『梅ちゃん先生』総括-3 - 2012.10.09 Tue
好意的たろうと努力して観ていたのに
その努力を遂に放棄するに至ったのは
まあ、積もり積もって…ってことなんですけど(^^;)
強いて“きっかけ”として挙げるとすれば
ギラン・バレー症候群エピかな…と思います。
個人的に病気や死というネタには少しばかり敏感なところがあるもんで。
物語上必要なものならともかく
他の手もあるだろうに安易に病気や死を入れて感動させようとするのは
プロとしてイカガナモノカ…と思ってしまうんです。
ましてや、実在する病名を堂々と出して適当な展開にされると
怒りさえ覚えてしまいます。
ヒロシ君を病気にしたのは、まあ物語上必要なことだったかもな
…と受け止めたんですけど
サシスセソ同盟の江美さんの幼馴染が余命宣告されたというエピには
かなり引っかかるものを感じました。
それで江美さんは医者になることを悩むのだけれど
梅ちゃんの励ましで割とアッサリ立ち直ってしまうし
その後、幼馴染がどうなったのか全く語られずに終わってしまいました。
「何だよ、それ!?」
と呆れました。
そのくらいだから梅ちゃん自身は大して感じてないってことだし
意味あんのかよ、このエピ!?
って感じでした。
それでも、これはいつか梅ちゃんがぶつかる壁の前振りかもしれない…
と、自分に言い聞かせながら観ていました。
で、ギラン・バレーのエピが来るんですが―
梅ちゃんったら江美さん程に悩みもしない…
冷たく宣告しただけでした。
人に情をかけ過ぎる梅ちゃんが自分の感情を抑えることを学んだ結果であり
ひとつの“成長”を描いているのだろう
と無理クリ思ってはみましたが…
ドラマ的にそこをちゃんと描いていたどころか、
匂わせていたとも言い難かったし
実際、感情云々の件に関しては後にも出てきたから
別にこのエピはその面での成長を描く目的ではなかった様です。
じゃあ何を描いていたのかというと―
ただ冷たく病名を告げただけの梅ちゃんに患者の女子高生は感謝感激し
恩返しだと言って父親に梅ちゃんの開業を許可するよう迫るという結末で(――;)
心底呆れました。
梅ちゃんが町医者になることはオープニングのジオラマで分かってるよ!
そこのところを変にドラマチックに描こうとして安易に実在の難病をネタにするなんて
酷過ぎる…
その女子高生にも
同じ病気に苦しんでいるかもしれない視聴者にも
そんなネタで質を低下させた作品にも…
その病気を克服するために梅ちゃんが奔走するとか
何かしら行動するところが描かれるなら
まだ良かったと思うんですが
結局、梅ちゃん開業という目的が果たされたことで
このエピはポイ捨てされてしまいました。
実在の病気をネタにして簡単に治るかの様な話も
私的にはあまり感心しないんですけど>感動した人はスミマセンスミマセン
『梅ちゃん』はもっと酷いと思います。
さらに、これには後日談(?)があって
画面上、まるで梅ちゃんが聴診器一つで診断したかの様な描写だったので
そんなことが可能なのかとNHKに問い合わせた方がいらして
どんな回答が返ってきたかというと
あれはベテラン医師が精密に検査をした結果下した診断で
梅ちゃんは告知を頼まれただけ
というものだったそうです。
バカヤロー!
あの描写を観て誰がそんなことが分かるよ!?
もう、ドラマであることも放棄してんじゃねーの!?
と、鶴太郎の如く下品に吠えたくなってしまいました。
御献体ネタといい
時代考証といい
色恋沙汰中心の話作りといい
ヒロイン始め各登場人物の人間性といい
あちこちに滲み出る職業蔑視や女性蔑視といい
オヤジ視線なカメラワークといい
笑えないギャグといい
全く掘り下げないまま「なかったこと」にされるネタや人物の数々といい…
どんな人でも必ずどこかしらで嫌悪感を抱ける様な作りになっている地雷ドラマ
それが『梅ちゃん』!
