歴代朝ドラ寸評モドキ-13- - 2012.12.29 Sat
『てっぱん』(平成22~23年)
BK伝説が崩壊してしばらく経つのに
それでもまだBK作品には期待してしまい>パブロフの犬状態(?)
『ちりとてちん』に匹敵…しなくても良いから…少しでも近い作品をと
どうしても求めてしまう気持ちを抑えられない中
周囲が批判の嵐でも
自分もまたハマっているとは言い難い状態ではあっても
それでも捨てられない「何か」を感じ
とにかく守り抜かねば…と思える作品もあるのだということを
『つばさ』で知った後
その両方の匂いをさせて登場したのが『てっぱん』でした。
でも、実際に観てみたら私的にはダメでした。
捨てられたトランペットを拾うために二回も海に飛び込むセーラー服ヒロイン
…という萌え要素抜群の、番組側としても看板にしていたシーンが初回に来ても
乗れなかった(――;)
それでも雰囲気は良いし映像も綺麗と思って
好意的になろうなろうと努力(?)しながら観続けましたが
心の底を冷たい風が吹き抜けるのでした(^^;)
そしてコメント欄が荒れました―
荒れるにつれマジ変なコメントも混じる様になりましたが
最初から書かれていた人達は『てっぱん』をマジ好いていたのだと思います。
私が最初に抱いていた、『ちりとて』や『つばさ』に対する様な思いを
視聴しながらますます『てっぱん』に対して抱き続けていたのだと。
私も一緒に盛り上がりたかったです。
…でも、できなかった…
感想は大きく言って絶賛系か批判系かに分かれます。
でもそれは勿論、ドラマを観て自分の心がどちらに傾くかで自然に決まるもので
最初はなるべくニュートラルで臨む様にしています。
いや、寧ろ好意的に観ようという意識が働きます。
だから批判系になってしまうのは、かなり強烈な「負」がドラマにあるのです。
私にとっては…ということですけど。
自分で感じたことを素直に書くしか出来ないし
ブログとはそういうものだとも思うし。
最初はハッキリ分かりませんでした。
好きになれない自分に罪悪感すら抱きましたよ。
ドラマが進行するにつれてダメダメぶりは目に見えてきました。
申し訳ないけど
物語も構成もエピの一つ一つも上手いとは思えなかったし破綻していったし
(部分的には悪くないところもありましたけどね)
キャラも魅力的だと感じる人がいませんでした。
(最初は好感持てた人物も何人かいましたが…だんだん崩壊していきました)
結局のところ
血の繋がりがなくても「家族」にはなれると描きたかったのだろうけど
それを強調するあまりドラマ内の人物が血の繋がりのない結び付きばかり追い求め
逆に血の繋がりを否定している様な印象になっちゃってた気がするし―
ヒロインを変に持ち上げるばかりの話になって行ったし―
それもヒロインの功績とも言えない功績を褒める、という朝ドラ典型ではなく
彼女の生い立ちを可哀想可哀想と同情するばかりのキモチワルイもの(笑)
画面のインパクトを重視する余り、話の辻褄がおかしくなることが多かったし―
立ち聞き盗み聞きで話を進めるというダメ・パターンの繰り返しだったし―
終盤になって、一週間連続で立ち聞きが出てきた時は
脚本家も自棄になったのかと思いました(笑)
つまり、ダメ朝ドラの典型に自ら陥っていった…って感じ。
それより何より
登場人物にやたら号泣させ
それで視聴者の涙腺を刺激しようという素人でも避けそうなシーン続出。
これって一番やっちゃいけないことなんじゃないのかなあ…
ワン・シーンだけなら却って良い効果を生む場合もあるかもしれないけど(笑)
ダメ朝ドラは沢山あったので
『てっぱん』が最低作だとは思いません。
箸にも棒にもかからない作品よりは遥かに良いものを持っていると思います。
でも、ごめんなさい
私はダメでした。
コメント欄で苦労したのは私の対処の仕方が悪過ぎたせいですけど
それらの嫌な思い出も含めて、庇う気にはなれない作品となりました。
歴代朝ドラ寸評モドキINDEXは→ここ(やっくんち)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
BK伝説が崩壊してしばらく経つのに
それでもまだBK作品には期待してしまい>パブロフの犬状態(?)
