愛を至上のものと考える手塚治虫作品が好きだから
そういう幻想を捨てきれないではいるけどね。
だから、そこは置いとくとして>ぉ
ツッコミどころはですね
ユイ母が家出したのはユイ父の意識が戻った後じゃん!
もう退院の話も出てきてた頃じゃん!
リハビリを頑張ろうって言ってた段階じゃん!
ってこと。
そうなってホッとして
それまで張り詰めていた心が緩んで
ふと気づいたら家から遠く離れていた
…というのなら、まあ分かるけど。
単に、いつもの「乗りを重視して辻褄が引っ込む」手法なだけ?
家出ありきで、細かい事情や心情などどーでもいいという考え?
つまり、ユイの上京を阻む理由として使うことだけが目的?
春子さんが専業主婦→社長(働く女性)をやたら強調していたので
朝ドラ主流視聴者層@主婦からの反発を懸念して
「働いてても独身は寂しいよ~夫&子供がいるのは素敵なことだよ~」
と慌ててフォロー?
つまり、家族は大切さ!と強調して朝ドラらしさをアピール?
「初めて一人の人間として世間と関われた」
弱音を吐きつつも働く女性としてのプライドも捨てないユイ母。
家族に連絡することを拒否するのもプライドの問題。
ユイのことを春子さんから聞かされても
物凄くショック!…という顔ではない>演技力の問題?
「寂しい」という自分の気持ちが最優先?
そんなユイ母に冷たい態度の春子さん。
初めて春子さんに喝采を贈りたい部分と
やっぱ春子さんは春子さんだな…と思う部分と(笑)
「逢ったこともないい親戚とか名前も知らない同級生とかね」
連絡を取ってきたユイ母についてこう言うのはちょっと面白かった。
だって自分で勝手に姿を消して自分で勝手に出てきたんだからね。
それも家族の前に直接…ではなく、春子さんやアキの所に…ってところに
微妙に甘えがある。
たださー
影武者で終わっちゃった春子さんは実際にこうした経験はないよね?
何か、知ったかぶってんなーって感じも(酷
「取り返しつかないと思う」
「壊れたら壊れっ放し、もう元には戻らない」
変に慰めたり励ましたり
自分を棚に上げてお説教したりするのでなく
冷徹な現実を突きつけるやり方は今のユイ母には良いことな気がする。
たださー
ユイを北三陸の皆でフォローし救い出した…みたいな言い方は
ちょっと盛り過ぎ(笑)
陰でウダウダ言ってはいたけど実行はほとんどしてないんじゃね?
「田舎舐めんな!」
言いたいことは分かる。
よーく分かるが
それって自分に当てはまることじゃね?
ユイ母の家出の動機とは違うんじゃね?
本人を前にして、ようやく
もっと以前に見かけていたと告白するアキ。
「安部ちゃんも一緒だった」
いやいや、確かに傍にはいたけど
安部ちゃんはユイ母には気付いてなかったんじゃ?
アキが指さす方向には三又又三がいたので
そっちに注目しちゃってたんじゃ?
安部ちゃんに責任負わすなよ!
それともコレぞ一蓮托おの精神?
「男と歩いてた」
ちょうど最近観た映画『しあわせの隠れ場所』で
行き場のない黒人青年を自宅に引き取ったヒロインが
「一つ屋根の下で娘さんは大丈夫?」
という様なことを言ってきた友人@セレブ妻に
「下劣な人」
と言い捨てる小気味良いシーンがあったんだけど
アキを始めとして『あまちゃん』ワールド住人は
ほとんどが、このセレブ妻側の考え方なんだな…と思う。
本来なら初々しく可愛いハズのヒロインの初恋だって
こーいう価値観が根底にあるくらいだから
他人の、しかも家出した既婚女性が「男と歩いてた」となれば
頭に浮かぶことは一つだけ。
「良い知らせと悪い知らせ」
ヒロシへの電話で、まずは悪い知らせとして
先輩と付き合うことにしたと話し始めたアキは
どんだけ傲慢!?
と思っちゃったよ(^^;)
だって、アキにとっては幸せイッパイの出来事なのに
「悪い」と受け取る=ヒロシはまだ自分のことが好き
という前提じゃん?
そしたら言い間違えた…ってことで
一応ホッとはしたけど>クドカン流ハズシ技
で
ユイは上京を諦める…という予定調和。
全く描写のないまま父や兄とは上手く行ってるし
全く描写のないまま海女として張り切ってもいるし
黒髪に戻した途端、明るく前向きになったユイ。
ヒロインじゃないから
大事な局面も悉く省略される哀れのユイだけど
ヒロインが半年かけても成し遂げられないこと=成長を
彼女はしっかり見せてくれそう。
得意技がオムライスってのも良いね。
しかも、パカとろ!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
オムライス>パカとろじゃないけど

家出しちゃった

きつねとたぬきのばけくらべ

しあわせの隠れ場所

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