『平清盛』第29話>唐果物 - 2012.07.29 Sun
第29話『滋子の婚礼』
「それがワシの欲じゃ」by清盛
かつて忠盛が齧っていたシーンがあって
あれ何?あれ何?と気になっていた(笑)
唐果物
お供え用の菓子で
京都の亀屋清永というお店で清浄歓喜団という名で今でも作られている。
漉し餡に清めの意味を持つ7種類のお香を練り込み米粉や小麦粉で作った生地を
ごま油で揚げたもの。
8つの結びは八葉の蓮華を表し、形は金袋になぞらえているそうだ。
餡子を用いる様になったのは徳川中期の後で、
清盛の頃は栗、柿、杏等の木の実をかんぞう、あまづら等の薬草で味付けしたらしい。
ちゅーことで
この唐果物を毎日でも食べたくて宋との貿易を進めてきたという家貞。
美味しそうに食べている姿が見納めになってしまった。
先回の池禅尼とのやり取りといい、ユーモアのあるオジサンだったなあ…
美福門院も亡くなってしまったし、時代はどんどん進んでいく。
平氏は今や公卿となり、「平家」と呼ばれる様になった。
「亡き大殿忠盛様、家盛様、
あるいは鳥羽の院、悪左府様、信西入道、源氏の棟梁義朝殿」
強烈な存在感を放ちながらも志半ばで退場してしまった人達の名を次々と挙げて
「殿は、これから先、そうした方々全ての思いを背負うて生きていかれるのです」
と、清盛の今後を示す家貞。
うん、そうだね
清盛の人物像というか原動力(?)を、こういう持って行き方にするのは良いと思う。
清盛個人の野望や、平家一門の悲願というに留めず
敵味方関係なく大勢の人物の「夢」を清盛が背負っていく―というものが。
その「夢」が多きなっていくにつれ、
清盛の力は増し、歩みは確実になっていくのだろうけど
同時に、苦痛に押しつぶされそうになっていくのかもしれないな。
うん、こういう描き方は好きだ。
やはり少年マンガっぽいと言えば言えるけど(笑)
で、そうした、ある意味悲痛とも言える清盛の今後が示された直後に
そのための画策をアッサリ覆されるという話になるのが面白い。
滋子の結婚に関して。
歴史に疎い(何度も言ってるけど^^;)ひじゅになので
計算の上で嫁がせることになるのだろうと漠然と思っていたら
(まあ、史実は知らんけども)極めて現代的な恋愛結婚を果たしたのね。
後白河院の変人っぽいキャラや周囲から浮いている立ち位置
そして彼の“救い”となっている今様を利用して近づき
まさにツンデレ攻撃でハートをがっちり掴むとは…まるで百戦錬磨だな滋子。
実物は美しく賢いだけでなく、女らしく品のある人物だったと何かで読んだけど
まあ暗い話が続いた後なので、こういうアレンジはホッとできて良いかも?
まあ、賢いというのは確かだよね>計算されたアプローチって感じだったし
とはいえ好感持てるかというと賛否両論ぽいので
くせっ毛を指摘されて悩むところに可愛気を持たせていたし。
実際には身分の問題とかで、あんな風にお気楽な展開にはならなかっただろうけど
ましてや宋の衣装で婚礼だなんて、有り得ないことだったんだろうけど
ここは気楽に楽しむべきだよね。
最後は清盛に花を持たせたし、メデタシメデタシ。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
「それがワシの欲じゃ」by清盛
かつて忠盛が齧っていたシーンがあって
あれ何?あれ何?と気になっていた(笑)
唐果物
お供え用の菓子で
京都の亀屋清永というお店で清浄歓喜団という名で今でも作られている。
漉し餡に清めの意味を持つ7種類のお香を練り込み米粉や小麦粉で作った生地を
ごま油で揚げたもの。
8つの結びは八葉の蓮華を表し、形は金袋になぞらえているそうだ。
餡子を用いる様になったのは徳川中期の後で、
清盛の頃は栗、柿、杏等の木の実をかんぞう、あまづら等の薬草で味付けしたらしい。
ちゅーことで
この唐果物を毎日でも食べたくて宋との貿易を進めてきたという家貞。
美味しそうに食べている姿が見納めになってしまった。
先回の池禅尼とのやり取りといい、ユーモアのあるオジサンだったなあ…
美福門院も亡くなってしまったし、時代はどんどん進んでいく。
平氏は今や公卿となり、「平家」と呼ばれる様になった。
「亡き大殿忠盛様、家盛様、
あるいは鳥羽の院、悪左府様、信西入道、源氏の棟梁義朝殿」
強烈な存在感を放ちながらも志半ばで退場してしまった人達の名を次々と挙げて
「殿は、これから先、そうした方々全ての思いを背負うて生きていかれるのです」
と、清盛の今後を示す家貞。
うん、そうだね
清盛の人物像というか原動力(?)を、こういう持って行き方にするのは良いと思う。
清盛個人の野望や、平家一門の悲願というに留めず
敵味方関係なく大勢の人物の「夢」を清盛が背負っていく―というものが。
その「夢」が多きなっていくにつれ、
清盛の力は増し、歩みは確実になっていくのだろうけど
同時に、苦痛に押しつぶされそうになっていくのかもしれないな。
うん、こういう描き方は好きだ。
やはり少年マンガっぽいと言えば言えるけど(笑)
で、そうした、ある意味悲痛とも言える清盛の今後が示された直後に
そのための画策をアッサリ覆されるという話になるのが面白い。
滋子の結婚に関して。
歴史に疎い(何度も言ってるけど^^;)ひじゅになので
計算の上で嫁がせることになるのだろうと漠然と思っていたら
(まあ、史実は知らんけども)極めて現代的な恋愛結婚を果たしたのね。
後白河院の変人っぽいキャラや周囲から浮いている立ち位置
そして彼の“救い”となっている今様を利用して近づき
まさにツンデレ攻撃でハートをがっちり掴むとは…まるで百戦錬磨だな滋子。
実物は美しく賢いだけでなく、女らしく品のある人物だったと何かで読んだけど
まあ暗い話が続いた後なので、こういうアレンジはホッとできて良いかも?
まあ、賢いというのは確かだよね>計算されたアプローチって感じだったし
とはいえ好感持てるかというと賛否両論ぽいので
くせっ毛を指摘されて悩むところに可愛気を持たせていたし。
実際には身分の問題とかで、あんな風にお気楽な展開にはならなかっただろうけど
ましてや宋の衣装で婚礼だなんて、有り得ないことだったんだろうけど
ここは気楽に楽しむべきだよね。
最後は清盛に花を持たせたし、メデタシメデタシ。
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