屁理屈>梅ちゃん先生』第22話 - 2012.04.26 Thu
皆様、お久しぶりでございます。
浪岡正太郎でございます。
ひじゅに様が風邪がダウンしやがったものですから
今日は急遽、わたくしが代理を務めさせていただきます。
あ、わたくしのことをご存じない方は
『つばさ』を参照して下さりませ。
…正太郎ちゃんですが何か?

「マトモな娘なら」by父さん
し:イキナリお父様の過激な台詞を挙げてしまいました『正太郎ちゃんSP』
特別ゲストとして林家正蔵師匠をお招きいたしました。
林:いや、ちょっと待ってくださいよ。困りますよ。
私は仕事でやってるだけなんですから。
し:いえ、ですからちょっと、裏話なぞお伺いできればと。
林:いやいや、ですからね、立場上とても悪口なんぞ言えませんから。
し:既に悪口しか出てこない様な状況なのでございますか?
林:ととととんでもない!
真希ちゃん、カワイイですよね~。
あんなに清純で嫌味のないヒロインが他にいるでしょうか!?
し:わたくしのつばさ様への皮肉でございましょうか?
まあ、確かに真希様の梅ちゃん様はカワイイと思います。
ドジっ娘という設定もバッチグーでございます。
ただ少々強調し過ぎているきらいはございますね。
林:エピそのものは大して多くないんですよ。
私のナレーションや脇の人物達が何度となく口にするせいですよ。
今日の父さんみたいにね。
印象コントロールってヤツですかね。
し:では何故そこまで?
林:ほら、朝ドラは時計代わりだとよく言われているじゃないですか。
言葉でシツコク説明するのも朝ドラ“お約束”なんですって。
し:最近はそうでもない、マトモに観ていないと付いていけない作品も
見受けられますが?
林:それだってナレーションがない作品はないでしょ?
そーいうもんなんですよ、朝ドラってヤツは。
特に『梅ちゃん』は本来の、昔良かった朝ドラの王道を目指しているんですよ。
し:な、何だかお話がズレている様な気がしなくもなくも…
林:ドジっ娘が頑張ってお医者さんになる…良いテーマじゃないですか。
些末なことに拘ってたら勿体無いですよ。
し:で、ですから、楽しめる様に色々お伺いできたらと思いましたのでございます。
林:じゃあ、今日のお話はいかがでした?
昨日ようやく親しくなってきたサシスセソ同盟が今日は自己紹介し合って
冒頭からなかなか良いシーンだったじゃないですか?
し:全部台詞で説明かよ!?と思ってしまいましたが…
林:江美さんや典子さんの事情も全てエピにしろと?
イキナリそんなところから始まって、その後に皆が事情を知るとしたら
仲良しなはずなのに事前にそんな話もしなかったんかい!?
ってツッコミが入るでしょ?
し:そそそそれは…
でも、あれだけでは、江美様が東京の学校を選んだのは何故かとか
他にも色々と疑問は残りますけれども?
林:そんな隅々まで一度に提出する必要あります?
そーいうのは、おいおい出てくるんじゃないですか、それこそエピにして。
ま、私は作者じゃないので分かりませんけど、そこまで確認してからで良いんじゃ?
し:しかし、訛りを気にする人ですとかシングルマザーですとか
そんなにバリエーションつけなくともよろしいんじゃございませんか?
林:何もなかったらツマラナイじゃん。
ある程度、裕福な家の子達ばかりだとは想像できますから
少しは違う部分も持ってないとねえ。
し:雪子様が江美様の訛りを聞いて真っ先に出身をお尋ねになって
直後に「そんなこと気にしなくて良いじゃない」とおっしゃるのも
変と申しましょうか、だったら最初から言うなよ!という感じでございました。
林:だからそこは言葉で説明する朝ドラ“お約束”なんですよ。
同時に“仕切り屋”雪子さんのキャラを表現してもいますし。
し:イキナリ皆が梅ちゃん様の家に押しかけるのも、ご都合主義に感じられますよ。
で、いつもは寡黙な父さんがペラペラ喋り出すのも不自然な様な?
林:仕事ではあのくらい喋ってるんじゃないですか?
梅ちゃんには冷たいと思われた父さんが実は色々気にかけ心配していた
という受験前後の様子と同じですよ。
最初から熱い部分を出すのでなく、人には色々な面があることをジワジワ見せていく
なかなか面白い描き方じゃないですかねえ。
し:何だか腑に落ちた様な落ちない様な…
まあ、聖職ではなく人間対人間というお話は面白うございました。
林:反対されてばかりで、まだ父さんとジックリ話し合ったこともない梅ちゃんが
あーいう形で大切な考えを聞く…というところが良いんですよぉ。
し:何だかわたくし、疲れてまいりました…
林:大丈夫ですか?風邪じゃないですか?
