『平清盛』第11話>琵琶 - 2012.03.25 Sun
第11話『もののけの涙』
「私なりに、この醜き世を面白う生きてまいる所存でございりまする」by清盛
“血”ゆえに辛い思いをしている崇徳帝が清盛=異母兄弟と知って
何か考えが変わるとか衝撃を受けるとかするとか思ったけど
そんな気配はなかったな…
“血”よりもやはり身分の違い、何より朝廷で生きていくこと…
そちらの方が重要ということなのだろうな。
でも、その朝廷内では“血”が問題になっている。
それで、ようやく自分の子が生まれた時に“血”による皮肉を鳥羽上皇に投げかけた?
でも、得子には敵わず(^^;)
今迄は璋子のトンデモぶり>ベタな言い方では“不思議ちゃん”?
で引っ張ってきた朝廷物語が
今度は得子により別の意味でのドロドロが展開していく模様。
璋子よりずっと分かりやすい(笑)
璋子を排除する仕方も実に分かりやすいし。
西行@義清もおかげで感情を取り戻しただけでなく、
やけにシオラシクなってしまった璋子。
最初からこういう女性で得子の野心の犠牲になったという話だったら後味悪いので
ああいうキャラにしたのかな?>いや、実際あれが面白かったし
それより今回、心揺さぶられたのは明子の死。
爽やかというより青臭さを強く感じた清盛が>こらこら
少しずつ大人びてきている上に、今回は妻への愛が前面に出ていて
つまり自分自身の悩みにとらわれていたのが他者へと心を広げているのが感じられて
より魅力が出てきたと思う。
それを引き出してくれた明子の、良き妻ぶりも今回は細かく描かれていて
(特に鱸丸…じゃなくて盛国の縁談がメインになっていたのが微笑ましく感じられた)
実はそれまでさほど興味がなかった彼女の存在が>こらこら
良い感じで迫ってきたと思う。
そうした直後の悲劇ということで、効果的。
明子の友人である時子が清盛の妻となることは分かっていたから
明子をどんな風に退場させるのか少しばかり気にかかっていたんだけど
清盛との幸せイッパイなお参りの後で
優しさ故に病人を助け、病を感染されるという…何とも言い様のない悲劇。
時子を上手いこと絡めたし>あまり大袈裟にせず、かつ子供達と絡ませてた
その前の方で、宗子・明子・家盛の妻の3人で演奏をするシーンがあったよね。
皆が口々に褒めるのは良いんだけど、物凄く説明臭くて笑ってしまった。
少年マンガのバトル・シーンで、
周囲が戦いぶりを解説しながら進んでいくパターンがあるよね。
あれを連想してしまった(笑)
後に死のシーンが入るので緩急つけるための意図的な描き方かもしれないけど。
でもって、3人の中で明子が褒められるのは最後だったのと
実際、一番目立たないパートだなという印象もあったので
後のシーンで明子=琵琶の例えがシックリした。
で、ここまでだと
いつもの様に朝廷エピと平家エピとの対照で終わってしまったかも?
でもって、やはり前者の方がインパクトが強いので
明子の死という大きな事件であっても印象は薄くなってしまったかも?
明子の死因が都で蔓延している流行病であったがため
「お恨みになるなら朝廷をお恨みなされ」
という言葉が出てきたところで両者がハッキリ結び付けられ
これからの展開に興味を掻き立てられた。
それを言ったのが盛国ってことがまた、話的に纏まりがあって面白い。
ナレーター頼朝の
「明子の死は…白河院の血が清盛に流れていることを
否応なく忠盛に思い起こさせるのであった」
というのは、よく分からなかった>アホ?
忠盛の目の前で舞子が殺されたことに重ねてる?
清盛の嘆きの激しさに人ならざるものを感じた?
それとも盛国の言葉と共に清盛の今後に生き方を指している?