『ちりとてちん』に匹敵…しなくても良いから…少しでも近い作品をと
どうしても求めてしまう気持ちを抑えられない中
周囲が批判の嵐でも
自分もまたハマっているとは言い難い状態ではあっても
それでも捨てられない「何か」を感じ
とにかく守り抜かねば…と思える作品もあるのだということを
『つばさ』で知った後
その両方の匂いをさせて登場したのが『てっぱん』でした。
でも、実際に観てみたら私的にはダメでした。
捨てられたトランペットを拾うために二回も海に飛び込むセーラー服ヒロイン
…という萌え要素抜群の、番組側としても看板にしていたシーンが初回に来ても
乗れなかった(――;)
それでも雰囲気は良いし映像も綺麗と思って
好意的になろうなろうと努力(?)しながら観続けましたが
心の底を冷たい風が吹き抜けるのでした(^^;)
そしてコメント欄が荒れました―
荒れるにつれマジ変なコメントも混じる様になりましたが
最初から書かれていた人達は『てっぱん』をマジ好いていたのだと思います。
私が最初に抱いていた、『ちりとて』や『つばさ』に対する様な思いを
視聴しながらますます『てっぱん』に対して抱き続けていたのだと。
私も一緒に盛り上がりたかったです。
…でも、できなかった…
感想は大きく言って絶賛系か批判系かに分かれます。
でもそれは勿論、ドラマを観て自分の心がどちらに傾くかで自然に決まるもので
最初はなるべくニュートラルで臨む様にしています。
いや、寧ろ好意的に観ようという意識が働きます。
だから批判系になってしまうのは、かなり強烈な「負」がドラマにあるのです。
私にとっては…ということですけど。
自分で感じたことを素直に書くしか出来ないし
ブログとはそういうものだとも思うし。
最初はハッキリ分かりませんでした。
好きになれない自分に罪悪感すら抱きましたよ。
ドラマが進行するにつれてダメダメぶりは目に見えてきました。
申し訳ないけど
物語も構成もエピの一つ一つも上手いとは思えなかったし破綻していったし
(部分的には悪くないところもありましたけどね)
キャラも魅力的だと感じる人がいませんでした。
(最初は好感持てた人物も何人かいましたが…だんだん崩壊していきました)
結局のところ
血の繋がりがなくても「家族」にはなれると描きたかったのだろうけど
それを強調するあまりドラマ内の人物が血の繋がりのない結び付きばかり追い求め
逆に血の繋がりを否定している様な印象になっちゃってた気がするし―
ヒロインを変に持ち上げるばかりの話になって行ったし―
それもヒロインの功績とも言えない功績を褒める、という朝ドラ典型ではなく
彼女の生い立ちを可哀想可哀想と同情するばかりのキモチワルイもの(笑)
画面のインパクトを重視する余り、話の辻褄がおかしくなることが多かったし―
立ち聞き盗み聞きで話を進めるというダメ・パターンの繰り返しだったし―
終盤になって、一週間連続で立ち聞きが出てきた時は
脚本家も自棄になったのかと思いました(笑)
つまり、ダメ朝ドラの典型に自ら陥っていった…って感じ。
それより何より
登場人物にやたら号泣させ
それで視聴者の涙腺を刺激しようという素人でも避けそうなシーン続出。
これって一番やっちゃいけないことなんじゃないのかなあ…
ワン・シーンだけなら却って良い効果を生む場合もあるかもしれないけど(笑)
ダメ朝ドラは沢山あったので
『てっぱん』が最低作だとは思いません。
箸にも棒にもかからない作品よりは遥かに良いものを持っていると思います。
でも、ごめんなさい
私はダメでした。
コメント欄で苦労したのは私の対処の仕方が悪過ぎたせいですけど
それらの嫌な思い出も含めて、庇う気にはなれない作品となりました。
歴代朝ドラ寸評モドキINDEXは→ここ(やっくんち)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
スポンサーサイト