『平清盛』第19話>二手 - 2012.05.20 Sun
第19話『鳥羽院の遺言』
「棟梁がアホやと皆アホやな」by兎丸
時子の妹@滋子イキナリ登場。
源氏は勿論、朝廷も藤原家も
他ならぬ“父と子”の関係を軸に波乱万丈の展開。
逆に和やかなのは平家一門。
その対比を際立たせるためだろうけど、
この滋子を巡っての平家の人々によるコントは
ナンダカナ…だったなあ>スミマセンスミマセン
まだ幼い(様に見える)清盛の息子達まで何だよ!?って感じ(笑)
その息子達もまた対比に使われていたな。
友切を父の手にもたらすため父の弟を殺す義朝の息子@義平…
あんな大きな息子がいたのね、義朝ったら!
というのが第一印象ではあったけど>ぉ
とにかくも
義朝&息子と清盛&息子の対比。
そして勿論
義朝&父と清盛&父の対比。
清盛の方は血の繋がりがないわけだから余計に際立ってるわけだけど
同じ立場(しかも実父は清盛と同じ)崇徳帝と鳥羽帝は
義朝父子と同じく決定的な亀裂が生じてしまっている。
でも義朝父子とは違い“情”は残っているので
複雑な対比になっているよね。
藤原頼長と父@忠実も対比の一つ。
先回、頼長の極端なやり方に異議を唱えた忠実を
頼長は冷たく振り払ったけれど
今度、頼長自身が窮地に陥ると
忠実の方が冷たく切り捨てる番に…
これは源氏とも朝廷とも類似する部分と反する部分があり
全体的には平家と対照的。
色んな話が交錯しているけれど
見比べて解釈できるように描いているので分かりやすいし面白い。
個人的に、人を見下していた印象のあった頼長が
崇徳帝に近づいたのは、全く違う意味で
ある意味、彼の仲に現在の自分を見出したから…ではないかと
この父子の対比という視点から見ると思えた。
逆に、人柄は悪くないと思えた信西が
今は完璧に野心満々の裏ボスみたいにになっちゃってて
ここのところも対比っぽくて面白く感じた。7
あ、それと
白河法皇の子である崇徳帝よりも
鳥羽帝の実子である後白河帝の方が
白河法皇の本質をしっかり受け継いでいる…
という皮肉な結果が、これまた面白い。
ま、隔世遺伝っちゅーことですね>ぇ
妻の裏切り+相手がよりによって白河法皇、というところに
鳥羽帝は深く傷ついていたわけなのに
後継者に選んでしまった後白河帝こそが白河法皇と魂で結び付いていた…
って感じ。
鳥羽帝、ますます涙目…と思っていたら
亡くなってしまったよ…。
それにしても清盛―
先回、崇徳帝から助力を求められたのにアッサリ断っておいて
今回またもや“父子を仲直りさせる作戦”を提唱するとは。
でもって最終的には誓書にサインして崇徳帝を冷たく追い返すし…
保元の乱に向けて大勢の人々が自然に二手に分かれていく様子が
分かりやすくて上手い展開だなと思うんだけど>エラソウ
肝心の主人公である清盛に、どうも何かイマイチ感が拭えないなあ(^^;)
まあ、清盛が苦しむ様子も描いてはいるけれどね。
源氏とも朝廷とも藤原家とも違う
一門が皆仲良くて>まあ叔父さん等、不穏な空気は既にあるものの
和やかな平家であればこそ、
それを守るために外側に対しては、時に牙を剥かねばならない…
っちゅーことで
これまた対比的な苦悩があるってことなのかもしれないな。
義朝の息子があんなに大きくなるほどの年月が過ぎ去ったのに
相変わらず甘ちゃんな清盛が“大人”になった…
ってことも示しているのだろうな。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆映画&ドラマ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
「棟梁がアホやと皆アホやな」by兎丸
時子の妹@滋子イキナリ登場。
源氏は勿論、朝廷も藤原家も
他ならぬ“父と子”の関係を軸に波乱万丈の展開。
逆に和やかなのは平家一門。
その対比を際立たせるためだろうけど、
この滋子を巡っての平家の人々によるコントは
ナンダカナ…だったなあ>スミマセンスミマセン
まだ幼い(様に見える)清盛の息子達まで何だよ!?って感じ(笑)
その息子達もまた対比に使われていたな。
友切を父の手にもたらすため父の弟を殺す義朝の息子@義平…
あんな大きな息子がいたのね、義朝ったら!
というのが第一印象ではあったけど>ぉ
とにかくも
義朝&息子と清盛&息子の対比。
そして勿論
義朝&父と清盛&父の対比。
清盛の方は血の繋がりがないわけだから余計に際立ってるわけだけど
同じ立場(しかも実父は清盛と同じ)崇徳帝と鳥羽帝は
義朝父子と同じく決定的な亀裂が生じてしまっている。
でも義朝父子とは違い“情”は残っているので
複雑な対比になっているよね。
藤原頼長と父@忠実も対比の一つ。
先回、頼長の極端なやり方に異議を唱えた忠実を
頼長は冷たく振り払ったけれど
今度、頼長自身が窮地に陥ると
忠実の方が冷たく切り捨てる番に…
これは源氏とも朝廷とも類似する部分と反する部分があり
全体的には平家と対照的。
色んな話が交錯しているけれど
見比べて解釈できるように描いているので分かりやすいし面白い。
個人的に、人を見下していた印象のあった頼長が
崇徳帝に近づいたのは、全く違う意味で
ある意味、彼の仲に現在の自分を見出したから…ではないかと
この父子の対比という視点から見ると思えた。
逆に、人柄は悪くないと思えた信西が
今は完璧に野心満々の裏ボスみたいにになっちゃってて
ここのところも対比っぽくて面白く感じた。7
あ、それと
白河法皇の子である崇徳帝よりも
鳥羽帝の実子である後白河帝の方が
白河法皇の本質をしっかり受け継いでいる…
という皮肉な結果が、これまた面白い。
ま、隔世遺伝っちゅーことですね>ぇ
妻の裏切り+相手がよりによって白河法皇、というところに
鳥羽帝は深く傷ついていたわけなのに
後継者に選んでしまった後白河帝こそが白河法皇と魂で結び付いていた…
って感じ。
鳥羽帝、ますます涙目…と思っていたら
亡くなってしまったよ…。
それにしても清盛―
先回、崇徳帝から助力を求められたのにアッサリ断っておいて
今回またもや“父子を仲直りさせる作戦”を提唱するとは。
でもって最終的には誓書にサインして崇徳帝を冷たく追い返すし…
保元の乱に向けて大勢の人々が自然に二手に分かれていく様子が
分かりやすくて上手い展開だなと思うんだけど>エラソウ
肝心の主人公である清盛に、どうも何かイマイチ感が拭えないなあ(^^;)
まあ、清盛が苦しむ様子も描いてはいるけれどね。
源氏とも朝廷とも藤原家とも違う
一門が皆仲良くて>まあ叔父さん等、不穏な空気は既にあるものの
和やかな平家であればこそ、
それを守るために外側に対しては、時に牙を剥かねばならない…
っちゅーことで
これまた対比的な苦悩があるってことなのかもしれないな。
義朝の息子があんなに大きくなるほどの年月が過ぎ去ったのに
相変わらず甘ちゃんな清盛が“大人”になった…
ってことも示しているのだろうな。
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