ところで由良御前は今日もツンデレ。
イッパイイッパイの気持ちは伝わってくるけど
イマイチ可愛さを感じない>スミマセンスミマセン
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やっくんち
「私なりに、この醜き世を面白う生きてまいる所存でございりまする」by清盛
“血”ゆえに辛い思いをしている崇徳帝が清盛=異母兄弟と知って
何か考えが変わるとか衝撃を受けるとかするとか思ったけど
そんな気配はなかったな…
“血”よりもやはり身分の違い、何より朝廷で生きていくこと…
そちらの方が重要ということなのだろうな。
でも、その朝廷内では“血”が問題になっている。
それで、ようやく自分の子が生まれた時に“血”による皮肉を鳥羽上皇に投げかけた?
でも、得子には敵わず(^^;)
今迄は璋子のトンデモぶり>ベタな言い方では“不思議ちゃん”?
で引っ張ってきた朝廷物語が
今度は得子により別の意味でのドロドロが展開していく模様。
璋子よりずっと分かりやすい(笑)
璋子を排除する仕方も実に分かりやすいし。
西行@義清もおかげで感情を取り戻しただけでなく、
やけにシオラシクなってしまった璋子。
最初からこういう女性で得子の野心の犠牲になったという話だったら後味悪いので
ああいうキャラにしたのかな?>いや、実際あれが面白かったし
それより今回、心揺さぶられたのは明子の死。
爽やかというより青臭さを強く感じた清盛が>こらこら
少しずつ大人びてきている上に、今回は妻への愛が前面に出ていて
つまり自分自身の悩みにとらわれていたのが他者へと心を広げているのが感じられて
より魅力が出てきたと思う。
それを引き出してくれた明子の、良き妻ぶりも今回は細かく描かれていて
(特に鱸丸…じゃなくて盛国の縁談がメインになっていたのが微笑ましく感じられた)
実はそれまでさほど興味がなかった彼女の存在が>こらこら
良い感じで迫ってきたと思う。
そうした直後の悲劇ということで、効果的。
明子の友人である時子が清盛の妻となることは分かっていたから
明子をどんな風に退場させるのか少しばかり気にかかっていたんだけど
清盛との幸せイッパイなお参りの後で
優しさ故に病人を助け、病を感染されるという…何とも言い様のない悲劇。
時子を上手いこと絡めたし>あまり大袈裟にせず、かつ子供達と絡ませてた
その前の方で、宗子・明子・家盛の妻の3人で演奏をするシーンがあったよね。
皆が口々に褒めるのは良いんだけど、物凄く説明臭くて笑ってしまった。
少年マンガのバトル・シーンで、
周囲が戦いぶりを解説しながら進んでいくパターンがあるよね。
あれを連想してしまった(笑)
後に死のシーンが入るので緩急つけるための意図的な描き方かもしれないけど。
でもって、3人の中で明子が褒められるのは最後だったのと
実際、一番目立たないパートだなという印象もあったので
後のシーンで明子=琵琶の例えがシックリした。
で、ここまでだと
いつもの様に朝廷エピと平家エピとの対照で終わってしまったかも?
でもって、やはり前者の方がインパクトが強いので
明子の死という大きな事件であっても印象は薄くなってしまったかも?
明子の死因が都で蔓延している流行病であったがため
「お恨みになるなら朝廷をお恨みなされ」
という言葉が出てきたところで両者がハッキリ結び付けられ
これからの展開に興味を掻き立てられた。
それを言ったのが盛国ってことがまた、話的に纏まりがあって面白い。
ナレーター頼朝の
「明子の死は…白河院の血が清盛に流れていることを
否応なく忠盛に思い起こさせるのであった」
というのは、よく分からなかった>アホ?
忠盛の目の前で舞子が殺されたことに重ねてる?
清盛の嘆きの激しさに人ならざるものを感じた?
それとも盛国の言葉と共に清盛の今後に生き方を指している?
ところで由良御前は今日もツンデレ。
イッパイイッパイの気持ちは伝わってくるけど
イマイチ可愛さを感じない>スミマセンスミマセン
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