『陽だまりの樹』第5話 - 2012.05.13 Sun
第5話『父の仇』
良庵、早くも江戸に帰還。
といっても、もう二年も経ってるのね。
朝帰りが続いて肝心の学問が疎かになり破門一歩手前のところで
緒方洪庵先生に課されたのは大量の書物を暗記すること。
結果的にできちゃうのは分かりきっていることだけれど
もうちょい苦労した様子が描かれた方が良かった気がするな。
福沢諭吉の教え方が上手いおかげで…なんていう台詞だけでは
良庵自身の真剣さが伝わってこないじゃん。
まあ、ちゃらんぽらんなのが彼の持ち味で
江戸への帰り道でも早速ナンパしちゃうし(笑)
これって原作では船の中での出来事で
事を終えた後、「大した女じゃなかったな」的なことをほざくんだよな。
ドラマでは、さすがにそこまでは描かず
寧ろ、道で思わず後戻りするくらいだから好みのタイプの女性ってことで
「年貢の納め時」になるのも、まあ良いじゃんって感じ(笑)
万二郎の方はシリアスで、
父の死のために江戸へ戻ることに。
万二郎にとって武士としての手本であり目標だった父親が
川へ落ちて死んだとい皮肉。
実際には刺客から良仙を庇ってのことだったけど
刀を抜いてなかったので武士としては「不名誉の死」になってしまうという皮肉。
そしてすべてを捨ててでも父の仇を討とうとした万二郎が
戦いの最中に父と同じ様に川に落ちてしまうというのも皮肉っぽいかも。
おせきに世界の大きさ、日本の小ささについて話すところは可愛かったのに
彼の前途にどんどん暗雲が広がっている感じなのが不安で悲しいな。
良庵の方は念願の種痘所に向けて前進しているところが良い。
それに万二郎が関わることになった展開も良いし。
それと勘定奉行さんの粋な計らいが良いよね。
こうしてまた江戸で2人が揃ったので新たな展開が期待できる。
万二郎は真っ直ぐ過ぎて上手い世渡りなんて絶対無理だし
良庵は適度に遊んではいるけど器用に世の波を切り抜けていくわけでもない。
華々しいわけでもなく歴史に名を残すわけでもない
そんな一庶民に過ぎない2人が主役というところが面白い。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆

やっくんち
良庵、早くも江戸に帰還。
といっても、もう二年も経ってるのね。
朝帰りが続いて肝心の学問が疎かになり破門一歩手前のところで
緒方洪庵先生に課されたのは大量の書物を暗記すること。
結果的にできちゃうのは分かりきっていることだけれど
もうちょい苦労した様子が描かれた方が良かった気がするな。
福沢諭吉の教え方が上手いおかげで…なんていう台詞だけでは
良庵自身の真剣さが伝わってこないじゃん。
まあ、ちゃらんぽらんなのが彼の持ち味で
江戸への帰り道でも早速ナンパしちゃうし(笑)
これって原作では船の中での出来事で
事を終えた後、「大した女じゃなかったな」的なことをほざくんだよな。
ドラマでは、さすがにそこまでは描かず
寧ろ、道で思わず後戻りするくらいだから好みのタイプの女性ってことで
「年貢の納め時」になるのも、まあ良いじゃんって感じ(笑)
万二郎の方はシリアスで、
父の死のために江戸へ戻ることに。
万二郎にとって武士としての手本であり目標だった父親が
川へ落ちて死んだとい皮肉。
実際には刺客から良仙を庇ってのことだったけど
刀を抜いてなかったので武士としては「不名誉の死」になってしまうという皮肉。
そしてすべてを捨ててでも父の仇を討とうとした万二郎が
戦いの最中に父と同じ様に川に落ちてしまうというのも皮肉っぽいかも。
おせきに世界の大きさ、日本の小ささについて話すところは可愛かったのに
彼の前途にどんどん暗雲が広がっている感じなのが不安で悲しいな。
良庵の方は念願の種痘所に向けて前進しているところが良い。
それに万二郎が関わることになった展開も良いし。
それと勘定奉行さんの粋な計らいが良いよね。
こうしてまた江戸で2人が揃ったので新たな展開が期待できる。
万二郎は真っ直ぐ過ぎて上手い世渡りなんて絶対無理だし
良庵は適度に遊んではいるけど器用に世の波を切り抜けていくわけでもない。
華々しいわけでもなく歴史に名を残すわけでもない
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