『平清盛』第8話>チマチマ - 2012.03.04 Sun
第8話『宋銭と内大臣』
「言えば言うだけ己の青臭さ、浅はかさを思い知らされそうな気がして」by清盛
↑自覚が芽生えてきた?(笑)
ストレートな清盛“成長”物語。
結婚もしたし、子供もできたしな。
でももう一つ関わるものが密貿易って…
何度も言うけど、ひじゅには歴史(だけじゃないけど)には全く疎いので、今回も
へえ~
平氏って密貿易なんてやってたんだ~
それで繁栄してたってわけか~
海賊を仲間にするわけだ~
てか、それ、悪者ってことじゃね?
と、素直に思ったのだった>ぇ
ここで少年マンガとは真逆の要素が関わってきた。
「俺は海賊になるっ」と清盛が叫んでいたけれど
本当に海賊だったら、盗むこと自体は犯罪でも
悪から奪い取る…という痛快な行為として描くことができる。
無頼を気取っていた時の中二病の清盛は
そうした“正義の”の側にもなり得た。
でも今の清盛は政治と密着し腐敗に加担する平氏の一員。
“成長”は、穢れていくことと見つけたり?
ま、大きな目で見れば貿易は必要なことで結果的には良いこと
…となるのだろうけど。
兎丸が掲げていた思想は
天下を取った者によって正義と悪は簡単に引っくり返る
というものだった>だよね?
早くもそれが示されてきたってこと?
反応し過ぎ?
ともかくも少年マンガだったならば
そうした悪行を見出し糾弾するのが主人公の役目(である場合が多い)
でも、清盛は糾弾される側にある。
では、糾弾する側の藤原頼長はヒーロー・タイプなのかというと
「よくもまあ細かいことをチマチマチマチマと」by清盛
なんだものな(笑)
実際、チマチマしたところが細かいエピで示されていて
ある種の神経症みたいなものかと思わせられた。
璋子や鳥羽上皇もアヤシイしな…
もしかして、少年マンガっぽいのは見せ掛けで
真の土台は『カリガリ博士』か『ドグラマグラ』だったりして?>考え過ぎ
杯から菊の花びらを取り除くところは
信心とか、人間の心の弱さとか、理屈で説明できないこと現実的でないことは
信じないタイプってことを表しているのかもしれないけど
逆にどこかで拘っているが故に病的な反応を示している様にも見えた。
佐藤義清の歌を媚びへつらいと断定するところも
芸術方面(これまた理屈を超えたもの)は受け付けないってことかもしれないし
変に過敏で潔癖症なのかもしれないし
色々解釈できて面白いところ。
まあ、佐藤義清は正反対に柔らか過ぎる人だしな。
実際に「媚びへつらい」もある様子だし
堀河局に続いて崇徳帝の心を上手いことゲットしているし。
義清が最終的なターゲットとしていると思われる璋子は
水仙が菊に植え替えられたことで少~しばかり(あくまでも、少~しばかり)
現実が見えてきた様子ではあった。
代わりに(?)得子は極端になってきているし
鳥羽上皇は内心まだまだ璋子に未練ありそうだし。
色んな人々の中で一番マトモと思われた家盛にも少しばかり影が差してきた。
無言で語られた恋人の存在。
その恋人を振り切って縁談を受ける決意をしたのは
清盛と比較して自分の立場を考えたからだろう。
そんな家盛と対比するかの様に登場した由良御前は
あまりにも分かりやすいツンデレ演技で可愛いというよりナンダカナ…だった>ぉ
彼女が慕う義朝は父親に心配させまいと取り繕った手紙を出し
無能呼ばわりされている為朝もさすがに息子の実情を見抜いてみせたけど
その義朝の実情がコミカルに描かれていたので
苦境というより、何だか楽しそうだった(笑)
ラストは妻から子供ができたと告げられ喜ぶ清盛の図ぅ―
だったけど
松ケンにリアルで子供が生まれたところなので
演じながらどんな心境だっただろうかと、そんなことばかり気になってしまった(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『おひさま』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
「言えば言うだけ己の青臭さ、浅はかさを思い知らされそうな気がして」by清盛
↑自覚が芽生えてきた?(笑)
ストレートな清盛“成長”物語。
結婚もしたし、子供もできたしな。
でももう一つ関わるものが密貿易って…
何度も言うけど、ひじゅには歴史(だけじゃないけど)には全く疎いので、今回も
へえ~
平氏って密貿易なんてやってたんだ~
それで繁栄してたってわけか~
海賊を仲間にするわけだ~
てか、それ、悪者ってことじゃね?
