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2012-06

『平清盛』第23話>一蓮托生 - 2012.06.17 Sun

第23話『叔父を斬る』


「もう馴れ合いは終わりじゃ」by信西


今回はなかなか凄かった。
それぞれの人物が十分に生きていた。
清盛も表情が良かった。


ミスキャストだなんて言った奴、出 て こ い ~ !!


って感じ>ぉ

毎回“対比”が面白いと言ってきたけれど
今回はもうハッキリと分かりやすくアカラサマに“対比”。

それと逆転。
そして変化(もしくは“成長”?)


為義の白髪頭が効果的だなあと思って観ていたら
忠正も白髪混じり。
今迄あまり気にしていなかったので、今回それが目立ってグッと来てしまった。

息子達に覚悟を話すシーンも良かったけど
その直後に清盛の子@清三郎を持ってくるなんて…
これってやっぱ、女性の感覚?

義朝の方は由良御前に八つ当たりしちゃうし
斬首刑前の描写もなかなかだったのだけれど
本番の演出には参った。


あくまでもあくまでも平氏と源氏を対比。
平氏には西行、源氏には鬼若という見物人(影の立会人?)がいるという
絵的にも上手い対比。

しかも、その内容が今迄とは真逆になっているところが、もう凄いと思った。

朝廷を始め他の人々と、それこそ対比的に一門の中の良さを強調してきた平氏。
その中でも「えーかげん成長したまえよ」と視聴者に思わせていた甘ちゃん清盛が
苦悩に打ち震えながらも刑を執行し

実弟を平気で殺し、父を侮る態度もみせていたワイルド義朝が
父を斬れず腰を抜かして子供の様に泣き叫ぶ

こんな風に逆転させちゃうところが凄い、凄いよ藤本さん。


結局のところ源氏側は鎌田正清が全ての刑を執行。
主思いだると同時に、父を亡くした経験が彼を強くさせたのかもな。

つまりは、叔父を斬ることで清盛もまた強く変化することを彼の姿で示唆している…
とも言えるかも?>穿ち過ぎ?

義朝は何も出来なかった…というのと同時に
父の最後の願いを叶えてやることが出来なかったことになる。

かつては弟から力尽くで奪った友切(改め髭切)を改めて父の手から渡され
ようやく父から認められたのに…

これが後の義朝の生き方に大きく影響を与えるのかな?


で、我らが清盛は、今迄に幾つかのターニングポイントはあったものの
やはりまだ、何処かに甘さが残っていた。
松ケンの顔もまた、どことなく子供っぽさが残っていて、そこが合っているなと思っていた。

そしたら、この一件により見事なまでに顔つきが変わったよ。
凄いぞ松ケン!
あの目力は群を抜いていると思うぞ。

そんな清盛の内面的変化は後白河帝に招かれた宴での態度に表れている。
以前の彼なら、あんな“大人”な対応は引っくり返っても出来なかっただろうから。


もう半分が過ぎてしまったところなので
長~い長~いスパンで“成長”したと言えるな、清盛。

これを実感できたのは、やはり初回からずっと視聴してきたからこそと思うので
「ちょっと時間かけ過ぎー」と文句言いたい気持ちもある反面>ぉ
大した構成だな、とも思う。

さすが、
それまで「時計代わり」「ながら見が当たり前」とされてきた朝ドラ枠で
正座してジックリ視聴を促す『ちりとてちん』を作ってみせた脚本家だけある>褒め過ぎ?



清盛だけでなく、時子や由良御前にも変化が見られたところが良かったな。
戦の最中でさえ女性陣の動きは所々で見せていたし
こういうところもまた女性脚本家ならでは…なのかもな。


信西はまだイマイチよく分からない。

頼長は役者の演技や存在感でアヤシイ雰囲気を出していたけれど
実際のエピとしては家盛の一件以外はさほど悪っぽい動きはなかったよね?
でも、信西はここに来て一気に暗黒化。

虎さま@師光の説明台詞と、まさかの(?)信西の涙
そして清盛に語った
「重き荷を背負って、この国のたからとなれ」とか
「太刀なら私も振るうておる」とかの台詞は
何かまだ理屈だけ…って感じに聞こえてしまって(^^;)

ま、これからか。


ともかくも、かなり面白くなってきた。
初期の頃は朝廷に平氏に源氏に…と各パートで色合いもテンポも異なり
それぞれが浮いているっていうか、分離しちゃってるイメージだった。
それが今や一つになって大きくうねっている感じ。
ちゃんと清盛が中心になっているし。


その初期の頃から目立たせていた叔父@忠正が
一つの大きな盛り上がりをもたらす存在になっただけでなく
清盛の“成長”を促す一大転機となるってところが面白い。
つーか、よく考えられていると思う。





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