『平清盛』第20話>ハナ - 2012.05.26 Sat
第20話『前夜の決断』
「絆などハナっからないわ」by忠正
「ハナ」という言葉は(「端」とは書くけど)
「ひとつ」という意味の韓国語「ハナ」から来てると聞く。
清盛の時代に既に使われていたのかしら?
と、この際どーでもいいことを気にしてしまった私(^^;)
忠正が保元の乱で崇徳帝側に付いたのは
事実はどうかは知らないけど、少なくともドラマ的には
平家の血筋ではない清盛への複雑な思いが積もり積もった結果…
という風に描くと思われた。
そのために今迄、所々で伏線を張っていたしね。
でも、そんな単純な理由にはしなかったのが興味深いと思った。
勿論、これを土台にはしているけれど、それを既に超えて
寧ろ清盛を心の底では認めていることを示してからの行動にして
捻りを効かせていた。
清盛が血の繋がりに関係なく、内面的に忠盛に似ており
その遺志をしっかり継いでいること
=平家の棟梁としてふさわしい存在であること
それを忠正はとっくに認めているけれど
その「血」を認めない自分の信念というか意地を貫くこと
清盛と袂を分かとうとした頼盛を身代わりになって救うこと
さらに敵味方に分散することで、どちらが勝利するにしろ平家を存続させること
…といった
まあ、浪花節的(?)と言えば言えるけれど
何か悲しみを漂わせた男気みたいなものを見せていて
ドラマ的には良かったんじゃないかと思う。
源氏との対比で
一門に亀裂が生じたという結果は同じでも
向こうは野心>家族愛…って様相なのに対し
こちらは熱い思いで結ばれているが故に…みたいな
皆が皆、根は良い人で一門のことを考えているが故に…みたいな。
その分、頼盛がカッコ悪かったけど(^^;)
結局のところ、自分の命が大切なだけじゃん!って感じで。
清盛を侮っているのもバレバレだし。
それでいて小物感ありありでナサケナイし。
その前に、平家がどちらの側に付くか…という段階だった時
清盛がどちらにも付かないと一旦決めた時は
鳥羽帝と崇徳帝を仲直りさせようとしていた時と同じ甘ちゃんぶりをまた発揮?
と一瞬思ったけど
実は真逆で、どちらがお得か見極めようとしていた様で
何でまたイキナリ若造から世間ズレした大人に脱皮したの!?
と少しばかりビックリ(笑)
「どっちに付いても夢は叶わないかんね」みたいな後白河帝の意地悪な言い方を
「頑張って這い上がってこい」的な叱咤激励に解釈してしまうところは
「大丈夫か、清盛!?」と思わないでもなかったけど>ぇ
この大胆不敵(?)さはイカニモ少年マンガっぽい(笑)
つまり一貫してる(?)
まあ、平家を持ち上げるために源氏には情け容赦ない描写が続いているけど
じゃあしょーもない内容かというと、そんなことはなく
為義は致命的な選択をしてしまったと言えるかもしれないけど
息子@義朝に対しては勿論、鎌田父子に対しても、なかなか人間的大きさを見せていたと思う。
鎌田父子の会話シーンや、正清が義朝のもとへ戻るシーンは、
ちょっとホロリとしてしまったしさ。
あと、
為朝ちょっとカッコイイ~!
男の世界ばかりでなく、女性陣にも見せ場が合って良かった。
常盤御前と由良御前の対比も面白かったし。
この2人と平家の時子の対比も面白かった。
庶民の出の常盤より、さすがの由良って感じだったわけだけど
緩急併せ持った時子はさらに上って感じだった。
―なんて言ってるうちに来週はもう頼長の最後?
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

やっくんち
「絆などハナっからないわ」by忠正
「ハナ」という言葉は(「端」とは書くけど)
「ひとつ」という意味の韓国語「ハナ」から来てると聞く。
清盛の時代に既に使われていたのかしら?
と、この際どーでもいいことを気にしてしまった私(^^;)
忠正が保元の乱で崇徳帝側に付いたのは
事実はどうかは知らないけど、少なくともドラマ的には
平家の血筋ではない清盛への複雑な思いが積もり積もった結果…
という風に描くと思われた。
そのために今迄、所々で伏線を張っていたしね。
でも、そんな単純な理由にはしなかったのが興味深いと思った。
勿論、これを土台にはしているけれど、それを既に超えて
寧ろ清盛を心の底では認めていることを示してからの行動にして
捻りを効かせていた。
清盛が血の繋がりに関係なく、内面的に忠盛に似ており
その遺志をしっかり継いでいること
=平家の棟梁としてふさわしい存在であること
それを忠正はとっくに認めているけれど
その「血」を認めない自分の信念というか意地を貫くこと
清盛と袂を分かとうとした頼盛を身代わりになって救うこと
さらに敵味方に分散することで、どちらが勝利するにしろ平家を存続させること
…といった
まあ、浪花節的(?)と言えば言えるけれど
何か悲しみを漂わせた男気みたいなものを見せていて
ドラマ的には良かったんじゃないかと思う。
源氏との対比で
一門に亀裂が生じたという結果は同じでも
向こうは野心>家族愛…って様相なのに対し
こちらは熱い思いで結ばれているが故に…みたいな
皆が皆、根は良い人で一門のことを考えているが故に…みたいな。
その分、頼盛がカッコ悪かったけど(^^;)
結局のところ、自分の命が大切なだけじゃん!って感じで。
清盛を侮っているのもバレバレだし。
それでいて小物感ありありでナサケナイし。
その前に、平家がどちらの側に付くか…という段階だった時
清盛がどちらにも付かないと一旦決めた時は
鳥羽帝と崇徳帝を仲直りさせようとしていた時と同じ甘ちゃんぶりをまた発揮?
と一瞬思ったけど
実は真逆で、どちらがお得か見極めようとしていた様で
何でまたイキナリ若造から世間ズレした大人に脱皮したの!?
と少しばかりビックリ(笑)
「どっちに付いても夢は叶わないかんね」みたいな後白河帝の意地悪な言い方を
「頑張って這い上がってこい」的な叱咤激励に解釈してしまうところは
「大丈夫か、清盛!?」と思わないでもなかったけど>ぇ
この大胆不敵(?)さはイカニモ少年マンガっぽい(笑)
つまり一貫してる(?)
まあ、平家を持ち上げるために源氏には情け容赦ない描写が続いているけど
じゃあしょーもない内容かというと、そんなことはなく
為義は致命的な選択をしてしまったと言えるかもしれないけど
息子@義朝に対しては勿論、鎌田父子に対しても、なかなか人間的大きさを見せていたと思う。
鎌田父子の会話シーンや、正清が義朝のもとへ戻るシーンは、
ちょっとホロリとしてしまったしさ。
あと、
為朝ちょっとカッコイイ~!
男の世界ばかりでなく、女性陣にも見せ場が合って良かった。
常盤御前と由良御前の対比も面白かったし。
この2人と平家の時子の対比も面白かった。
庶民の出の常盤より、さすがの由良って感じだったわけだけど
緩急併せ持った時子はさらに上って感じだった。
―なんて言ってるうちに来週はもう頼長の最後?
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

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