し:それは、ひじゅに様でございます。
ああ、一つだけ心に残ったシーンがあったのを思い出しました。
映画を観て、お汁粉を食べている“お嬢様”達が
パンパンについて論じておりましたですね。
林:あの年頃の女の子達がパンパンに嫌悪感を抱くのは当然だけど
ちゃんと感情移入しようとする様子もあって
大きく見るならば、医者として必要な要素にも思われるし
何より、恵まれた立場の皆とパンパンにならざるを得なかった女性達との
対比が際立ちましたよね。
し:特に典子様の場合、際どい差でございますよね。
夫が戦死し小さな子供を抱えて途方に暮れる女性など
それこそ山ほどいたでございましょうからね、当時。
でも、彼女の場合は、ご両親がご健在で、かつ裕福であられた…
林:平坦で面白味のないドラマの様でいて、さり気に鋭いものを隠してますよね。
し:私、あそこで、パンパンの足元が映ったのが良かったと思いました。
まるで泥だらけの道を一人歩いてきたかの様な汚れ具合で…
林:その直前に闇市での陽造叔父さんの仕事ぶりや、それに戸惑う竹兄さん
そして、それを良く思わない父さんの様子が描かれて
で、パンパン狩りへと繋がって行くところが、なかなかの構成だと思いますよ。
し:ですが、梅ちゃん様まで連行されてしまうというのは、
あまりにもベタと申しましょうか…
林:だから、ベタ=王道を行く『梅ちゃん』なんですって。
し:先ほど、平坦で面白味がないとおっしゃったじゃないですか?
林:脳内補完はできるし良いところもあると認めているだけで
面白いドラマだとは言ってませんよ。
でも、それが朝ドラってもんです。
し:いや、でも、そうではない朝ドラを視聴者は観たばかりなものですから。
林:いつか林家一門が朝ドラになった時は、どっちかっつーと
朝ドラ“お約束”破りの作品にしてほしいですけどね。
し:はっ、もももしかして、それを見込んで
今回はナレーターを引き受けられたのでは?
林:いや、別に圧力をかけているわけではありませんよー。
ただ、うちの母の幼少期などアニメ化もされた程ですし
昭和が受けている最近、良い題材だと思ってますけどね。
『どうもスイマセンの女房』なんてどうですか?
ヒロインは武井咲さんとか剛力彩芽さんなんてどうでせうか?
し:そ、そこまで考えてらっしゃるんですか…
林:結論
『梅ちゃん』は面白いとは言い難いが、
ツマラナイと切り捨ててしまうには惜しいものを持って
…いないこともない。
『どうもスイマセンの女房』まで辛抱強く待て!
ということですな。
し:反論したい気持ちがないこともないでございますが
お時間ですので、ここでお別れいたします。
あなたの正太郎ちゃんでした。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
浪岡正太郎でございます。
ひじゅに様が風邪がダウンしやがったものですから
今日は急遽、わたくしが代理を務めさせていただきます。
あ、わたくしのことをご存じない方は
『つばさ』を参照して下さりませ。
…正太郎ちゃんですが何か?

「マトモな娘なら」by父さん
し:イキナリお父様の過激な台詞を挙げてしまいました『正太郎ちゃんSP』
特別ゲストとして林家正蔵師匠をお招きいたしました。
林:いや、ちょっと待ってくださいよ。困りますよ。
私は仕事でやってるだけなんですから。
し:いえ、ですからちょっと、裏話なぞお伺いできればと。
林:いやいや、ですからね、立場上とても悪口なんぞ言えませんから。
し:既に悪口しか出てこない様な状況なのでございますか?
林:ととととんでもない!
真希ちゃん、カワイイですよね~。
あんなに清純で嫌味のないヒロインが他にいるでしょうか!?
し:わたくしのつばさ様への皮肉でございましょうか?
まあ、確かに真希様の梅ちゃん様はカワイイと思います。
ドジっ娘という設定もバッチグーでございます。
ただ少々強調し過ぎているきらいはございますね。
林:エピそのものは大して多くないんですよ。
私のナレーションや脇の人物達が何度となく口にするせいですよ。
今日の父さんみたいにね。
印象コントロールってヤツですかね。
し:では何故そこまで?
林:ほら、朝ドラは時計代わりだとよく言われているじゃないですか。
言葉でシツコク説明するのも朝ドラ“お約束”なんですって。
し:最近はそうでもない、マトモに観ていないと付いていけない作品も
見受けられますが?
林:それだってナレーションがない作品はないでしょ?
そーいうもんなんですよ、朝ドラってヤツは。
特に『梅ちゃん』は本来の、昔良かった朝ドラの王道を目指しているんですよ。
し:な、何だかお話がズレている様な気がしなくもなくも…
林:ドジっ娘が頑張ってお医者さんになる…良いテーマじゃないですか。
些末なことに拘ってたら勿体無いですよ。
し:で、ですから、楽しめる様に色々お伺いできたらと思いましたのでございます。
林:じゃあ、今日のお話はいかがでした?
昨日ようやく親しくなってきたサシスセソ同盟が今日は自己紹介し合って
冒頭からなかなか良いシーンだったじゃないですか?
し:全部台詞で説明かよ!?と思ってしまいましたが…
林:江美さんや典子さんの事情も全てエピにしろと?