って感じです…
ファンの皆さんスミマセンスミマセン
でも、努力に努力して好意的に観ようとしていてコレなんだよ…
察して下され!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
その努力を遂に放棄するに至ったのは
まあ、積もり積もって…ってことなんですけど(^^;)
強いて“きっかけ”として挙げるとすれば
ギラン・バレー症候群エピかな…と思います。
個人的に病気や死というネタには少しばかり敏感なところがあるもんで。
物語上必要なものならともかく
他の手もあるだろうに安易に病気や死を入れて感動させようとするのは
プロとしてイカガナモノカ…と思ってしまうんです。
ましてや、実在する病名を堂々と出して適当な展開にされると
怒りさえ覚えてしまいます。
ヒロシ君を病気にしたのは、まあ物語上必要なことだったかもな
…と受け止めたんですけど
サシスセソ同盟の江美さんの幼馴染が余命宣告されたというエピには
かなり引っかかるものを感じました。
それで江美さんは医者になることを悩むのだけれど
梅ちゃんの励ましで割とアッサリ立ち直ってしまうし
その後、幼馴染がどうなったのか全く語られずに終わってしまいました。
「何だよ、それ!?」
と呆れました。
そのくらいだから梅ちゃん自身は大して感じてないってことだし
意味あんのかよ、このエピ!?
って感じでした。
それでも、これはいつか梅ちゃんがぶつかる壁の前振りかもしれない…
と、自分に言い聞かせながら観ていました。
で、ギラン・バレーのエピが来るんですが―
梅ちゃんったら江美さん程に悩みもしない…
冷たく宣告しただけでした。
人に情をかけ過ぎる梅ちゃんが自分の感情を抑えることを学んだ結果であり
ひとつの“成長”を描いているのだろう
と無理クリ思ってはみましたが…
ドラマ的にそこをちゃんと描いていたどころか、
匂わせていたとも言い難かったし
実際、感情云々の件に関しては後にも出てきたから
別にこのエピはその面での成長を描く目的ではなかった様です。
じゃあ何を描いていたのかというと―
ただ冷たく病名を告げただけの梅ちゃんに患者の女子高生は感謝感激し
恩返しだと言って父親に梅ちゃんの開業を許可するよう迫るという結末で(――;)
心底呆れました。
梅ちゃんが町医者になることはオープニングのジオラマで分かってるよ!
そこのところを変にドラマチックに描こうとして安易に実在の難病をネタにするなんて
酷過ぎる…
その女子高生にも
同じ病気に苦しんでいるかもしれない視聴者にも
そんなネタで質を低下させた作品にも…
その病気を克服するために梅ちゃんが奔走するとか
何かしら行動するところが描かれるなら
まだ良かったと思うんですが
結局、梅ちゃん開業という目的が果たされたことで
このエピはポイ捨てされてしまいました。
実在の病気をネタにして簡単に治るかの様な話も
私的にはあまり感心しないんですけど>感動した人はスミマセンスミマセン
『梅ちゃん』はもっと酷いと思います。
さらに、これには後日談(?)があって
画面上、まるで梅ちゃんが聴診器一つで診断したかの様な描写だったので
そんなことが可能なのかとNHKに問い合わせた方がいらして
どんな回答が返ってきたかというと
あれはベテラン医師が精密に検査をした結果下した診断で
梅ちゃんは告知を頼まれただけ
というものだったそうです。
バカヤロー!
あの描写を観て誰がそんなことが分かるよ!?
もう、ドラマであることも放棄してんじゃねーの!?
と、鶴太郎の如く下品に吠えたくなってしまいました。
御献体ネタといい
時代考証といい
色恋沙汰中心の話作りといい
ヒロイン始め各登場人物の人間性といい
あちこちに滲み出る職業蔑視や女性蔑視といい
オヤジ視線なカメラワークといい
笑えないギャグといい
全く掘り下げないまま「なかったこと」にされるネタや人物の数々といい…
どんな人でも必ずどこかしらで嫌悪感を抱ける様な作りになっている地雷ドラマ
それが『梅ちゃん』!
って感じです…
ファンの皆さんスミマセンスミマセン
でも、努力に努力して好意的に観ようとしていてコレなんだよ…
察して下され!
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

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やっくんち
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