『平清盛』第35話>昨日今日明日 - 2012.09.22 Sat
第35話『わが都、福原』
「途方もないことをしでかす兄を持つ弟の定めというものじゃ」by頼盛
今回は頼盛立ち直り(?)の回。
盛り上がりがイマイチかな、という気もしてしまったけど>こらこら
感慨深かったのは
立場的に家盛と重なる頼盛だけど
保元の乱の際に敵側に付こうとした点で忠正とも重なること。
本人は前者の方を強く思い、清盛は後者を思っていた…って感じ?
忠正を一門には欠かせない人と言っていた清盛が
今回、頼盛にも同じ言葉をかける。
ここは保来は感動的なシーンのはずなんだけど
シーンとしてイマイチだった様な気がしなくもな…>こらこら
勿論、家盛のことも重ねていただろうけどね。
ドラマ的には忠正との共通点をもっと強調した方が
おバカな私にも分かりやすく感動的だったかもしれないので
そこがちょっと惜しかったかな>エラソウ
いや、脚本的には大いにそうだったのかも?
やっぱ演出の問題?
そんな私でもビビビと来たのは>ぉ
「いつ今日になった…昨日はいつ終わった…明日はいつ来る?」
と、すっかり呆けている頼朝と
「今日はもう終わりか」
と、一日を精一杯楽しんで生きている北条政子と
「明日が映っているのだろう」
と、頼朝に語られる清盛と
この3人を上手く対比させていたところ。
まあ、言葉遊びっぽくもあり、少しばかり気障な感じもするけど(笑)
それぞれの立場や心情や性格を象徴していて面白い。
年配になり息子達に後を任せられる状況になっても
尚、“夢”に向かっている清盛はなかなか魅力的。
年寄りっぽい表情を作りながらも笑顔になると無邪気さが漂う松ケンの演技は
いつになっても少年の様に前向きな清盛を上手く体現していると思う。
…って、前にも同じこと書いた気がする(^^;)>つまりは、そーいう気持ちで観ているのよ
「鴨川の水、双六の賽、山法師、あの白河院ですら、これら3つ…
私はこれらと真摯に向き合い、また手を携えて行きたいと考えております」
もののけの血に苦しめられてきた清盛が、
もののけにも成し得なかったことに立ち向かっていく姿はカッコイイ。
ちょこっと検索してみたら、実際の清盛は
病の最中にあった時に回復を願って出家したのだとか…
ドラマでは、この↑3つ(三不如意)を意のままにするという“夢”のための
積極的な行動ということになっていて
もしかしたら歴史に詳しい人には批判の対象となる展開かもしれない。
でも、歴史に疎い私には、物語として非常に面白い扱い方だと思う。
幸か不幸か?
「力でのし上がった義朝様が財でのし上がった清盛様に滅ぼされてしまった」
でも、外からはこう見られているみたいだな。
現代でさえも「財」は清いとは見なされないとこあるよね。
日本人の美意識に合わないんだろうな。
イメージ的にやはり、清く正しく美しく…とは行かない清盛を
実際には少年の様な人だと描いているのが、このドラマの面白さだよね。
この違いを、これからの展開でどう際立たせていくのか興味深い。
…にしても
頼朝や政子の若さに少~し胸が痛む様になってきたな(^^;)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

やっくんち
「途方もないことをしでかす兄を持つ弟の定めというものじゃ」by頼盛
今回は頼盛立ち直り(?)の回。
盛り上がりがイマイチかな、という気もしてしまったけど>こらこら
感慨深かったのは
立場的に家盛と重なる頼盛だけど
保元の乱の際に敵側に付こうとした点で忠正とも重なること。
本人は前者の方を強く思い、清盛は後者を思っていた…って感じ?
忠正を一門には欠かせない人と言っていた清盛が
今回、頼盛にも同じ言葉をかける。
ここは保来は感動的なシーンのはずなんだけど
シーンとしてイマイチだった様な気がしなくもな…>こらこら
勿論、家盛のことも重ねていただろうけどね。
ドラマ的には忠正との共通点をもっと強調した方が
おバカな私にも分かりやすく感動的だったかもしれないので
そこがちょっと惜しかったかな>エラソウ
いや、脚本的には大いにそうだったのかも?
やっぱ演出の問題?
そんな私でもビビビと来たのは>ぉ
「いつ今日になった…昨日はいつ終わった…明日はいつ来る?」
と、すっかり呆けている頼朝と
「今日はもう終わりか」
と、一日を精一杯楽しんで生きている北条政子と
「明日が映っているのだろう」
と、頼朝に語られる清盛と
この3人を上手く対比させていたところ。
まあ、言葉遊びっぽくもあり、少しばかり気障な感じもするけど(笑)
それぞれの立場や心情や性格を象徴していて面白い。
年配になり息子達に後を任せられる状況になっても
尚、“夢”に向かっている清盛はなかなか魅力的。
年寄りっぽい表情を作りながらも笑顔になると無邪気さが漂う松ケンの演技は
いつになっても少年の様に前向きな清盛を上手く体現していると思う。
…って、前にも同じこと書いた気がする(^^;)>つまりは、そーいう気持ちで観ているのよ
「鴨川の水、双六の賽、山法師、あの白河院ですら、これら3つ…
私はこれらと真摯に向き合い、また手を携えて行きたいと考えております」
もののけの血に苦しめられてきた清盛が、
もののけにも成し得なかったことに立ち向かっていく姿はカッコイイ。
ちょこっと検索してみたら、実際の清盛は
病の最中にあった時に回復を願って出家したのだとか…
ドラマでは、この↑3つ(三不如意)を意のままにするという“夢”のための
積極的な行動ということになっていて
もしかしたら歴史に詳しい人には批判の対象となる展開かもしれない。
でも、歴史に疎い私には、物語として非常に面白い扱い方だと思う。
幸か不幸か?
「力でのし上がった義朝様が財でのし上がった清盛様に滅ぼされてしまった」
でも、外からはこう見られているみたいだな。
現代でさえも「財」は清いとは見なされないとこあるよね。
日本人の美意識に合わないんだろうな。
イメージ的にやはり、清く正しく美しく…とは行かない清盛を
実際には少年の様な人だと描いているのが、このドラマの面白さだよね。
この違いを、これからの展開でどう際立たせていくのか興味深い。
…にしても
頼朝や政子の若さに少~し胸が痛む様になってきたな(^^;)
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