イキナリそんなところから始まって、その後に皆が事情を知るとしたら
仲良しなはずなのに事前にそんな話もしなかったんかい!?
ってツッコミが入るでしょ?
し:そそそそれは…
でも、あれだけでは、江美様が東京の学校を選んだのは何故かとか
他にも色々と疑問は残りますけれども?
林:そんな隅々まで一度に提出する必要あります?
そーいうのは、おいおい出てくるんじゃないですか、それこそエピにして。
ま、私は作者じゃないので分かりませんけど、そこまで確認してからで良いんじゃ?
し:しかし、訛りを気にする人ですとかシングルマザーですとか
そんなにバリエーションつけなくともよろしいんじゃございませんか?
林:何もなかったらツマラナイじゃん。
ある程度、裕福な家の子達ばかりだとは想像できますから
少しは違う部分も持ってないとねえ。
し:雪子様が江美様の訛りを聞いて真っ先に出身をお尋ねになって
直後に「そんなこと気にしなくて良いじゃない」とおっしゃるのも
変と申しましょうか、だったら最初から言うなよ!という感じでございました。
林:だからそこは言葉で説明する朝ドラ“お約束”なんですよ。
同時に“仕切り屋”雪子さんのキャラを表現してもいますし。
し:イキナリ皆が梅ちゃん様の家に押しかけるのも、ご都合主義に感じられますよ。
で、いつもは寡黙な父さんがペラペラ喋り出すのも不自然な様な?
林:仕事ではあのくらい喋ってるんじゃないですか?
梅ちゃんには冷たいと思われた父さんが実は色々気にかけ心配していた
という受験前後の様子と同じですよ。
最初から熱い部分を出すのでなく、人には色々な面があることをジワジワ見せていく
なかなか面白い描き方じゃないですかねえ。
し:何だか腑に落ちた様な落ちない様な…
まあ、聖職ではなく人間対人間というお話は面白うございました。
林:反対されてばかりで、まだ父さんとジックリ話し合ったこともない梅ちゃんが
あーいう形で大切な考えを聞く…というところが良いんですよぉ。
し:何だかわたくし、疲れてまいりました…
林:大丈夫ですか?風邪じゃないですか?
し:それは、ひじゅに様でございます。
ああ、一つだけ心に残ったシーンがあったのを思い出しました。
映画を観て、お汁粉を食べている“お嬢様”達が
パンパンについて論じておりましたですね。
林:あの年頃の女の子達がパンパンに嫌悪感を抱くのは当然だけど
ちゃんと感情移入しようとする様子もあって
大きく見るならば、医者として必要な要素にも思われるし
何より、恵まれた立場の皆とパンパンにならざるを得なかった女性達との
対比が際立ちましたよね。
し:特に典子様の場合、際どい差でございますよね。
夫が戦死し小さな子供を抱えて途方に暮れる女性など
それこそ山ほどいたでございましょうからね、当時。
でも、彼女の場合は、ご両親がご健在で、かつ裕福であられた…
林:平坦で面白味のないドラマの様でいて、さり気に鋭いものを隠してますよね。
し:私、あそこで、パンパンの足元が映ったのが良かったと思いました。
まるで泥だらけの道を一人歩いてきたかの様な汚れ具合で…
林:その直前に闇市での陽造叔父さんの仕事ぶりや、それに戸惑う竹兄さん
そして、それを良く思わない父さんの様子が描かれて
で、パンパン狩りへと繋がって行くところが、なかなかの構成だと思いますよ。
し:ですが、梅ちゃん様まで連行されてしまうというのは、
あまりにもベタと申しましょうか…
林:だから、ベタ=王道を行く『梅ちゃん』なんですって。
し:先ほど、平坦で面白味がないとおっしゃったじゃないですか?
林:脳内補完はできるし良いところもあると認めているだけで
面白いドラマだとは言ってませんよ。
でも、それが朝ドラってもんです。
し:いや、でも、そうではない朝ドラを視聴者は観たばかりなものですから。
林:いつか林家一門が朝ドラになった時は、どっちかっつーと
朝ドラ“お約束”破りの作品にしてほしいですけどね。
し:はっ、もももしかして、それを見込んで
今回はナレーターを引き受けられたのでは?
林:いや、別に圧力をかけているわけではありませんよー。
ただ、うちの母の幼少期などアニメ化もされた程ですし
昭和が受けている最近、良い題材だと思ってますけどね。
『どうもスイマセンの女房』なんてどうですか?
ヒロインは武井咲さんとか剛力彩芽さんなんてどうでせうか?
し:そ、そこまで考えてらっしゃるんですか…
林:結論
『梅ちゃん』は面白いとは言い難いが、
ツマラナイと切り捨ててしまうには惜しいものを持って
…いないこともない。
『どうもスイマセンの女房』まで辛抱強く待て!
ということですな。
し:反論したい気持ちがないこともないでございますが
お時間ですので、ここでお別れいたします。
あなたの正太郎ちゃんでした。
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『カーネーション』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
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