『八重の桜』第30話 - 2013.08.06 Tue
第30話『再起への道』
「わしは生きる」by頼母
戦争は終わり、明治の世に―
それが戦い合ったどちらかの側の視点からではなく
遠い異国の地でクリスチャンとなっている新島襄の視点で
まずは示されたのが面白いと思った。
先回も思ったけれども
鉄砲への情熱と才能を持ち
容保様への忠義を誓い
会津への愛と誇りを胸に生きてきた八重の人生は
戦争で花開いた…と言える。
皮肉なことだけれど。
そして敗北し
多くの人々を亡くし
今は米沢藩の知人の家に身を寄せ
夫とも遠く離れ
反物の行商をして
今迄とは全く違う日々を生きている。
そしてこれから、新しい生き方を模索しなければならない。
そんな八重が、やがて出逢うのが新島襄で
彼は今迄の八重が見聞きしてきた世界を大きく超えた所に立っている人なので
この結び付きはとても興味深いと思う。
まあ、その前に戦争の後始末。
家老の萱野権兵衛が責任を老い切腹。
田中土佐と神保内蔵助は既に亡くなっているし
頼母は城を出されているので彼が1人で背負うことになったんだよね?
もしも頼母がいたら、彼は死なずに済んだのかな?
そう思うと
上↑に挙げた頼母の台詞に、さらに重みが加わるな。
復讐を促す様な萱野の最後の言葉はちょっとそぐわない気もしたけど
まあ、まだ古い武士の考えが残っていたということで
それと共に去って行ったということで
スルーしておこう>ぇ
いや、実際のところ
容保様を生かすために
会津の魂を生かすために
…ってことだよね?
「今は生き抜くことが戦だ」by八重
萱野や他の人々の犠牲の上に生き残った者は
生きなければならない。
生きることが使命。
例え屈辱にまみれても。
勿論、男性だけでなく女性達も。
だから、千代さんの登場は象徴的。
八重は、施しとして差し出された蕪を受け取ることはできたけど
会津の悪口には思わず手を出してしまう。
それは、観ていてちょっとスカッとするところではあるんだけど(笑)
それは未来を見越した行動とは言えず、まだ覚悟が足りないということになる。
「皆さまのためにも生きなはんしょ」by艶
未来という意味では健次郎。
彼はアメリカ留学も果たし、日本人初の物理学教授になり
40代で東京帝国大学総長となったとか…
未来を切り開くために教育を重んじたというところが素晴らしいと思う。
ということで、皆が生きるために懸命になっている時
覚馬あんつぁまも無事で良かったんだけど
うらさん気の毒だなあ…
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

やっくんち
こづゆ

新島襄

椿

「わしは生きる」by頼母
戦争は終わり、明治の世に―
それが戦い合ったどちらかの側の視点からではなく
遠い異国の地でクリスチャンとなっている新島襄の視点で
まずは示されたのが面白いと思った。
先回も思ったけれども
鉄砲への情熱と才能を持ち
容保様への忠義を誓い
会津への愛と誇りを胸に生きてきた八重の人生は
戦争で花開いた…と言える。
皮肉なことだけれど。
そして敗北し
多くの人々を亡くし
今は米沢藩の知人の家に身を寄せ
夫とも遠く離れ
反物の行商をして
今迄とは全く違う日々を生きている。
そしてこれから、新しい生き方を模索しなければならない。
そんな八重が、やがて出逢うのが新島襄で
彼は今迄の八重が見聞きしてきた世界を大きく超えた所に立っている人なので
この結び付きはとても興味深いと思う。
まあ、その前に戦争の後始末。
家老の萱野権兵衛が責任を老い切腹。
田中土佐と神保内蔵助は既に亡くなっているし
頼母は城を出されているので彼が1人で背負うことになったんだよね?
もしも頼母がいたら、彼は死なずに済んだのかな?
そう思うと
上↑に挙げた頼母の台詞に、さらに重みが加わるな。
復讐を促す様な萱野の最後の言葉はちょっとそぐわない気もしたけど
まあ、まだ古い武士の考えが残っていたということで
それと共に去って行ったということで
スルーしておこう>ぇ
いや、実際のところ
容保様を生かすために
会津の魂を生かすために
…ってことだよね?
「今は生き抜くことが戦だ」by八重
萱野や他の人々の犠牲の上に生き残った者は
生きなければならない。
生きることが使命。
例え屈辱にまみれても。
勿論、男性だけでなく女性達も。
だから、千代さんの登場は象徴的。
八重は、施しとして差し出された蕪を受け取ることはできたけど
会津の悪口には思わず手を出してしまう。
それは、観ていてちょっとスカッとするところではあるんだけど(笑)
それは未来を見越した行動とは言えず、まだ覚悟が足りないということになる。
「皆さまのためにも生きなはんしょ」by艶
未来という意味では健次郎。
彼はアメリカ留学も果たし、日本人初の物理学教授になり
40代で東京帝国大学総長となったとか…
未来を切り開くために教育を重んじたというところが素晴らしいと思う。
ということで、皆が生きるために懸命になっている時
覚馬あんつぁまも無事で良かったんだけど
うらさん気の毒だなあ…
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

やっくんち
こづゆ

新島襄

椿
