『平清盛』第39話>しっぺ返し - 2012.10.13 Sat
第39話『兎丸無念』
「悪と悪が引っくり返っても悪が天辺に上るだけや」
by兎丸
♪今日の五条の橋の上~♪
と歌いながら観始めたんだけど(嘘)
ここで禿を絡めてくるとは…
弁慶が遮那王を呼び止めるのは禿と間違えてのことだし
その後に本物の禿軍団が出現するし
まあ、今日はその禿の件はメインだから関連付けるのは悪くはないのだけど
簡単に追い払っちゃうし
遮那王VS弁慶は漫才モードに入っちゃうし>ぇ
まあ、良いけど>良いんかい
“対比”を駆使する脚本家なので
禿を狂言回しにして
遮那王&弁慶と清盛&兎丸を際立たせてみせた…のかも?
「かも?」は余分?
でも、このドラマにしてはイマイチ鮮やかさが足りなかった気がしなくもな…>エラソウ
先回、時忠の
「平家にあらずんば人にあらず」
を聞いたのが兎丸だったことと
今回のタイトルが、まんま『兎丸無念』だもんだから
展開は予想がついたので観るのが気が重かった。
中二病が長かった清盛だけど
年を取って急速に狡猾化?
もしくは、語り手が源頼朝であること
第3部になり頼朝自身も物語に深く関わり始めたことで
清盛の内面がますます分かり難くなり
表面に表れる部分は、いずれ源氏に滅ぼされるのも仕方ない…
という様相を呈してきた様な…
中二病真っただ中の頃から付き合ってきた兎丸が
今の清盛に失望し袂を分かとうとしたのも無理はない…という状況に。
まあ、ここのところは
禿により殺される―という結末ありきで
ある意味、無理クリ(?)の展開だった気がしなくもないけど>ぉ
「思とる」
関西弁で答える清盛。
禿の実態について
1:時忠に一任していて清盛は詳細は知らない
2:時忠は清盛のダークサイドを具現化している存在
3:時忠も清盛の駒に過ぎない
先回、おバカな私が抱いた疑問(ちょっと言い回しは違うけど)
平家は悪役として描かれることが多いと思うので
そちらを主役にしているこのドラマの場合、「1」で行くのかと思っていた。
でも、清盛はちゃんと知っている上、自ら命令していたのね。
なので、兎丸の死という強烈なしっぺ返しを食らってしまった。
子供であることと赤という激しい色とで不気味オーラを放っていた禿。
先回は粛清される側の悲鳴が響くだけで、その様子は直に画面には出てこなかった。
今回の冒頭@遮那王と弁慶のシーンでは、何処からともなく現れて
相手を取り囲み追いつめるという薄ら寒い姿が映された。
そして兎丸のシーンで初めて全てが描かれたのが効果的。
直後に清盛のもとに禿がやって来たのは>しかも、いつもより柔らかい表情で
やはり子供らしく褒めてもらいたかったのかな…甘える気持ちがあったのかな…
なんて思えて
なのに「始末せよ」と命じる清盛は、兎丸の仇とはいえ冷酷。
加えて時忠の“居場所”も奪ってしまった様なもので
もう完全に答は「3」だよね…(悲)
でもって、結局のところ
兎丸に3ヶ月で仕上げよと無理を言っていた大輪田泊は完成に一年かかった。
哀れで仕方ないなあ…兎丸。
清盛も「修羅の道」とカッコつけてるけど、文字通り「修羅」になってしまって
もはやカッコイイも何もなくなってしまったじゃん。
そんな清盛と
「一蓮托生」と決意する時子と
「共に」と告げる盛国が救いだな。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

やっくんち
「悪と悪が引っくり返っても悪が天辺に上るだけや」
by兎丸
♪今日の五条の橋の上~♪
と歌いながら観始めたんだけど(嘘)
ここで禿を絡めてくるとは…
弁慶が遮那王を呼び止めるのは禿と間違えてのことだし
その後に本物の禿軍団が出現するし
まあ、今日はその禿の件はメインだから関連付けるのは悪くはないのだけど
簡単に追い払っちゃうし
遮那王VS弁慶は漫才モードに入っちゃうし>ぇ
まあ、良いけど>良いんかい
“対比”を駆使する脚本家なので
禿を狂言回しにして
遮那王&弁慶と清盛&兎丸を際立たせてみせた…のかも?
「かも?」は余分?
でも、このドラマにしてはイマイチ鮮やかさが足りなかった気がしなくもな…>エラソウ
先回、時忠の
「平家にあらずんば人にあらず」
を聞いたのが兎丸だったことと
今回のタイトルが、まんま『兎丸無念』だもんだから
展開は予想がついたので観るのが気が重かった。
中二病が長かった清盛だけど
年を取って急速に狡猾化?
もしくは、語り手が源頼朝であること
第3部になり頼朝自身も物語に深く関わり始めたことで
清盛の内面がますます分かり難くなり
表面に表れる部分は、いずれ源氏に滅ぼされるのも仕方ない…
という様相を呈してきた様な…
中二病真っただ中の頃から付き合ってきた兎丸が
今の清盛に失望し袂を分かとうとしたのも無理はない…という状況に。
まあ、ここのところは
禿により殺される―という結末ありきで
ある意味、無理クリ(?)の展開だった気がしなくもないけど>ぉ
「思とる」
関西弁で答える清盛。
禿の実態について
1:時忠に一任していて清盛は詳細は知らない
2:時忠は清盛のダークサイドを具現化している存在
3:時忠も清盛の駒に過ぎない
先回、おバカな私が抱いた疑問(ちょっと言い回しは違うけど)
平家は悪役として描かれることが多いと思うので
そちらを主役にしているこのドラマの場合、「1」で行くのかと思っていた。
でも、清盛はちゃんと知っている上、自ら命令していたのね。
なので、兎丸の死という強烈なしっぺ返しを食らってしまった。
子供であることと赤という激しい色とで不気味オーラを放っていた禿。
先回は粛清される側の悲鳴が響くだけで、その様子は直に画面には出てこなかった。
今回の冒頭@遮那王と弁慶のシーンでは、何処からともなく現れて
相手を取り囲み追いつめるという薄ら寒い姿が映された。
そして兎丸のシーンで初めて全てが描かれたのが効果的。
直後に清盛のもとに禿がやって来たのは>しかも、いつもより柔らかい表情で
やはり子供らしく褒めてもらいたかったのかな…甘える気持ちがあったのかな…
なんて思えて
なのに「始末せよ」と命じる清盛は、兎丸の仇とはいえ冷酷。
加えて時忠の“居場所”も奪ってしまった様なもので
もう完全に答は「3」だよね…(悲)
でもって、結局のところ
兎丸に3ヶ月で仕上げよと無理を言っていた大輪田泊は完成に一年かかった。
哀れで仕方ないなあ…兎丸。
清盛も「修羅の道」とカッコつけてるけど、文字通り「修羅」になってしまって
もはやカッコイイも何もなくなってしまったじゃん。
そんな清盛と
「一蓮托生」と決意する時子と
「共に」と告げる盛国が救いだな。
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