と、素直に思ったのだった>ぇ
ここで少年マンガとは真逆の要素が関わってきた。
「俺は海賊になるっ」と清盛が叫んでいたけれど
本当に海賊だったら、盗むこと自体は犯罪でも
悪から奪い取る…という痛快な行為として描くことができる。
無頼を気取っていた時の中二病の清盛は
そうした“正義の”の側にもなり得た。
でも今の清盛は政治と密着し腐敗に加担する平氏の一員。
“成長”は、穢れていくことと見つけたり?
ま、大きな目で見れば貿易は必要なことで結果的には良いこと
…となるのだろうけど。
兎丸が掲げていた思想は
天下を取った者によって正義と悪は簡単に引っくり返る
というものだった>だよね?
早くもそれが示されてきたってこと?
反応し過ぎ?
ともかくも少年マンガだったならば
そうした悪行を見出し糾弾するのが主人公の役目(である場合が多い)
でも、清盛は糾弾される側にある。
では、糾弾する側の藤原頼長はヒーロー・タイプなのかというと
「よくもまあ細かいことをチマチマチマチマと」by清盛
なんだものな(笑)
実際、チマチマしたところが細かいエピで示されていて
ある種の神経症みたいなものかと思わせられた。
璋子や鳥羽上皇もアヤシイしな…
もしかして、少年マンガっぽいのは見せ掛けで
真の土台は『カリガリ博士』か『ドグラマグラ』だったりして?>考え過ぎ
杯から菊の花びらを取り除くところは
信心とか、人間の心の弱さとか、理屈で説明できないこと現実的でないことは
信じないタイプってことを表しているのかもしれないけど
逆にどこかで拘っているが故に病的な反応を示している様にも見えた。
佐藤義清の歌を媚びへつらいと断定するところも
芸術方面(これまた理屈を超えたもの)は受け付けないってことかもしれないし
変に過敏で潔癖症なのかもしれないし
色々解釈できて面白いところ。
まあ、佐藤義清は正反対に柔らか過ぎる人だしな。
実際に「媚びへつらい」もある様子だし
堀河局に続いて崇徳帝の心を上手いことゲットしているし。
義清が最終的なターゲットとしていると思われる璋子は
水仙が菊に植え替えられたことで少~しばかり(あくまでも、少~しばかり)
現実が見えてきた様子ではあった。
代わりに(?)得子は極端になってきているし
鳥羽上皇は内心まだまだ璋子に未練ありそうだし。
色んな人々の中で一番マトモと思われた家盛にも少しばかり影が差してきた。
無言で語られた恋人の存在。
その恋人を振り切って縁談を受ける決意をしたのは
清盛と比較して自分の立場を考えたからだろう。
そんな家盛と対比するかの様に登場した由良御前は
あまりにも分かりやすいツンデレ演技で可愛いというよりナンダカナ…だった>ぉ
彼女が慕う義朝は父親に心配させまいと取り繕った手紙を出し
無能呼ばわりされている為朝もさすがに息子の実情を見抜いてみせたけど
その義朝の実情がコミカルに描かれていたので
苦境というより、何だか楽しそうだった(笑)
ラストは妻から子供ができたと告げられ喜ぶ清盛の図ぅ―
だったけど
松ケンにリアルで子供が生まれたところなので
演じながらどんな心境だっただろうかと、そんなことばかり気になってしまった(笑)
☆楽天もう…何がなんだか日記もヨロシクです☆

☆朝ドラ『ファイト』~『おひさま』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆

やっくんち
![]() 【送料無料】宋銭の世界 |
![]() 【送料無料】 ドグラ・マグラ 上 角川文庫 / 夢野久作 【文庫】 |
![]() 【25%OFF】[DVD] カリガリ博士【淀川長治解説映像付き】 |
スポンサーサイト